コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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I find you 〜本当の恋〜【20章 更新しました♪】
日時: 2013/10/21 03:07
名前: あちこ (ID: BoToiGlL)

みなさん初めまして、"あちこ"と申しますっ(^^*+)
ここで小説書くのは初めてなんでどうぞよろしくお願いしますね(=´∀`)人(´∀`=)

感想、アドバイス頂けたら凄く嬉しいです!!
ぜひお願いしますっ((‾▽‾))*+
コメくれた方、ぜひ小説覗かせてもらいますね☆

【10月21日現在☆参照330突破!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆】
皆さんのおかげです、ありがとうございますっ!♪

*・゜゜・*:.。..。.:*・・*:.。. .。.:*・゜゜・**・゜゜・*:.。..。.:*・・*:.。..:*・゜゜・
☆プロローグ☆ (side 奈津)>>1
*第1章 友達を追いかけて* (side 奈津)>>2
*第2章 知り合い* (side 奈津)>>3
*第3章 友達の友達*(side 奈津) >>4
*第4章 止められない*(side 奈津)>>7
*第5章 夏休み*(side 奈津) >>8
*第6章 一通のメール*(side 奈津)>>9
*第7章 バイト*(side 晴希)>>10
*第8章 偶然*(side 晴希)>>15
*第9章 初めての彼女*(side 晴希)>>16
*第10章 裏切り行為*(side 晴希)>>17
*第11章 偽り*(side晴希)>>18
*第12章 会いたい*(side奈津)>>29
*第13章 君の隣で*(side奈津)>>30
*第14章 女のカン*(side 奈津)>>50
*第15章 トラウマ*(side 晴希)>>60
*第16章 何も知らない*(side奈津)>>66
*第17章 変化*(side奈津)>>71
*第18章 決意*(side晴希 )>>72
*第19章 幼馴染の優しさ(side晴希)>>74
*第20章 解決策*(side晴希)>>78

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Re: I find you 〜本当の恋〜 ( No.1 )
日時: 2013/09/12 16:07
名前: あちこ (ID: mnvJJNll)

☆プロローグ☆

期待なんてして無かった

付き合えるなんて思っても無かった

ただ''好きなだけ''で良かった

そう思っていたはずなのに、いつからか欲張りになって…

自分の気持ちを伝えずにはいられなかった

…あんなことになるって知りもしないで

始めはね、少しだけ後悔もしたんだよ

だけどね、今になるとね思うんだ

あの時気持ちを伝えてて、

君を見つけ出せて…好きになって良かったな…って。

Re: I find you 〜本当の恋〜 ( No.2 )
日時: 2013/09/15 11:08
名前: あちこ (ID: mnvJJNll)

*1章 友達を追いかけて*(side 奈津)

一生懸命勉強して塾にもかよって、
学校が終わったら友達と毎日のように勉強会して…
普段から全く勉強なんてして無かった私にとって
中学3年の後半はかなりの地獄だった。

勉強に全く興味も関心もなかった私だけど、
親友の結衣とは同じ高校に行きたいと思ってた。
結衣の第一希望の高校はそこまでレベルの高い高校じゃなかった。
だから、普段から最低限の勉強をしてた結衣は
高校受験だからといってそこまで勉強しなくても平気だった。

もちろん私が結衣と同じ高校に行くには
かなりの努力が必要だった。

毎日毎日結衣に勉強教えてもらって、
それで、やっと先週から念願の高校生。

私も結衣も見事に合格。
また結衣と同じ学校に通えると思うと嬉しくて仕方なかった。

「あー奈津、おはよ!」

「おはよー結衣」

朝は毎日結衣と一緒に登校してる。
いっつも結衣の方が来るの早いんだけどね…。

「奈津、急ごう?ギリギリだよ!」
「うん!!!」

結衣はいつも私がどんなに来るの遅くても怒らない。
分かってくれてるからだよね…私が朝は苦手な事。
本当に結衣は優しい。
そんな結衣が私は大好きだし大切な友達と思ってる。

だから、私は結衣と同じ高校に通いたかったんだ。


でも、もう少し先に私は
結衣と同じこの高校に来たことに
他の理由で、"この高校にきて良かった"と思う事になるんだ。

Re: I find you 〜本当の恋〜 ( No.3 )
日時: 2013/09/13 22:19
名前: あちこ (ID: mnvJJNll)

*2章 知り合い*

高校に入って一週間が経った頃。
クラスはいくつかのグループに分かれるようになっていた。
もちろん女子なんて言うまでもなくきっぱり分かれてた。

全部で8クラスもあるなかで結衣と同じクラスになることなんて
ふつうに無理だった。

まあ一応クラスに友達は出来た。
特に派手でもなく、おとなしくもなく。
ほんと、普通の子だった。

さらさらロングの大人っぽいカオリ。

「あ、おはよーカオリ」
「おはよ、奈津」

カオリとはクラスで唯一仲いいけど
まだそこまで親密な訳じゃない…。

体育は一緒にいくし、
トイレだってついていくし、
お弁当だって一緒にたべる。

だけど、
放課後の買い物はついてかないし、
休みの日遊びに行こうとは言わないし、
晩ご飯を一緒に食べに行ったりはしない。

ほんと、一人を避ける、、、みたいな関係。

隣の席は、大人しそうな女の子。
反対は、イケメン少年…
前は、イケメン少年の友達っぽいひと。

後ろはいない。
私が1番後ろだし、、、。

授業中は誰ともしゃべらなくて
ひたすら机に向って寝てるだけだった。

だから学校が終わるのもはやかった。

学校が終わったら、いつも結衣が私のクラスにやってくる。

「奈津ー、おまたせ!」

そう、こうしていつも教室にはいってくる。

「結衣、今日早いじゃん」
「うん、SHR終わんのはやかったんだあー」
「なるほどね!じゃ、帰ろー」
「うん、そうだね!あ、かえりにコンビニよってー・・・・きゃっ、、いたっ」

目の前では結衣が倒れてる。

「えっ?結衣、大丈夫?!」
「あ、うん。ぶつかったみたー…」
「ごめん!!大丈夫??」

え…。
目の前にはイケメン少年の友達がいた。

「う、うん平気だー…えっ、祐介!?」
「え…うそ、結衣!?」

ん?どういうこと??
イケメン少年の友達と結衣…知り合いだったの!?

「おい、祐介早く用意してー…なにしてんの?」
「お、晴希。ちょっときてよ」

…どういうことなの?
二人は結衣の知り合いだったの!?


Re: I find you 〜本当の恋〜 ( No.4 )
日時: 2013/09/13 14:03
名前: あちこ (ID: mnvJJNll)

*3章 友達の友達*

どういうことなの?
結衣と二人は知り合い…!?

「晴希、ちょっと来て!」
「ん?何……えっ…もしかして…」
「そうだよ、結衣だよ!!結衣も同じ学校だったんだよ!」
「…久しぶりだね、晴希!祐介!」
「本当にすげえ久しぶり!なあ、晴希!」
「結衣、変わってねぇな」

どういうことだろ…全く話が読めない…
三人はもともと友達ってこと?
久しぶりって言ってたし…

そんな風に一人で状況を理解しようとしていると
結衣が私に一から説明してくれた。

「奈津、あたしと祐介と晴希はもともと幼稚園と小学校がおんなじだったの。それでねー・・・」

それで、幼稚園の時から親同士が仲良かったらしいけど
中学がはなれたんだって。
結衣は私と同じこの辺の中学に通う事にしたらしいけど、
二人は私立の中学にいったんだって。

中学離れてからはお互い忙しくってメールや電話をたまにするぐらで
全然会ったりはしてなかったそう。

最近は連絡もとってなかったらしくて、お互いに高校が同じだってことは知らなかったらしい。

「ー・・・ってことなんだけど、おどろかしてごめんね…」
「ううん、大丈夫!…また同じ学校通えて良かったじゃん!」
「…うんっ!きっと奈津もすぐ仲良くなれるよ」

すぐ仲良くなれる…か…。
入学して一週間たとうとしてんのに…そんな気配全くない。
それどころか、祐介君は前で、晴希君は隣なのに…。
本当なら1番仲良くなりやすい席なのに…。

「どうかした…奈津??」
「ん、ううん…」
「あー、奈津って''来るもの拒まず''って感じなのに
自分から話しかけるの苦手なとこあるもんねー…」

結衣…わかってくれてたんだ……。
誰も気付いてないと思ってた。

「結衣…しってたんだね」
「当たり前だよー知り合ってもう4年目だよ?
そんくらいわかるよ??」

やっぱり結衣は最高だよ。
私の大切な親友だ。

「へぇー、羽瀬川さんってそんな風に笑うんだね!
俺笑ったとこ初めて見たかも!!」

「え…う、ウソ。そうかな?」
「うん、何かねーいつも笑ってる時は作り笑っぽいから。
そんな風に心から楽しそうにしてんの初めてみたよ!」
「あ…私打ち解けんのに結構時間かかるんだあ…
だからなかなかクラスでも友達できなくてさ…」

って…私何言ってんだろう。
初めて喋った人にこんな話……
いくら結衣の昔からの友達だからって。

「羽瀬川さん、改めまして…俺は森下祐介。よろしく!」
「私、羽瀬川 奈津!よろしく…祐介くん!」

明るくていい人そうだな、、、
仲良くなれたらいいなあ。

「羽瀬川さん、こいつに君はいらねぇよ?」
「…え?」
「あぁごめん。俺、白石 晴希!よろしくっ」


あ……イケメン少年の!!!

「ありがとう、晴希君!」
「俺も晴希でいいよ。もう友達なんだしっ」
「友…達……?」
「うん、だって友達の友達だし…俺らも友達じゃない?」

友達の…友達…

目の前にはイケメン少年が…晴希が笑ってそう言っていた。

「うん、友達!」
「あーズルいって晴希!俺が先に仲良くなったのにー。
;羽瀬川さん、俺も友達の友達だから友達だよなっ??」

イケメン少年の友達…祐介が必死で私にそう言ってきた。

「うん!祐介も晴希も、今日からよろしくね!!
私の事は…苗字でも名前でも適当に呼んでね」

「じゃ、俺なっつーって呼ぼーっと!」

なっつー…!!?

「本当祐介はネーミングセンスないんだからー…」

結衣があきれながらそう言った。

「いいじゃん"なっつー"って可愛いじゃん!
晴希も"なっつー"って呼んだら?」

「え…んー俺はいいや…」
「なんだよーお前まで否定すんのー!?」

晴希はじっとこっちを見て言った。

「奈津…でいい?」

一瞬、頭が真っ白になった。

「あ、いや?嫌ならおれも…」
「嫌じゃないっっ!!!」

とっさに口から出た言葉。

「ん。じゃあ、よろしく、奈津」
「よろしく…晴希」

おかしい。
ただ…名前呼ばれただけなのにこんなに嬉しいもんなんだ…。

「じゃ、奈津!このまま4人で帰る??
二人とも家近いんだー♪」

タイミングを見計らって結衣が私にそう言った。

「うん、皆でかえろう」


そして私たちはその日から自然と毎日一緒に帰る様になり
私が、祐介と晴希と仲良くなるのに、
そんなに時間はかからなかった。



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