コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- サディストが世界を救うそうです。
- 日時: 2013/09/03 12:20
- 名前: 祐 ◆HGMcvvIOCA (ID: H6B.1Ttr)
神は人に命を与えて
死神は人の命を奪い
そこに挟まれた人間は何もなす術はない。
パンっという音をたてて無駄に分厚い本を閉じてはため息をつく。本当にくだらないというかつまらない本だった。時間を返せるものならば返してほしい。
完全に気分を悪くしたまま勘定を済ませて喫茶店を後にした。
体を包んでいた冷気は消え去り、代わりにじりじり焼かれるような日差しがやってくる。
どこへ行くもなく、噴出してくる脂汗をぬぐい本を片手にぶらぶら一人旅。
変わった白髪が人目を引いて涼しげな碧眼に女か、と言わせてしまうほどの白い肌正に‘美男子‘な俺、
浅塚一夜はふとスマホの画面をタップしてみると表示された文。目で追ってはニヤっと口角を上げた。
返信しようとした時、周囲が騒いだ、というが悲鳴を上げていた。
何事か、と人々は顔を上げ、俺もそらを見上げる。そして目に飛び込んできたすぐそこまで迫ってきている
鉄パイプ − 。
「 わお」
それが人生の最後を締めくくった言葉だった − 。
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- Re: サディストが世界を救うそうです。 ( No.1 )
- 日時: 2013/09/03 12:31
- 名前: 祐 ◆HGMcvvIOCA (ID: H6B.1Ttr)
初めまして、祐(偽名)←当たり前wです
ふらりと検索してなんとなーくやってみたくなって今に至ります、えーまぁーうん。
変な小説だけどみてってもらえたら、何よりッスねww
いやはや…小説ってどうやって書くんスかね?
誰か俺に小説の書き方を教え((
つぅーことで、まぁのんびりしていってください。
- Re: サディストが世界を救うそうです。 ( No.2 )
- 日時: 2013/09/03 13:09
- 名前: 祐 ◆HGMcvvIOCA (ID: H6B.1Ttr)
‘生まれ変わり編‘
目が覚めるとそこは、俺の顔を覗き込む医師でも家族でも
ましてや病院の清潔感ただよう天井でもない。
それで必死に頭をふる回転して必死に思い出そうとする。
ああ、そう、そうだ。
「佳代子」
そうに違いないと自信満々に俺の顔を覗き込んでくる女に言う。
が、女ははぁ?という表情を浮かべて俺を怪しげに
見つめてくる。オイオイ、俺に向かってたいした度胸
だな。
「…頭大丈夫?」
いや、こっちが聞きたいね。
俺は腹筋をつかって起き上がり薄笑いを浮かべる。
「そっちこそ、黒のローブに鎌って死神のコスか?随分マニアックだな」
女は眉を吊り上げて、鎌を俺に向かって突き出してきたが
反射的に避ける。作り物にしてはよくできている。
「…なるほど、アンタが此処に送り込まれた理由がよぉくわかったよ」
はぁと呆れたように女はうんざりと言う。
「いい?アンタ死んだの。そんでアンタ今日から死神だから」
あらー、俺死んだのか。鉄パイプのしたじきで人生終わりって
悲しいなーww。
平然と表情を崩さない俺に女はなにやら手帳のようなものを
だして奇妙な声を上げる。
「うげ… アンタ見かけによらずスゲーことしてたのね〜」
どのことかありすぎて困るが別にどうでもいい。
今になって辺りを見渡してみるとここは一見普通のシンプルな
部屋。真っ白な壁紙に普通の机、俺がいる普通の黒のベット
クローゼット、少々殺風景過ぎるが別に変わったところはない。
まぁ、変わったことといえば、この女だけだ。
「んで、死神やってくれるよね?」
ニコっと笑顔で言われるが、俺もニコっと満面の笑みで返す。
「断る」
- Re: サディストが世界を救うそうです。 ( No.3 )
- 日時: 2013/09/03 13:16
- 名前: なりなり (ID: X0VICqdz)
はじめまして、なりなりといいます!
いやー面白いですねッ!!死神とか大好きなんですよー
次回もまた来ます 更新頑張ってください!
- Re: サディストが世界を救うそうです。 ( No.4 )
- 日時: 2013/09/03 13:36
- 名前: 祐 ◆HGMcvvIOCA (ID: H6B.1Ttr)
女は嫌な顔をしながらやっぱりなとつぶやく。
死神なんてめんどくせーってか俺まじで死んでんの?
「お前じゃ話になんねーから他の奴よんでこいよ、できるだけドMな」
じゃ、と俺は寝転ぶと女はなにやらギャーギャー騒いでくる。
「誰が。つかドMである必要性ないだろーが!」
耳にキーンと大ダメージをおった。
まじでさっきからうるせー女だな。
むくっと起き上がり、女に近づく。女は本能で危険を察知さたのか
後ずさりして警戒してくる。
そんな女に構わず俺は口を開く。
「じゃ、さっさと詳しく話せそれによってやってやってもいいぜ」
上からモノをいう俺に女は気に入らないのか唇をかんで説明をしてくる。
それをまとめたらこうだ。
鉄パイプで俺死亡。まぁ俺は天国にいけるはずもないのだが生憎
地獄はもう定員オーバー。かといって俺が天国に行ったら大変なことに
なる、というわけでもう死界の住人にしちゃえというわけで俺は
死界に送り込まれ、俺の世話役に抜擢されたこの女、
ルーゼン・バルクことルーゼンが起きるまでずっと傍にいた、
「ほお。俺ラッキーじゃん」
ヘラヘラと笑って再度ベットの上に座る。
まぁ地獄よりかはいい。死神にでもなんでもなってやるか…
ん、待てよ。この女仕えるかも。
ニヤっと口角をクっとあげて提案する。
「死神、なってやる代わりに…」
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