コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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【第17話更新!】依頼屋ストロギア【物語は急展開】
日時: 2013/12/10 06:33
名前: 空銃 (ID: ncyYlurw)

参照200突破記念に、恋愛短編を書きたいと思います。
それでですね、カップルを選んでいただきたいです。
詳しくは、>>53


初めまして、空銃(スカイガン)です。
小説を書く、というのが初めてでして、どうなるのか分からないのですが
皆様の小説を参考にし、自分も書いていて楽しい小説にしたいと思います。

一日一話更新したい!っていうのが本望なのですが、たまに更新できない時もあります。
ごめんなさい。なるべく頑張ります。

ストロギアラジオが新しくスタートしました!
質問、イラストなど、大大大募集です!
小説のネタバレになるもの以外は、何でも答えます(慎達が


〜出来事〜

H25/11/10 参照100突破! 記念に新コーナーを書きたいと思います 詳しくは>>25

H25/11/12 ストロギアラジオスタート! 質問やイラストなど、大募集です!

H25/11/24 参照200突破! 恋愛短編を書きたいと思います。詳しくは>>53

H25/12/9 参照300突破! 何をするかは決まって……無いw

〜目次〜

第1章 「依頼屋ストロギア編」

プロローグ >>4

第1話 >>5

第2話 >>6

第3話 >>7

第4話 >>8

第5話 >>10

第2章 「幽霊屋敷探索編」

第6話 >>14

第7話 >>16

第8話 >>18

第3章 「水龍撃退編」

第9話 >>24

第10話 >>29

第11話 >>35

第4章 「ストロギア・ナイト編」

第12話 >>38

第13話 >>39

第14話 >>56

第15話 >>63

第5章「VS十二家来」

第16話 >>75

第17話 >>76

登場人物 >>1

能力一覧 >>3

ストロギアラジオ >>27

ストロギアラジオ2 >>66

作者の気ままに色々書いてみるー.1 >>9

作者の気ままに色々書いてみるー.2 >>13

作者の気ままに色々書いてみるー.3 >>25

凛のイメージ画 >>42

玲華のイメージ画 >>44

楓のイメージ画 >>45

桜のイメージ画 >>46

誠のイメージ画 >>47

慎のイメージ画 >>48

仁のイメージ画 >>49

蓮のイメージ画 >>52



〜お客様〜

ゆん様

フウカ様

いろはうた様

杏月様

ユっち様

りんりんご様

コーラマスター様

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Re: 依頼屋ストロギア ( No.3 )
日時: 2013/11/29 22:22
名前: 空銃 (ID: ncyYlurw)

〜能力一覧〜

NO.1 女神の蒼水(ハイドロ・ハンドル) 

自由に水を作り、操作する事が出来る。
攻撃用水、回復用水の二種類がある。

No.2 限界突破(オーバー・リミット)

自分の体力、俊敏力、知力などの様々な自分の力を増幅する。
その名のとおり自分の限界を超える為、使用後はとてつもない負担がかかる。

No.3 空想世界(ファンタジー・ワールド)

自分の空想の世界に相手や仲間、物を引きずり込む。
勿論、自分も引きずり込める。

No.4 瞬間計算(モメント・カリキュレイト)

全ての事を数式に置き換え、瞬時に計算する。
計算式は使用者本人にしか見えない為、どんな計算式かは不明。

No.5 天候変化(ウェザー・パニック)

雷、竜巻、日照り、大雨など、天候や気象を変化させる。
笛のメロディによって決まる為、笛が無いと能力が発動しない。

No.6 無重力(ノー・グラビティ)

念じた物や、念じた人だけ、重力を感じなくさせる。
別名は「どこでも宇宙空間」。

No.7 時空移動(トランスゲート)

ストロギアの専用機器により、普通の世界と、ストロギアのある世界を行き来する事が出来る。

No.8 変幻自在(メタモルフォーゼ)

自分の思い描いた物や人に変身する事が出来る。

No.9 巨大なる盾(アース・シールド)

自分の目の前に巨大な盾を召喚する。

No.10 超医療術(エンジェルヒーリング)

能力を発動すると、周りの、自分が味方だと判断した者の体力を回復する。


Re: 依頼屋ストロギア ( No.4 )
日時: 2013/10/20 18:29
名前: 空銃 (ID: NHSXMCvT)

プロローグ

何も無い町の、なんでもない風景。
俺はそれを静かにながめていた。

って、どうして俺、マジで電車のったんだろう。


俺はどこまで来たのだろう。

なんてバカなんだろう。
施設の人には「ちょっと出かけてくる」だけで済ましてしまった。
自分を変えたいって理由だけで、見知らぬ土地まで一人で行くなんてむしろ尊敬するよ、自分に。

公衆電話で電話しようとも思った。
でも、施設の電話番号知らない。
他に電話する人もいない。

あーあ、マジでここどこだろう。
これで電車を乗り換えるのは何度目だろうか。
腹が減った。のどが渇いた。
もう俺どうしよう。

数々の事が頭を巡る。
すると、丁度終点に着いた。

着いた所は『鳳凰町』。
見た事も、聞いた事も無い。
だが、また乗り換えてもどうせ同じだろうと思い、駅を出る。


適当に歩き続ける。
腹の減りが限界に達しそうな時に、俺は二人の男女に声をかけられた。

「君、ちょっといいか」

「話したい事があるんやけど」

メガネをかけたイケメンと、関西弁の美少女だ。
何者だ、この二人は。
怪しい、怪しすぎる。

でも、今となってはこの二人に声をかけてもらわなきゃ俺はどうなってた事か。

「あ……、はい、何ですか?」

「アンタ、依頼屋やってみる気、あらへん?」

「依頼屋?」

「ああ、まぁ、その名のとおり、頼み事を解決する仕事だな」

依頼屋……。
スーパー怪しい。
だが、二人共真面目な顔をしている。
なんだか分からないが、面白そうだな。
あ、いい事考えた。

「よく分からないんで、依頼屋に行って、依頼屋で働いている人達全員を見て考えたいです」

「まぁ、それもいいな」

「あと……今、凄い腹が減ってて、何か食べさせていただきたいなーと思いまして、すいません」

「まぁ、それは桜が作ってくれはるわ」

「ありがとうございます! それで、その依頼屋はどこですか?」

「ああ、それなら大丈夫だ。 俺の肩に手を置いてくれ」

「え? はい、わかりました」

言われた通りにすると、目の前が真っ暗になった。

目を見開くと、大きな家に着いていた。

「ここが、依頼屋ストロギアだ」


ここが依頼屋……。
名前はストロギアっていうのか。

俺は、一つ聞いてみた。

「こんな所、さっきまで見当たらなかったですよね……?」

「まぁ、それは中で話すわ。ほら、こっちやで」


そう案内され俺は、依頼屋ストロギアの中に入った。







Re: 依頼屋ストロギア ( No.5 )
日時: 2013/10/20 21:09
名前: 空銃 (ID: NHSXMCvT)

第1話 

中へ入ると、そこにはメガネと関西少女以外の、5人の男女がいた。
俺を依頼屋に誘った二人以外は、黙ってこちらを見ている。
その内の一人、一番年上っぽい男が口を開いた。

「誠、楓。この人は誰なの?」

すると、待ってましたと言わんばかりに、関西弁の少女は自慢気に話した。

「よっくぞ聞いたくれたわ!」

話から推測するに、この少女の名前は楓と言うのだろう。
そして、こっちのメガネは誠と……。
まぁ、それぐらい誰でも分かるか。

「この人こそ、依頼屋ストロギア、8人目のメンバーや!」

ん?ちょっと待て。勝手にメンバーにされてる。
おかしいぞ、俺は詳しく話を聞いてから……。

「あの……、まだメンバーと決まった訳じゃ……」

そう俺が話し終わる前に、さっきの男は嬉しそうに俺の手を握った。

「おおー! 君が新しいメンバーか! よろしくね!」

「え、だからまだ決まった訳じゃ……」

そういいながら横を見ると、誠と楓がニヤリとしてこっちを見ている。

クソォ……、メガネと関西弁め……。

すると、ソファに座っていた俺と同い年くらいの女の子が、ある提案をした。

「そしたら、緊急会議で自己紹介をしなきゃ! 名前も知らないメンバーなんて嫌だからね」

確かに。と俺は思った。
まだ誠と楓しか俺はメンバーの名前を知らない。
そもそも、俺の名前をまだ誰にも教えてない。
そして、緊急会議って何だ?

「あの、緊急会議って何ですか?」

すると、さっき自己紹介の提案をした女の子の隣で大福を4つもたいらげていた少年が説明をしてくれた。

「緊急会議っていうのは、何かメンバーで話し合わなきゃいけない事が出来た時に、緊急でメンバーを招集して、話し合う事だよ。まぁ、今は全員ここにいるから、招集する必要はないけど」

成程、会議ねぇ……。
案外面白そうだ。
入る気は余り無かったけど、もう勝手にメンバーにされちゃったし、頑張るしかないな。

「あ、桜! もうそろそろお昼だし、ご飯作ってよ。会議中にでも食べよ」

おい、さっき大福4つも食ってなかったか……?
この痩せた体型のどこにそんな胃袋があるんだ……。

すると、一人の、俺より一つ二つくらい年上の女性が、しょうがないわねと言った顔で返事をした。

「はいはい、分かったわ。」

この人が桜、か。そういえばさっき楓が、桜が料理を作ってくれると言っていたな。

俺等は、桜の作る昼食を、会議を始めながら待った。



Re: 依頼屋ストロギア ( No.6 )
日時: 2013/10/21 18:27
名前: 空銃 (ID: NHSXMCvT)

第2話

少し待つと、桜の昼食が出来上がった。
グラタンだ。プロみたいな出来栄えである。凄ェ……。
俺はさっきも言ったとおり腹の限界なので今すぐにでも食べたかったが、一人だけそんな事は出来ない。
とりあえず、自己紹介が終わってから、昼食という事になった。

「じゃあ、まずは君から自己紹介してよ」

と言ったのは大福くんだ。大福くんというのは、勿論さっきの大福を4つもたいらげた少年の事だ。

俺はとりあえず、席を立って、皆に自己紹介をした。

「神凪 慎。17才です。好きな事は歌、かな。聴くのも歌うのも好きです」

そう。神凪慎が俺の名前である。
自分で言うのもなんだが割とかっこいいと思う。

「じゃあ、次アタシね! 私は水樹 凛。慎君と同じ、17才! 好きな事は走る事かな? よろしくね!」

と言ったのは自己紹介を提案した女の子だ。
やはり同い年だった。ショートヘアが似合う美少女だ。

「んじゃあ、次は僕かな。僕は大神 仁。僕も17才だよ。好きな事は食べる事。よろしくね」

大福くんだ。やっぱり食べる事が好きなのか。
しかし、どこから見てもやせ型の美少年だ。食べた物はどこにいくんだろう。

「次、私ね。私は白石 玲華! 私も17才よ。好きな事は、ピアノと、妄想かしら」

この子はまだ一回も喋ってないな。お嬢様みたいな巻き髪ロングの美少女だ。妄想が好きって、大丈夫か?

「俺か。俺は空野 誠。皆と同じく17才。好きな事は、読書、かな。」

メガネだ。コイツ、読書が好きとか、えらく真面目だな。
クールでかっこいいけど。

「次、ウチやな! ウチは鈴鳴 楓。 これまた17才やで。好きな事は、漫才やなー」

THE・関西少女!って感じか。
漫才が好きなのか、見るのがか、するのかが分からないけど。

「次は私ね。私は一条 桜。19才よ。好きな事は料理、かしら。よろしくね」

俺より2才年上だったのか。どうりで大人っぽいと思った。料理はプロ並だし、好きなのも分かるな。

「最後は俺だね。俺は赤城 蓮! 桜と同じ、19才だよ。この依頼屋ストロギアのリーダーです。好きな事はドライブかな。よろしく!」

さっきの一番年上っぽかった人だ。
やっぱり年上か。19で免許持ちか。
かっこいいな。

これで、8人全員の自己紹介が終わった。
これからこの7人と依頼を引き受けていくのか。
あれ、そういえば依頼ってどんなのを頼まれるんだろう……。

「あの、蓮さん。依頼ってどんなのを頼まれるんですか?」

「あ、堅苦しいから敬語使うなよな。今日からもうずっとここで暮らす、いわば家族なんだから。あ、あと依頼ね。例えば……」

依頼内容を聞いた時、俺は、本当にこんな所で働いていいのか、とも思った。

Re: 依頼屋ストロギア ( No.7 )
日時: 2013/11/03 22:11
名前: 空銃 (ID: NHSXMCvT)

第3話

「依頼は……と、今届いてるのだと、幽霊屋敷の探索と、水龍の撃退くらいかな」

はい?何幽霊屋敷って。水龍とか、聞いた事すらない……。
マジで頭大丈夫か。ここ、日本だよなぁ……?

「あのー、水龍とかって何なんですか? あ、何なの?」

「慎、水龍も知らないの? あ、そっか。新入りだったなぁ。まだこのストロギアの説明もしてなかった」

「うん、もっと詳しく教えてよ」

「あぁ、OK」

「慎がここに来る時、一瞬気を失った感じになっただろ? そして目を見開くとここについてた……。ここまでいい?」

確かにそうだ。目の前が真っ暗になって、気が付くとここについてた。

「その間に、慎は、時空移動をしているんだ」

「とらんすげーと?」

「うん。普通に毎日生活している世界から、この依頼屋ストロギアがある世界にワープした、って所かな」

「いやいや、何言ってんの?じゃあここは、鳳凰町じゃ無いって事……?」

「うん、だから、水龍とかがいるって訳」

「嘘。マジで? じゃあ何で、このストロギアのメンバーは普通の世界の人じゃないの?」

「いや、俺らも普通の世界で生まれた普通の人間だよ。俺等は、これを使って、世界を行き来してるんだ」

すると蓮は、腕に付いている時計みたいなものを見せた。

「ここのボタンを押すと、世界を移動出来る。あ、慎にもあげないとね」

俺は、その時計を受け取った。後で試してみるか。

「まだたくさん質問があるけど……。何でこの時計持ってるの?」

「いやー、それは分からないんだよ。俺がこの依頼屋ストロギアに加入した時には、前のリーダー達が持ってたから。初代のリーダーが誰かは分からない」

「ふうん……。後、ちょっと関係ない質問だけどさ、何で蓮、だけじゃなくて他のみんなもストロギアに加入したの?」

「みんな事情があるんだよ。慎も、誠に誘われたって事は、何か事情があるんだろ? 誠は、事情がある人と普通の人を見分けられるんだよ。そしてぞの事情を言いたくない奴もいるかもしれないじゃん。だから、それは余りみんなに聞かないほうがいいぞ」

「うん、分かった。」

ここで大体この世界と普通の世界の大まかな説明は聞いたか……。
あ、でもまだ質問する事があった。

「まだ信じられないけど……。まぁいいや。でも俺等の力でどうやってその水龍ってのを撃退するの?」

「そこで、この世界の、普通の世界とは違った特徴がある。」

何だ?この世界の特徴って……

「それは、能力だ」

「能力? 能力って、アニメとかで使うビームとか?」

「まぁ、そんな感じかな。メンバーそれぞれ能力は違ってるけど、どれもまぁ役立つものになってるよ。それを使って、水龍や他の獣とかとも戦うんだ」

「益々凄い事になってるなぁ……。で、俺の能力は何なの?」

「それは、あそこにある能力測定器で分かるよ。詳しい事は誠に聞いて」

「分かった」

俺は、つまらない日常に訪れたワクワクと、恐ろしい獣と闘うドキドキで、ストロギアのメンバーになってよかったと思った。


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