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文才が切実に欲しい《短編集》
日時: 2015/11/03 10:08
名前: 未来 (ID: 1aSbdoxj)

 『私には、みんなには視えないものが視えている』を現在執筆してます未来です。

 文章力向上させたいことと、短編を書いてみたいと思ったことから、短編物に挑戦してみたいと思います。

 明るいものから暗いもの、色々書いていきたいです。
 時にはっちゃけちゃうと思います。「はぁ?」とか思われるかもしれませんがど、どうかその時はスルーというスキルをバンバンと発動しちゃって下さい。

 更新は不定期です。多分息抜きで書いていくと思います。

 それでもこんな駄文駄作を読んで下さる心優しい読者様は、どうぞ読んでいって下さいませ。

 …それと、少しでも上記の執筆中の作品に興味を持っていただけましたら、少しでもよろしいので読んでいって下さいませ…!
 気が向いたからとか、駄文を指摘してやろうじゃねぇのとかそんな理由でもいいので…!!
 『私には、みんなには視えないものが視えている』>>08


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 「誕生日と命日」
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Re: 文才が切実に欲しい《短編集》 ( No.9 )
日時: 2015/11/03 10:07
名前: 未来 (ID: 1aSbdoxj)



 意味が分からない。全然分かんない。何なんだよこいつ。

 お前を俺にくれよ?何それ意味不明。

 ……まさか、下僕にでもなれと?そういうことなのか?




 —いつも突っかかってきて、何でそんな関わってくるのか心底不思議でしょうがなかった。

 それが今回は、かつてない程理解不能だった。



 …ムカつく奴

 …口うるさい

 …殴ってくる

 …イライラさせる



 わかってる、わかってるよ。

 大輝にもいちいちうるさく言ってくんなってよく言われてうるさがられたし、そんなあいつにイラッてきたらよく殴った。



 やっぱり、私は駄目な人間だ。駄目な姉だったんだ。



 「…っ、ぅ」



 …痛い、苦しい。

 嫌だ嫌だ、こんな気持ちいらない。

 私なんて人間いらないよ。

 前原由美なんて人間…消滅してしまえばいい。















 私が死んで、大輝が生きられたらいいのに。

 立場を入れ替えられるなら喜んであの世にだって行ける。

 大輝が幸せに生きてくれるなら。

 でも、そんな願いは叶わない。非現実すぎる。


















 …斎藤も、こんな私が嫌いなんだ。

 うん、私も嫌いだ。自分が憎い。




















 そんなことを考えていたものだから、これからの展開はついていけなかった。

Re: 文才が切実に欲しい《短編集》 ( No.10 )
日時: 2015/11/03 10:05
名前: 未来 (ID: 1aSbdoxj)


 「俺は、お前のことが好きだ。恋愛的な意味で」

 「……は…?」

 「っだから!好きだって言ってんだよ!お前のことが!!」

 苛立ちを隠さず大声で告げた斉藤も、告げられた言葉の内容も、理解するのが難しい。

 いや、理解したくなかったのかもしれない。

 今の私は絶対アホ面だという自信がある。開いた口が塞がらないのだから。



 「…………え、えっと」

 「…………」

 周囲を見渡しても誰もいない。

 よってこれは私に向けて言ったということなのか。

 好き。すき。スキ。

 脳内で変換されていく好きという言葉。

 …私の言語能力が退化していっている気がする。



 「………それは友情的なやつ」

 「ちげぇよ恋愛的な意味でだ何度も言わせんじゃねぇよ」

 私が言う事は予め予測されていたというのか。

 即座に被せるように言い放った斉藤は更に不機嫌そうに眉を寄せた。



 「……言う相手を間違えてない?私は前原由美なんだけど」

 「…………」

 じゃあこれならどうだ。と内心呟きながら告げた言葉に斉藤は目を見開いて沈黙した。

 正直言う相手を間違えるってあるかと自問してみた。

 斉藤は視力は悪くないだろうから、私を別の人と見間違えたなんてことはないと思うけれど……けれど、現在沈黙中の斉藤を見て、そんなこともありえるのかもしれないと思い始めた。





 てんで的外れな憶測に自信を持ってしまった由美は、お前はアホなんだなと、自分が言われてもおかしくないことを平然と敦に言った。脳内で。

 「……まさか…そんな返され方されるとは、思ってなかった…」

 はあぁ〜と思いきり息を吐き出しながら脱力してしゃがみこんだ敦に、由美は戸惑う他なかった。


























 鈍感もここまできたらある意味尊敬する。

 敦の心はこれに尽きた。

Re: 文才が切実に欲しい《短編集》 ( No.11 )
日時: 2015/11/03 10:28
名前: キャッツアイ (ID: Z5cmkimI)

コメント失礼します(^^)
文才が欲しい、っていうのに共感しました
私も文才ほしいし、がんばってね♪

Re: 文才が切実に欲しい《短編集》 ( No.12 )
日時: 2015/11/03 10:35
名前: 未来 (ID: 1aSbdoxj)

 キャッツアイさん



 コメントありがとうございます!

 文才…多くの人が羨み求めるものですよね…
 それを少しずつ培えるよう、頑張ります!

 応援ありがとうございます(*^ω^*)

 ところで、キャッツアイさんも何か執筆していますか?

Re: 文才が切実に欲しい《短編集》 ( No.13 )
日時: 2015/11/03 12:49
名前: キャッツアイ (ID: Z5cmkimI)

かいてます。
好きなのはコメディーだけど
気が向いたら感想くださいな


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