コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 他愛も無い話ですが
- 日時: 2016/01/03 23:46
- 名前: 名無したろう (ID: wyieLVt/)
人は産まれたとき、皆ぼっちだった。
そう悟った少年少女のお話です。
実話に少しばかりフィクションを絡めてあります。
キャラも募集しています。
- Re: 他愛もない話ですが、 ( No.2 )
- 日時: 2015/06/28 15:19
- 名前: 名無したろう (ID: WUYVvI61)
「サックスだるいなう。」
「トロンボーンもだよ…あと、ケースが唾くせーとか言ったろ。殺す。」
風通りのいい部屋で、二人は弁当を食い散らかす。
500円の弁当箱に詰め込まれた豪勢な食事を食べるのは相棒で、手作りのなんとも言いがたい固いパンを食べるのはマスターだ。
「サックスの方が唾くせー。」
「んだコラ、やんのか?あー?」
マスターが弁当箱にてをつけたのを見て、相棒はサックスをスタンドに置いて中身を覗く。
「まだ弁当あったの。パンだけじゃねーの。」
「ん?これか。」
マスターが弁当箱を開き、無造作に蓋を投げすてた。
中から出てきたのは白米。その下には美味しそうなトマトソースのパスタとマッシュルームなどのキノコをふんだんに使ったマカロニパスタだ。
美味しそうというよりも早く、相棒はマスターに言った。
「炭水化物の、宝石箱やーッ!」
と、相棒は無邪気に笑い吐き捨てた。
「……そうだ。麺とパンと米。この三つが重ね会うとき、私の腹は満たされる。」
「ふーん。」
「このパスタのソース、私の手作りだぞ。」
「うっそ、マジで!?」
美味しそうなソースは相棒の「一口ちょうだい」をかきけしながらみるみるうちになくなっていった。
水を打ったように室内は静まり返る。
「やはりパスタはうまし。」
マスターの笑顔で相棒は何を思ったか。
「こ…この……この汚ならしいアホがァァァ!!!!」
「何ィ?聞こえんなぁ。」
「ひでーよ!!自分がどれだけパスタを愛しているか、中学時代の一分間スピーチでイタリア料理について即興で語れるくらい好きなのを知ってのことかァァ!!!!」
相棒は泣き、マスターはやれやれと首をふる。
このお二人がよく活躍します。
マスター
→好きなものは自分に屈した人間とアニメ。以外とカワイイ。
相棒
→好きなものはおっさんとお姉さん。コミュ障。
- Re: 他愛もない話ですが、 ( No.3 )
- 日時: 2015/06/30 22:35
- 名前: 名無したろう (ID: 1SpkEq/F)
唐突から始まる物語
テーマは「慣用句」
喘ぎ声にも似た声で息をはきつづけ、狭い路地を駆けていった。
残像が一つ目に残り、病気になりそうな日差しの下で縄目の恥を受けたもの同士の戦いは加速する。
徐々に増える援軍、好戦的で挑発的な青い瞳は真っ赤に染まった。
「敗色濃厚ってね。」
白眼視な目付きで俺は奴を睨み付けた。吐き気を催すこの空気、鉄分の香りが傷を疼かせ、血を騒がせる。鮮血に染まる、拳銃に這わせた細長い指と俺が渡した指輪。
かつては手元不如意だった俺だが、初めての仕事で得た金を使い奴にプレゼントした代物だ。
「…………」
「おい……黙ってると、お前でも殺すぞ…」
光陰矢のごとし、何年経ってしまったのかは残酷すぎて思い出せやしない。しかしお前は美しい。変わらない。時間が経ったのかわからないほどだ。
「なあ……苦肉の策で、俺らを、いや、俺を出し抜こうなんざ……おお早まるんじゃねー。」
「……………」
「俺が言いたいのは、つまり、その……やり直せねーか?俺達、」
お前は首を傾げた。
「こんな血気盛んな生活、やめて、俺のところにこねーか?」
お前は無視をする。耳に入らないようだ。
地面を蹴り、高く舞い上がった。引き金を引き弾丸は目を背けたくなるような有り様の俺の腹に当たった。
「…………許して……くれ…よ」
お前の飛んだ残像が残る場所からは無数の弾丸。つまり挟み撃ちにされることを分かっていて避けたのだろうか。
どちらにしろ、自分は死んでしまった。
「……………」
意識を手放す数秒前に、生暖かいものが額の上にこぼれた。
きっと気のせいだ。
- Re: 他愛もない話ですが、 ( No.4 )
- 日時: 2015/06/30 23:28
- 名前: 名無したろう (ID: mextbE/J)
世界観がわからない人は、分からないままでいてください。
相棒は元ぼっちだし、マスターは元リア充だった。しかし二人は何を思ったか、出会ってしまった。少しだけ神が起こした化学反応で生まれた、一生厨二病人間、相棒。こちらが主人公だとおもってほしい。性別は想像に任せる。
「どんなあだ名で呼んでほしい?」
「ボスか殿。」
「変わってるねー。」
「よく言われまするー」
風通しのいい部屋で、二人は腹筋をしていた。マスターが足を持ち、相棒は腹筋をする。
「最近見た夢の内容を教えてくれ、」
「…なんで?」
「それは俺様が最近見た夢がスゲーからよ。」
「ナニ?」
話していくと、
広がるのは広大な自然、豊かな大地、そして人の心を映したようなどこまでも広がる青い空。その下でボロボロの捨て猫ように転がる人間、これが私だ。その上を跳び跳ねるキュ〇ブラックと空条承〇郎。その二人から猛攻劇を受けたあと、ジョナ〇ン・ジョース〇ーが構えたところで目が覚めた。
という恐ろしくも実に相棒らしい夢の内容をだった。
「できれば徐〇ちゃんに殴られたかった。」
「……それなら、私の方がスゴい。」
マスターは目を閉じ、
銀髪の少し悪めのお兄さんにいきなり黒こげになったナスビを渡されて、素手で掴まされる拷問をうける
「という夢を見たんだ。」
「ある意味恐ろしいね。」
マスター
→マイブームは料理。太りそうで怖い。
相棒
→マイブームは男物の下着のコーナーに行くこと。成宮〇貴の写真がエロくてベスト。
- Re: 他愛もない話ですが、 ( No.5 )
- 日時: 2015/07/03 20:00
- 名前: 名無したろう (ID: n8TUCoBB)
話と関係無いのですが、
レイの元ネタの人が、
学校で
壁ドンして
教室のドアの窓のガラスを割りました。
馬鹿です。
- Re: 他愛もない話ですが、 ( No.6 )
- 日時: 2015/07/17 08:56
- 名前: 名無したろう (ID: j7.TiE4.)
唐突に始まる物語
「今から一つだけ質問を許可します。閻魔様から答えていただけるのです。有り難く思いなさい。」
現世も地獄(?)も変わらないもんだなぁ…と、俺は思いながら、でかくて赤い面をした閻魔大王らしき人物の左横に立つ、黒い羽の生えたキャリアウーマンよような女性を見上げた。
俺は死んでしまったのか。実感が沸かなくて笑えるが、川も渡ったし…多分、死んだのだろう。
「ハイハイハーーイッッ!!」
「ええと…いかにもそこのアホそうなBOY。」
「ハイッ、」
なんで横文字にしたんだという疑問はさておき、赤い顔の大男の右隣に立つ(浮いている)スーツの男が手を挙げた男の子を指差した。
「うんとね、お母さんにね会いたいんだけど…」
「お母様…ですか?」
イイハナシナノカナー
と、期待は高まるばかり。
「うん。僕のお母さん…僕を殺しやがったあのクソババァを地獄で甚振れると思うとスカッとするぜェェェェ!!!!」
——どこの誇り高きドイツ軍人だよッ!!!
今、俺の横で若い女の子が唇を噛み締めた。肩が震えている。きっと笑っているんだろう。俺も女の子と同じ姿勢で笑うのを必死で堪えた。
でもこの女の子…どこかで見覚えがある……ような?多分気のせいだろう。
次に頭の弱そうな、まだ若い成年が手を挙げた。俺とは違うようだ。俺は事故で死んだ、彼は…自殺か?それも焼身?首には縄の跡もある。
あの青年は確か……
『ふっ…どうせこんな俺だ。俺ァ地獄がお似合いだろう。…この独活羅あ((略』
と、ブツブツ言っていた青年か?
そのあと、夢の無かった俺でも夢のような世界につれてかれるのか…神様に感謝だぜとか言ってたな。
「あの……」
「はい。」
「…血の池地獄とかって、本当にあるんですか?子供の頃から夢だったんです。死んだら見てたいなーって。」
——夢持ってるじゃねーかッ!!
「ありません。光熱費がかかるので。」
——光熱費って、地獄にあんのかよ!!
「絵とかで伝わっている血の池地獄は、私たちの長期休暇(お盆)で食べたキムチ鍋をアップにしたものです。」
「ああ、人が入ってるのは、ルシファーのためですよ。」
「アイツ噛むだけかんですぐにほかすもんなぁ。」
「注意したんやけど、ゴメンな。」
——もう訳が分からねーよッ!
流石に今度は女の子も冷たい目で、浮いている二人のスーツ達を睨んでいた。
今さらだが、羽のはえている方が西洋の方でツノはえて金棒を担いでいるのが東洋のほうか?裁くのは閻魔大王だろうけど…
「他には?」
満場一致で、皆は首をふる。
「そうですか。では、ここに集められた皆さんは…」
「どこ行きですかね?楽しみですねー。」
「それでは皆様に二度と会わないことをお祈りして…」
「「さよーならーー。」」
手をふって二人のスーツ達は消えた。俺達は驚いた。消えたことにか?いや、違う。
二人が消えた瞬間に、悪い行いを観るみたいなスクリーンに映し出されたものにだ。
ゴシック体で書かれた『パキスタン』の文字。
なんだこれ。
「…君はどう思う?」
「へ?」
女の子がぷっくりと膨らんだ、ピンク色の唇を震わして僕にきいた。
とりあえず俺は
「帰りたい。」
と、答えた。
彼女の写真が、長い夢でも観たような俺の横で微笑んでいた。
ここはどこだ。
普通に布団で寝ていた俺だ。
写真の横の体温計の履歴は『42.5℃』
そりゃ死の淵をさ迷う。彼女は俺の幼馴染みだった。昔、俺と行った川で死んだ。
「…救ってくれたのか。恨むこともなく。」
初めてだ。
彼女のことを思い出して泣いたのは。
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