コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- ロックしました
- 日時: 2017/02/13 21:24
- 名前: かのん (ID: V1Qv91in)
都合により打ち切りさせていただきました。
- Re: 花咲荘の狼ナイト ( No.1 )
- 日時: 2015/05/04 14:34
- 名前: かのん (ID: 6MjU9.jk)
プロローグ
「もういちど確かめますよ…?」
「はい…」
「やめろ!」
「あなたは__________________」
「ええ…必ず」
「では…さようなら…宮野由里さん」
「由里ぃぃぃぃぃぃぃ!」
意識を失う直前…
愛しい人の声が聞こえた…
- Re: 花咲荘の狼ナイト ( No.2 )
- 日時: 2015/07/05 11:44
- 名前: かのん (ID: jtD4IpLl)
第1話〜始まりは突然に〜
『あなたは神の使い…まもられるべき存在なのです』
誰…?
『あなたを守る騎士となるものを探しなさい』
どういうこと…?探すって言われても…
『目覚めのときが近づいていますよ』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「まただ…」
なんども見る不思議な夢…
意味不明なのになにか…
そこには大切なものがあるような気がして…
コンコンッ
不意になにかが窓にぶつかる音がしたが聞こえた
私が窓を開けるとそこには…
「由里!おはよう」
「亮太!?」
向かいのベランダに幼馴染の斉藤亮太がいた
「今日から新学期だね」
「うん!同じクラスだといいね!」
「あぁ…何時もの時間に下で待ってる」
「りょうかいっ!」
今日は四月七日_
私は今日から高校二年生になります…
今年度もがんばろうっ!!なんていきごんでたのに…
朝の支度を慌ただしくしていると部屋にケータイのバイブ音が鳴り響いた
電話に出るとそれはお父さんで…
珍しいな…なんて思っていたら…
「…と、いうことだから…たのんだぞ」
「ちょっ!?まってよ!おとうさ…」
私が言い返そうとしてももう遅く…
お父さんは電話をきってしまっていた
内容も珍しかった!!
今の電話の内容…
ほんとだったらかなりやばい…
人生初!
私の管理しているシェアハウスにお客様がぁ〜
しかも…すむかもしれないなんて…
それに…
一番の問題は…
そのお客様が
“お・と・こ”
だ…ということ…
お客さんが来るのは嬉しいけど…
私のお小遣い上がるし…
まあなんとかなるなる!!
「いってきまーす!!」
誰もいない家の中に向かって言い放ち外へでた
- Re: 花咲荘の狼ナイト ( No.3 )
- 日時: 2015/07/05 11:46
- 名前: かのん (ID: jtD4IpLl)
第2話〜出会いは大げさに〜
外ではすでに亮太が待っていた
「遅くなっちゃってごめん!お父さんから仕事の電話がきて…」
「大丈夫…それより仕事ってことは…」
「察しになられたとうりです!」
「また隣がうるさくなりそうだね」
うるさく…か…
「何かあったら言って…俺も手伝うから」
「ありがと!」
気のせいかな…
いま亮太の顔が赤くなったような…
「あっクラス表…」
「同じ…」
「本当だ!!もうすぐ入学式だし早く行こうっ!」
「あぁ」
数時間後…
キーンコーンカーンコーン
入学式も終わり下校時刻を知らせるチャイムが鳴ると学校内は一気に騒がしくなった
私はボーっと今日花咲荘にくる人たちのことをかんがえていた
『キャー!!』
『王子様〜!』
どこからともなく女子生徒の叫び声が聞こえてきた
これを黄色い声…というのだろうか…
「まっ私には関係ないか…」
そうつぶやき教室内までもがうるさくなるまえに教室から出ようとした…
しかし…教室の扉の周りにはもうすでに女子が…
その中には…
雨宮高校「四大王子」がいた
「いぇ〜い!!」 「ちっす」 「こんにちは」 「どうも…」
「すみませ〜ん!宮野由里さんていますか?」
はい…?
一瞬自分の耳をうたがった
しかし…
女子たちの目線で空耳ではないとおもった…
「あの…宮野由里は私ですが…何か御用ですか…?」
「君が宮野さんかぁ〜」
「あの…?」
「あっごめんね!ちょっとどんな子なのかみてみたくて…」
それだけ!?
「はぁ…じゃあわたしもどりますね」
去りぎわに
「これからよろしくね」
と小声でいわれた…
「じゃ〜ね〜!!」
なんだったんだろう…
案の定この後私は女子から質問攻めを受けることに…
早く帰りたいのに…
- Re: 花咲荘の狼ナイト ( No.4 )
- 日時: 2015/07/05 11:46
- 名前: かのん (ID: jtD4IpLl)
第3話〜お客様は大物に〜
ただいま〜!!
「つかれたぁ…」
みんなの質問攻めから解放されて学校を出たのは五時過ぎ…
今日はお客様が来るからはやくかえらなきゃだったのに…
私はもう来ているかも…と思い家中を探ししたが誰一人としていなかった
「まぁ…いっか!ご飯何にしようかなぁ…」
そんなことを考えながら冷蔵庫の前で突っ立っていると…
ピーンポーン
「は〜い!!」
お客様かな…?
ガチャ…
「こんばんは〜!」
「ふぇ!?」
私が家のドアをあけると…そこには信じられない光景が広がっていた
「由里ちゃん?」
「はっはは…はいっ!!」
「驚きすぎだろ…」
そう…気づいてる方もいらっしゃるのではないだろうか…
「花咲荘ってここだよね?」
「はい!」
「僕は松島春!…って昼間あったからわかるよね?」
「はい…」
まさか…
まさか…
お客様って…
「あの…」
「どうしたの?」
「まさかとはおもいますけど…今日から花咲荘にすむお客様って…」
「ああ!僕たちのことだよ!」
やっぱりぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ
「これからよろしくね!ほら!黙ってないでみんなも何か言ってよ!」
あの『四大王子』の松島くんが…めのまえに…
「あぁ…よろしくな」
柊くんまで…
「よろしくね♪宮野さん」
奥田くん!!えっ笑顔がまぶしすぎです!!
はわわわわわわ!こっこれはゆめですか!?
「もうっ!蒼も何か言って!!」
と、松島くんが言うと…
しばらく間は空いたが
「…よろしく」
雪村くんもなんとか挨拶してくれた
「えと…こちらこそよろしくおねがいしますっ!!」
「うんっ!」
「と…とりあえず中へ…」
この後…花咲荘のことを説明しつかれた由里は晩御飯も食べずにねてしまいました…