コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 自分を描く。
- 日時: 2015/07/12 21:21
- 名前: おれんじじゅーす (ID: R4l9RSpR)
「自分を描く。」
は?
- Re: 自分を描く。 ( No.3 )
- 日時: 2015/07/12 22:02
- 名前: おれんじじゅーす (ID: R4l9RSpR)
2015年7月12日—。
暑いな。異常だな。こんな日にスポーツしたら死ぬわ。
でもしたんだ。いや、やらされたんだ。
顧問「暑いけど頑張ろう」
・・・うん。
いや分かってる。分かってるよ。中学生というのは運動しないとね。
うん。健康的だね。たださ、動きすぎると不健康じゃない?
- Re: 自分を描く。 ( No.4 )
- 日時: 2015/07/12 22:10
- 名前: おれんじじゅーす (ID: R4l9RSpR)
瑞姫は母の髪の毛をつまみ、目をこらえた。
茶色で薄い毛。だれもが触りたいであろう豊永久美子の毛。
そして瑞姫は我が母の毛先に力を入れる。
「はああっ!」
そして————思いきり引いた!
「あたたたたた!!!」
母は痛みのあまり布団から這い出てくる。
これが今日の朝。
- Re: 自分を描く。 ( No.5 )
- 日時: 2015/07/13 17:16
- 名前: おれんじじゅーす (ID: R4l9RSpR)
2015年7月13日—。
『今日の日課』
朝学活
一時限目「理科」
二時限目「体育」
三時限目「美術」
四時限目「総合」
給食
掃除
ホームルーム
部活動
- Re: 自分を描く。 ( No.6 )
- 日時: 2015/07/13 18:24
- 名前: おれんじじゅーす (ID: R4l9RSpR)
【朝学活】
亜優「きけ!私のノートがなくなった!」
瑞・依「へえ」
亜優「えー!?無反応?」ガーン
依茉莉「どのノート?」
亜優「確か数学のノートだったような…」
瑞姫「今日数学ないからいいんじゃない?」
亜優「いや、失くすと困るんだよね。今日使うから」
瑞・依「!!?」
ありえない…。絶対に。亜優が数学ノートを使う!?何が何でも勉強
しない伝説を持つ、あの亜優が…
数学を勉強するなんてっっ!!!
瑞姫「え、え、あれ亜優?偽者なんじゃ…」コソ
依茉莉「お、おかしいよね。暑さのせいで自分を
見失ってるんだよ多分」コソ
亜優(やばい…あのノートはっ…!)
担任「落し物があります。この数学ノート誰のですか?」
亜優「!!それ、私のです!」
亜優は自分の数学ノートを手にとり、ほっとした顔をした。
●●●
瑞姫「よかったね。見つかって」
亜優「うん」
依茉莉「必要だもんね」
亜優「うん」
瑞・依「勉強するのにね!!」ニコッ
亜優「え」
瑞・依「え?」
亜優は黙ってノートを開いた。
『この世のバカに告げる!続編』
亜優「オリジナル漫画だけど?」
瑞・依「…。」
亜優「何か…ごめん」
- Re: 自分を描く。 ( No.7 )
- 日時: 2015/07/13 19:12
- 名前: おれんじじゅーす (ID: R4l9RSpR)
【理科】
亜優「瑞姫、なんで肺は呼吸できるの?」
瑞姫「え、酸素を取り入れて二酸化炭素と交換してるから」
亜優「じゃあ私達ヒトは実を言うと、口じゃなくて肺だけで呼吸
してるのか」
瑞姫「いや、口で酸素吸って、口から二酸化炭素出してる」
亜優「え?でも肺が酸素吸って、二酸化炭素をはいてるんでしょ?」
瑞姫「いや肺は吸わねーし、はかねーよ!」
亜優「肺は呼吸しないの?」
瑞姫「肺は呼吸するよ」
亜優「でも、本来は口で呼吸してるんでしょ?」
瑞姫「うん」
亜優「えッ!?口で呼吸すると同時に肺も呼吸するの!?」
瑞姫「ちげーよ!口開くと同時に肺も開く訳ねーだろお!肺開いちゃったら
ヒトその時点でアウトだよ!!」
亜優「肺は呼吸しないの?」
瑞姫「するよ!」
亜優「口は?」
瑞姫「ま、まあ…する」
亜優「肺と口は同時進行なのかあ」
瑞姫「だから…」
亜優「肺って口みたいな形なんだね」
瑞姫「ちょ…」
亜優「納得!ありがとう瑞姫」
瑞姫「…あ、うん」
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瑞姫「あいつホントに人間かな」
依茉莉「違うと思う」
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