コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 鈍感王子達と平凡少女【再開しました】
- 日時： 2014/11/05 19:34
- 名前： 杏月 （ID: J7cEmcFH）
「理想の恋」って何だろう・・・？
———やっぱり分からない。
だけど、きっと「今」を無駄にしないで生きていけば見つかるはず。
初めましてか、こんにちは。
杏月です（´∀`*
この話は、成績平凡、特に目立つ存在じゃない普通の女子高校生が、王子と言われているイケメンと出会うお話ですー。
逆ハーレム話を書きたくなったらこうなりましたｗ
＊お知らせ＊
【2013年9月17日】1部が完結しました（・ω・）ノ
第2部もやるつもりですよ！
【2013年12月18日】2部終了致しました！！
3部も宜しくです（＿*・ω・）＿
【2014年1月11日】王子人気投票結果！>>676
莉乃×優里編の名場面ボイス >>739
【2014年11月5日】更新再開しました！
＊登場人物＊
白羽 柚希【はくは ゆずき】16歳
体力、頭、料理、裁縫、全てが平凡レベルな高校生。
赤原 亜紀也【あかはら あきや】
王子の一人。爽やか系男子。
青宮 優里【あおみや ゆうり】
王子の一人。可愛い系男子。
黒澤 龍貴【くろざわ りゅうき】
王子の一人。クール。
赤原 瑞希【あかはら みずき】
亜紀也の親戚。
緑真 莉乃【りくま りの】
無口＆無表情だが、すごく美人。
青宮 ユキ【あおみや ゆき】
優里の姉。
林峰 志織【りんほう しおり】
>>93を見てください。
桃堂 圭【とうどう けい】
>>168を見てください。
紫雫 雷騎【しだ らいき】
>>178を見てください。
白羽 才夜【はくは さいや】
>>215を見てください。
入川 美樹【いりかわ みき】
>>257を見てください。
メインキャラは柚希、亜紀也、優里、龍貴、瑞希、莉乃です！！（＿*・ω・）＿
＊お客様＊
・マルフォイ様
・フォルテ様【剣道少女〜未来志望なんて】
・冬の雫様【彼女の前世はシンデレラ】【逆ギレマスカレットD】
・みっしゅ様【小学生だからって甘く見ないでね。】
・桜子様【恋の歌】
・珠紀様【4人の死神と囚われアリス】
・七海様【僕と君との七日間】
・水蓮様【どう考えても家族構成がおかし過ぎやないか？】
・ひよこ様【お嬢様の隣に変態王子】
・氷麗様【氷】【裏切り体質】
・ゆるり様
・カナ様
・翼紗様【あんたは生徒会長にむいてない。】
・こけし様【柔らか駄菓子店】
・美玉様【記憶のパズル・集めるピース】
・クロにゃん＠ネギマは神様【sweet´sみたいな青春がしたいッ！】
・月の粉様【ルナと黒猫】
・あちこ様【I find you〜本当の恋〜】
・夏姫７１０様【真夏〜☆輝く君☆〜】
・ホタル様【*猫になりたい少年は旅に出る*】
・チョコ★様【放課後ロックンロール。】
・はるた様
・雪様【秘密】
・小花様
・いろはうた様【浅葱の夢見し】
・リコ様
・ムウシャ様【厨２の幼馴染と至って普通のオレ】
・帝様【捨てられロボットとひねくれ修理屋】
・りんりんご様
・るうあ様【鈍感彼氏】
・サニ。様【今日も日本は平和です】
・なぎさ様
・怜亜様
・チィク様
・音宮様
コメ有難うございます！
毎回泣いています！（つд`）。゜・。
ぜひ、【】で囲んである小説を見てください。
全部、面白くて神作です！！
誤字脱字・アドバイスなどのコメも大歓迎です！
【Twitter】
ユーザー名『＠furi1730nono』
アカウント名『杏月 爽』
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- Re: 鈍感王子達と平凡少女 ( No.29 )
- 日時： 2013/08/07 18:00
- 名前： 杏月 （ID: r6RDhzSo）
- 参照： フリーセル１７３０
近くにあるコンビニで、頼まれた品をカゴに入れる。
「えっとぉ・・・。優里くんと莉乃ちゃんは、メロンパンだったよね？」
「あぁ。んで、龍貴はおにぎり2個だったな」
「随分、質素だよね」
おにぎりの具は何でもいいと言われたから、私の好きな鮭と梅にした。
「私は・・・何にしようかな〜？」
「オレも、おにぎりにしよっかな」
亜紀也くんは、そう言っておにぎりを持ってきた。
数は、龍貴くんより1個多かった。
「じゃあ、私は瑞希ちゃんと同じ弁当にしよっかな」
私は、色んな野菜が入ってる弁当にした。
これなら、多分あまり太らない・・・かな。
「お前、こんな緑が多いの食べるのか！？」
「うん。亜紀也くんは、野菜嫌い？」
「う〜ん・・・。嫌いな物の方が多いかな」
うえーと亜紀也くんは、嫌いな野菜を思い出した・・のかな。
男の子には、失礼だけど可愛い・・・。
「じゃあ、私はこれ払ってくるね」
「おう。オレは、外で待ってるから」
そう言って私は支払い場に、亜紀也くんは外に向かった。
- Re: 鈍感王子達と平凡少女 ( No.30 )
- 日時： 2013/08/07 18:18
- 名前： 杏月 （ID: r6RDhzSo）
- 参照： フリーセル１７３０
コンビニを出て、莉乃ちゃんの家に向かう私達。
・・・また図書館の時のように、沈黙になったりしたらどうしよう。
「えっとぉ・・・。亜紀也くんって得意な教科とかあるの？」
無理矢理、話を出したけど・・・大丈夫だよね。
「え？う〜ん・・・。体育なら得意だ。英語とか数学とか、そういうのは、苦手だね」
予想ピッタリの答えが返ってきたので、面白くて笑ってしまった。
「あ！何笑ってんの！？」
「うぅん。別に！」
顔を見上げると、亜紀也くんも笑ってた。
・・・何だろう。少しドキッとした。
「そういう白羽は、どうなんだ？」
「え・・・私？」
まさか、聞き返されるとは・・・。
どうしよう。得意っていう教科なんてないな・・・。
「私、全部平凡レベルだから、得意っていえる物ないんだよね」
「平凡・・・？」
そうなのか？と、亜紀也くんが私に言った。
「うん・・・。親からもよく言われるんだ。『あんたは、何やっても普通だねー』って」
「ふぅん・・・。でも、そっちの方がよくね？」
「え・・・？」
意外な言葉が返ってきて、吃驚した。
- Re: 鈍感王子達と平凡少女 ( No.31 )
- 日時： 2013/08/08 19:46
- 名前： 杏月 （ID: r6RDhzSo）
- 参照： フリーセル１７３０
「だってさ。別に成績悪い訳じゃないだろ？」
「そう・・・だけど」
確かに悪いとも言えない成績を、いつもとっているけど・・・。
「逆に良さ過ぎても、あまり近寄れない感じがするんだよなー」
「あぁ・・・」
優秀な子と友達だと、比べられる可能性だってあるもんね。
「オレは、平凡でもいいと思うぜ？」
「っ！？」
（初めて私の性格が、褒められた・・・？）
よく分かんないけど、こんな事言われたの初めて・・・。
どうしよう。すごい、胸がドキドキする。
「どうした？顔赤いけど・・・熱か？」
「だっ・・・！大丈夫！！」
（もしかして私、亜紀也くんに恋しちゃった・・・？）
亜紀也くんに・・・。
私、恋なんてもうしないって決めたのに・・・。
- Re: 鈍感王子達と平凡少女 ( No.32 )
- 日時： 2013/08/09 12:08
- 名前： 杏月 （ID: r6RDhzSo）
- 参照： フリーセル１７３０
「帰ったぞー」
「おかえり、二人とも」
優里くんが笑顔で迎えてくれた。
しかし私は、そんな事に集中ができなくなってきた。理由は・・・好きだなんて事を、思ったら頭が亜紀也くんでいっぱいで・・。
「あれ、どうしたの？柚希。顔、真っ赤だけど」
「え！なな何でもないよ！！」
（まさか、ずっと顔赤いまんま・・・！？）
私は、両手で頬を押さえた。
あれから色んな話はしたけど、返事は「うん」ぐらいしか言ってない・・・。
「まさか、亜紀也！柚希に変な事言ったんじゃないでしょうね！」
「はぁ？何なんだよ！変な事って！！」
ギャーギャーと騒ぐ亜紀也くんと、瑞希ちゃん・・・。
しかし、そんな事も頭に入らない。
「瑞希ちゃん！私は、大丈夫だから」
「え、そう？なら、いいけど」
瑞希ちゃんは引っ張っていた亜紀也くんの服を、手から離した。
傍で、莉乃ちゃんが「・・・瑞希さん、かっこいい」なんて小声で言っていた・・・。
「早くしようぜ。俺も腹減ったし」
龍貴くんが、亜紀也くんから貰ったおにぎりを見た。
「鮭と梅ねぇ・・・」
「あ、嫌いだった？」
私は、少し焦った。
しかし、龍貴くんは冷静だった。
「いや、嫌いだったら何でもいいなんて言わねぇよ」
「そっか・・・。よかった」
- Re: 鈍感王子達と平凡少女 ( No.33 )
- 日時： 2013/08/09 17:40
- 名前： 杏月 （ID: r6RDhzSo）
- 参照： フリーセル１７３０
「じゃあね〜、莉乃。今日は有難う！」
「・・・・どういたしまして」
勉強会も終わり、帰って行く私達。
男子達は、足が速いのかもう見えなくなってしまっていた。
「バイバイ、莉乃ちゃん」
「・・・・バイバイ」
小さく手を振る姿が、小動物みたいで可愛かった。
「んー！！今日は、いつもより頑張ったな〜」
「うん。少しは頭がよくなったと思う」
瑞希ちゃんは、腕を伸ばし背伸びをした。
すると、何かに気付いたような顔をした。
「どうしたの？」
「んー。あのさ、コンビニから帰ってきた時、アンタの様子おかしかったよね？」
「えぇ！？別に・・・」
私は必死に隠そうとしたが、バレバレだった。
「女の勘ってやつよー。あれでしょ？好きになっちゃったんでしょ？」
「そそそっ・・・そんな事・・・！」
瑞希ちゃんの顔がニヤニヤしていた。
すごい恥ずかしい・・・。
「あの！私・・・恋愛は、しないって決めたんです・・・」
「え、何で？」
二やついていた瑞希ちゃんの顔が、不思議そうな顔に変わった。
「私、中学の頃に付き合っていた人がいたんだけど・・・その人にさ、『お前といても面白い事があまりない』って言われて・・・」
「そんな事言われたの？」
瑞希ちゃんは、私の前に立って吃驚していた。
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