コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 祈りの音〜記憶の幻想曲〜
- 日時: 2014/01/23 10:29
- 名前: あんず ◆zaJDvpDzf6 (ID: hujSVxra)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=35393
こんにちは。
コメディ・ライトで『今、あなたに声が届いたら。』
シリアス・ダークで『琥珀姫之永久物語』
同じくシリアス・ダークで『祈りの音〜記憶の幻想曲〜』
を書いています!
あんず、または結羽凛、と申します(`・ω・´)キリッ
はい、この小説、『祈りの音〜記憶の幻想曲〜』は、
シリアス・ダークでも書いているものです。
ただ、プロローグや細かな文が少々違います。
この度上記のように、シリアス・ダークでも新しく
この小説と同じものを書き始めたのですが…、
よくよく考えれば、これはシリアスありますが、
なんとなくコメディライトで良いと思ったのです。
なので、こちらで書いてみよう!と思い至りました←
いずれは、シリアス・ダークを放棄して、
こちらの小説を本家にします。
というかもうすでにこっちが本命ですかね…。
こんなバカですが、よろしくお願いします。
《attention》
○荒らし・ナリス・エロ系の方はご退場ください。
応援コメント大歓迎です!
○更新速度、とにかく遅いです。
基本的に読むのが専門なので、
どきどきフラッと来てはまた放置…です。
一ヶ月放置もざらにあります←
○私は一応、学生なので急かすコメ等は
お止めください。
作者は非常にナイーブな生き物です。
○もう一人、幽霊になりつつありますが、
『銀☆魂カグラ』という人も書くことがあります。
しかしそうそう来ません。
○以上の注意事項を守ってください…。
《contents》
>>0000 注意・前置き
>>0001 プロローグ >>0004 登場人物・用語説明
>>0005 第1話 >>0008 第2話
《special guest》
○なぎさ様
○チャルトン様
《special project》
未定です。
もう少し物語が進んだら…。
ここまでお読みくださった皆様、ありがとうございます。
えっと、とても駄作ですが、よろしくお願いします。
お楽しみいただければ幸いです♪
※上のURLはコメディライトで執筆中の、
『今、あなたに声が届いたら。』となっています。
そちらもお読みくださると嬉しいです。
──‥*※*‥──
2014年1月21日 スレッド作成しました。
- プロローグ『未来』 ( No.1 )
- 日時: 2014/01/21 16:17
- 名前: あんず ◆zaJDvpDzf6 (ID: lTUNLL8H)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2a/index.cgi?mode
ではでは、プロローグです。
──‥*※*‥──
暗い展望台に俺と君は立っていた。
空にはこれでもかと言わんばかりの星々。
そこに意味はなく、ただ綺麗だと思った。
隣には君が立っている。
繋いだ手が、とても暖かかった。
ふと、君が口を開いた。
『綺麗、ですね…』
──ああ、そうだな。
君の長く黒い髪が、風になびく。
『でも、なんだか怖いです。』
──怖い?なんでだ?
『吸い込まれそうな気が、しませんか?』
──なるほど、な。
それきりまた、会話は途切れる。
また二人で空を眺めた。
何をするでもなく、ずっと眺めていた。
君を見ると、その大きな瞳にはたくさんの星が
キラキラと映って見えた。
まるでそれが、宇宙のようだった。
突然、繋いでいた手がなくなった。
見れば、君は青い光になっていくところだった。
別段、驚かなかった。
きっとこれは、決まっていること。
何をしたって、君は行ってしまう。
『さようなら、ですね。』
──どこに、行くんだ?
『さぁ?わかりません。』
──怖くはないのか?
君は答えずにクスクスと笑った。
俺はそっと、消えつつある手を握った。
『じゃあ、さようならです。』
──じゃあな。どうせ、止めても行くんだろう?
君はまた、微笑んだ。
そしてそっと、その手を離す。
手を離した瞬間、何かものを言う暇もなく、
君は夜空に溶けてしまった。
──まったく、何を思って消えたのか。
語りかけるように、そう呟く。
その小さな声も、風に吹かれて消えていった。
──もし手を離さなかったら、君は。
──まだ、此処にいてくれただろうか。
そんな馬鹿げた考えに首を振り、
また俺はそっと空を仰いだ。
空は何も変わらずに、綺麗だった。
まるで君が消えたのは、嘘だとでも言うように。
そんなのは昔のことだよと、なだめるように。
そう、これは今ではもう昔の。
少年少女の儚くも美しい、奇跡の物語。
【人生なんて、ハッピーエンドだとは限りません】
さぁさ、この奇跡の物語の行方は…
──悲劇か喜劇か、その目で確かめてくださいな。
──‥*※*‥──
プロローグ…書ききりました…。
では!
good-bye☆
- Re: 祈りの音〜記憶の幻想曲〜 ( No.2 )
- 日時: 2014/01/21 16:25
- 名前: なぎさ (ID: bqK6PZgA)
なぎさデス▽・x・▽
あんずさん!!!!!こっちに移るんデスネ〜(^◇^)
なぎさは、小説の種類とかよくわからんのデス(>人<;)
これからも頑張ってくださいデス(‾^‾)ゞ
- Re: 祈りの音〜記憶の幻想曲〜 ( No.3 )
- 日時: 2014/01/21 17:23
- 名前: あんず ◆zaJDvpDzf6 (ID: tmnhy9Pg)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=35393
こんにちは。
>なぎさ様
は、なぎさ様!!
またまたコメントありがとうございます!
あまり更新はできませんが…。
よろしくお願いしますm(__)m
なぎさ様、これからも
応援してくださると嬉しいですw
では!
good-bye☆
- 【登場人物】&【用語説明】 ( No.4 )
- 日時: 2014/01/21 19:13
- 名前: あんず ◆zaJDvpDzf6 (ID: vwUf/eNi)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=35393
この小説は、用語を覚えるのが大変ですね…。
*******
【登場人物】
○葵・アイネアス・ロレイン (16)♀
イギリス人と日本人のハーフ。
腰までの黒髪に青い瞳。美人さん。
基本敬語キャラで、たまに敬語が崩れる。
両親は一歳の時に交通事故で死亡。
学校ではいじめられていて、厳しい叔母が育て親。
母親が家に残していた物のなかで、
ブレスレッドがお気に入り。
大人しいが、ファンタジーなことが好きで、
魔法少女物のアニメなどが大好き。 魔力が一番強かったり…。
○黒蝶 (?)♀
妖艶な女性。
不思議な部分が多く、魔力を操る。
長く美しい黒髪、巫女服。
魔力が強い巫女、『大巫女』のアジア長。
国連で強い権力を持っているらしい。
巫女服ではないときは着物。
一人称は『妾』(わらわ)で、少し上から目線。
葵を気に入っている。
*******
まずはこのお二方。
主人公ちゃんと、謎な人です…。
*******
【用語説明】
○魔力
人が生まれながら持っている力。
ほとんどの人間は微量で、
それも時がたつとなくなってしまう。
占い師は魔力が常人より少し強いことが多い。
希に魔力が高いものが生まれることもある。
○巫女・巫覡
魔力がより強い、
国連からスカウトされた人間。
各国に少なからず存在する。
魔力が強い人間の割合はなぜか女性の方が多い。
男の場合は巫覡という。
全員、『国連特別祈祷課』に属する。
○大巫女(または大巫覡)
世界各地域で、魔力が一番高い
祈祷課の巫女、巫覡がつく役職。
その魔力は計り知れない。 (黒蝶はアジア長。)
○星の理
星と星を繋ぎ、 宇宙のバランスを
保っている重力のような『何か』。
これが崩れると、
それぞれの銀河の中枢に存在する
ブラックホールに周りの星が吸い込まれ、
最後にはその銀河ごと消滅する。
何年か前から問題視されていて、
ついに魔力が高い者で 理を修復することが決定。
○星人
星の理を修復するために選ばれた者。
主に20歳未満の子供たち。
その理由は、子供の方が魔力が高いため。
年齢はまちまちで、人数は基本十人ほど。
候補生もいる。 主な仕事は『祈り』と『隕石撃破』。
○スカイファクトリー
星人とその他関係者が居住する、
世界の科学の最先端、空にある場所。
各国の科学の最高技術が集まって出来ている。
ギリギリ地球内で、保護フィールドなるもので
その周りを覆われた土地。
広さは広大で、全部を回るには半日かかる。
ここに来る者の記憶は魔術によって
地上から消去されるが、帰還の際には戻される。
中心の建物は50階建てで、
主に祈る場所は基本50階の特別フロア。
何か特別なときはテレポートで月まで行く。
※『妾』について
辞書などでは、
『自分をへりくだって表す言葉』 とされていますが、
この小説では普通の一人称として使います。
なのでどうかご了承を…。
*******
こんな感じです。
- 第1章『始まりの前奏曲』 ( No.5 )
- 日時: 2014/01/22 10:03
- 名前: あんず ◆zaJDvpDzf6 (ID: YxUxicMi)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=35393
おはようございます!
──‥*※*‥──
第1章『始まりの前奏曲』
story1
穏やかな朝の光が、一人の少女の頬に当たる。
少女は軽く寝返りを打った。
その瞬間、傍に置いてあった目覚まし時計が、
電子音を響かせながら震えた。
少女はその精緻な作りの顔を歪ませ、
目覚まし時計をパシッと器用に叩く。
うっすらと開けた瞳は、まるで海のように蒼い。
「んー、もう朝ですか…」
ベッドからのそのそと降り、
伸びをしながら少女は呟いた。
壁際の制服を取ると、すぐにシャツに腕を通し、
さっさとスカートとブレザーを身につける。
少女の名前は葵・アイネアス・ロレイン。
イギリスと日本のハーフの十六歳だ。
葵は振り替えって目覚まし時計を見る。
時刻は6時20分。
それを知ると、葵は少し焦り気味に
鏡の前にたって髪を1つに結んだ。
部屋の隅に置かれたスクールバッグに
持ち物が全て入っていることを確かめると、
葵は小走りで部屋の扉を開き、一階へと降りる。
そっとリビングへ続くドアを開けると、
そこにはいかにも厳しそうな、
三十代ほどの女性が椅子に座っていた。
「おはようございます、叔母様。
遅くなりすみません。」
女性──葵の育て親、松井麗子に挨拶をする。
麗子は少しイライラしているようだった。
「遅いとわかっているのなら、
何故目覚まし時計を早くに設定しないのです?
明日からは早く起きなさい。
そして立っているのではなく、
今すぐに朝食を食べるべきだと思わないのですか?」
麗子は冷たく葵を睨み付けた。
葵は急いで椅子へ座った。
「は、はい。申し訳ありません。
では、いただきます。」
震えそうになる体を伸ばし、
麗子に謝罪の礼をする。
麗子はわざとらしく溜め息をつき、
葵をまた睨んだ。
葵は急いで黙々と食事を食べる。
「毎日あなたが食事を作るはずですよ?
今日は私が作りましたが、
これきりだと思いなさい。」
葵は食事を止めて、麗子を見る。
「すみません叔母様。
明日からはきちんとしますので…」
麗子はまた溜め息をついた。
葵は居心地悪く食事を再開する。
カチ、カチ、カチ、カチ、カチ…
時間は静かに過ぎていく。
葵の食器の音と今の時計の音だけが聞こえた。
部屋は異様に静かだ。
「ごちそうさまでした。
叔母様、お皿洗っておきますね。」
葵はそのまま、重ねた食器を持って、
台所へと急いだ。
流しに皿を置き、水を出す。
肌寒い中の皿洗いはかなり苦痛である。
「はぁ…」
葵はうんざりしたように溜め息をする。
そして黙って皿を洗っていった。
──‥*※*‥──
葵登場です〜。
good-bye☆
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