コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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私立綾宮学園の日常
日時: 2015/07/21 20:23
名前: 秋野美南 (ID: s4AxdT15)

ここは、私立綾宮学園。

ここに通う、生徒たちの物語を

覗いてみませんか?

学園長 茂里 あゆ子

☆私☆立☆綾☆宮☆学☆園☆

杉本 希

中等部1年生。文芸部員。
栗色の髪で、瞳は黒。成績はいいが、運動神経は最悪。

柳野 楓

中等部1年生。書道部員。
髪は墨のように真っ黒。希の友達で、寮も同室。

新田 玲

中等部1年生。パソコン部員。
深緑色の髪を低い所で結んでいて、眼鏡をかけている。意外と足が速い。

水城 セリカ

中等部3年生。中等部生徒会長。製菓部。
祖母がイギリス人で、少し髪の毛が金髪がかっている。背が高い。

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Re: 私立綾宮学園の日常 ( No.1 )
日時: 2015/07/24 08:43
名前: 秋野美南 (ID: s4AxdT15)

学園紹介

部活

野球部 サッカー部 バスケ部 陸上部 テニス部 卓球部 バレー部 剣道部 柔道部 科学部 パソコン部 製菓部 文芸部 書道部 ダンス部 美術部 茶道部 吹奏楽部 天文部 華道部

仕組み

幼稚舎から大学までのエスカレーター式。
幼稚舎は平均年長80人、年中60人、年少30人。
初等部は1学年平均90人。
中等部も1学年平均90人。
高等部は平均100人。

部活動は中等部と高等部、同時に行う。
新部申請も行っている。
中等部と高等部は寮制。

校則

暴力禁止

Re: 私立綾宮学園の日常 ( No.2 )
日時: 2015/07/22 08:25
名前: 秋野美南 (ID: s4AxdT15)

「…ちゃん…希ちゃん…希ちゃん!」
はっ!!!

「かえちゃん?」

「もう、遅刻するよ!」

「え、ちょっと、待ってよ!」

ここは私立綾宮学園中等部女子寮。
ルームメイトで親友の、柳野楓…かえちゃん、同じく親友の、新田玲…れいちゃんと、学園生活を楽しく過ごしています。

私は、杉本希。綾宮学園中等部1−A、文芸部に所属しています。
かえちゃんは、書道部。れいちゃんは、パソコン部。
みんな違うけど、得意な面を伸ばし続けているって感じ。


「佐々木丸香。汐谷澪子。杉本希。杉本?」

「先生、希ちゃんはいませ…」

ガラッ

「セーフ「遅刻だ、杉本」

Re: 私立綾宮学園の日常 ( No.3 )
日時: 2015/07/24 08:31
名前: 秋野美南 (ID: s4AxdT15)

「もぉ、初めての授業で遅刻って、最悪な世の中よね、全くぅ。」
「何気なく180°回転して足で寝ながら目覚し時計止めちゃうのは自分でしょ、希ちゃん」
「へぇー。希って寝相悪いんだ。でもよく上から落ちないね」
「れいちゃん!」

今は、ランチタイム。
綾宮学園中等部の食堂は大混雑。

その中で、炭酸ジュースを片手にハンバーグ定食を食べる私(昼間から!?)に、既に完食し、抹茶大福を食べているかえちゃん、鮭定食と"和"(?)なのに、100%りんごジュースを飲んでいるれいちゃんの3人は、いろんなことを話していた。

いわゆる『女子トーク』ってヤツ?

「そういえば、希ちゃんは何部に入ったの?」
「文芸部!私の夢は、小説家だもん〜♪」

「玲ちゃんは?」
「パソコン。楓は?」
「書道部。本気になれば髪の毛でも書けるわ」

Re: 私立綾宮学園の日常 ( No.4 )
日時: 2015/07/24 08:45
名前: 秋野美南 (ID: s4AxdT15)

別棟 文芸部部室

部室が揃っている別棟。
その端っこに、文芸部室はあった。

「ようこそ、文芸部へ!私は部長の新名千遥。高等部3年生。さあ、中に入って」

「まず、部員を紹介するわ。手前で構成練ってるのが、高等部3年生、文原汐里さん。隣で、原稿手書きしてるのが、城野世良さん。中等部2年生よ。向かいのテーブルで、パソコン使ってる4人組が、古宮玲音さん、珠寺遊花さん。2人は、あなたと同じ中等部1年生よ。向かいは、西園幸喜くん、富崎陵くん。2人は高等部2年生。そして、最後に……」

「一番奥の、大城舞彩さん、中等部3年生と、上野美心さん、高等部1年生。2人は少し暗いけど、優しいから、仲良くしてね。さあ、あなたも自己紹介して」


「っ、はっ、はい!中等部1年生の、杉本希です!よろしくお願いしますっ!!」

人が寄ってくる。
確か…西園さん?

「よろしく、新入部員」

って、これだけ!?

「まあ、ああいう人だから。気にしないでねあなたの席は、古宮さんの隣」
「ありがとうございます、千遥部長」
「以後、千遥でいいわよ。じゃあ、作業を始めて。書きたいものを書いてみてね。1週間後に提出、よ」

「あ、後ろの本棚の本は、好きに読んでいいからね」

「希さん、これからよろしくね!」
「古宮さん…れのちゃんでいい?」
「別に、何でも?」
「そう……れのちゃん、こちらこそ、よろしくね!」

千遥さんと、れのちゃん、そして他の仲間たちとの文芸部生活が、始まる!

☆文☆芸☆部☆

新名 千遥 Nina Chiharu   部長。恋愛小説が得意。
古宮 玲音 Komiya Renonn 明るい同級生。どの分野も得意。
珠寺 遊花 Tamadera Yuka おとなしい同級生。タイピングクイーン。
文原 汐里 Ayahara Shiori  高等部3年生。過去に小説コンクールの最優秀賞に選ばれた。
城野 世良 Sirono Sera   中等部2年生の手書きクイーン。ペンネームは『青空ミサト』。
西園 幸喜 Nisizono Kouki  無愛想な高等部2年生。しかし小説は上手。
富崎 陵  Tomisaki Ryou  明るい高等部2年生。幸喜の良き理解者。
大城 舞彩 Oosiro Maaya  中等部3年生。暇さえあれば、いやなくても読書している。
上野 美心 Ueno Mikoro   読書クイーンの高等部1年生。推理小説が得意。

Re: 私立綾宮学園の日常 ( No.5 )
日時: 2015/08/19 14:13
名前: 秋野美南 (ID: s4AxdT15)

楓side

一方その頃、書道部では。
「新入部員を紹介するー。柳野、坂上、入れ」
私はウキウキしながら入る。書道を習っている私は、自信満々。
しかし、予想しなかった出来事が__

ガラッ 戸を開けて、入る。
同じ新入部員、坂上美里さんも、後に続く。
って、えええええ!

人が、少ない。

「あのぅ、部長さん、これで全員ですか?」
男気溢れた部長さんに訊いてみる。(だけど女!)
「ああ、そうだ。文句でもあるか?」
「いっ、いえ……」
ちなみに、人数は部長を入れて3人。私と坂上さんを入れて、5人……
「野球部じゃなくて良かったですね、ハハ……」
「おっ、なかなか面白ぇこと言うじゃん」
えっ?面白かった?
普通の発言だと思うけど?あの人おかしく…ないよね。
「俺は野球部に行きたかったぜ、ところでお前、なんて名前?」
「えと……柳野楓です!」
「へぇー。俺、倉沢風斗。中等部3年。なな……部長とは仲が良い!」
「字は下手くそだけどな」
あの人……風斗さんに、男の人がツッコむ。 
「俺、風斗の兄っす。倉沢雄斗。高3の18歳っす」
「部長も自己紹介しろよな〜!」
風斗さん……部長に向かってそれでいいのか?
「わかったよ風斗。佐藤七海。高3で17。あと、ここは基本的に敬語なくて良いから」
「わかり…わかった!私、柳野楓、中等部1年生、13歳!よろしく!」
次は、坂上さん……美里ちゃんでいっか。
「私、坂上美里。よっ、よろしく……」
「さて、自己紹介も済んだことだし。これ、服」
「うわぁ!ありがとう!」

今日から私も書道部!!

☆書☆道☆部☆

佐藤 七海 Sato Nanami 男気溢れた部長。字がとても綺麗。
倉沢 風斗 Kurasawa Huto 部長と仲が良い。字は下手。
倉沢 雄斗 Kurasawa Yuto 風斗の兄。書道しか取り柄がない。
坂上 美里 Sakagami Misato 同級生。頭がいい。字は苦手。


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