コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- この想いのやり場は。
- 日時: 2015/08/25 19:20
- 名前: あると ◆9cjbSd9YrQ (ID: XetqwM7o)
はじめまして。あるとと申します!
雑談掲示板などで活動しているのですが、小説は全然書いたことがないのでまったくの初心者です笑
感想などいただけると励みになります…!
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荒らしはやめてください。
恋愛小説となります。苦手な方は閲覧をお控えください。
以上のことを踏まえたうえで、お楽しみいただけたらと思います!
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- Re:この想いのやり場は。 ( No.1 )
- 日時: 2015/08/25 19:25
- 名前: あると ◆9cjbSd9YrQ (ID: XetqwM7o)
*第一章 初恋は、春風にのってやってくる*
プロローグ
恋。
それは、誰かを好きになること。
誰かを心から想うこと。
それを知ったのは、みんなよりちょっと遅くて。
だから、勢いで好きな人をつくってしまった。
なのに…
なんでかな。君を想うと胸が苦しいよ。
苦しくて、苦しくて、潰れてしまいそう。
これが、好きってことなの?
これが、恋なの?
そんなこと、私には全然
分かんないよ…
- Re: この想いのやり場は。 ( No.2 )
- 日時: 2015/08/25 19:33
- 名前: あると ◆9cjbSd9YrQ (ID: XetqwM7o)
#01 クラス替え
5年生の春。それは突然やってきた。
「同じクラスだ! やったぁ〜」
「うわ…… 最後の最後で離れたかぁ」
「絶対に遊びに行くからね!」
小学校。奇数の学年と言ったらクラス替え。
これが当たり前になってしまったのはいつだっただろう。
そんなどうでもいいことを考えながらも、彼女、沢村 深月(さわむら みづき)は、
自分のクラスを確認しに行く。
深月のクラスは5年1組。これから卒業するまでの2年間はこの1組にお世話になる。
もっとも、深月の学年は68人と人数が少なく、2クラスしかないわけなのだが。
「おはよー 深月。クラス離れちゃったね〜」
深月にきさくに話しかけてくるこの彼女は、吉野 郷花(よしの きょうか)。
みんなに「郷ちゃん」の愛称で親しまれている彼女は、深月の親友である。
「うん…… でも、隣のクラスだし家も近いから今までと変わんないと思うよ〜」
「あ、そっか」
あはは、と無邪気に笑う郷花が可愛くて、つい、深月の頬も緩んでしまう。
やっぱり、郷花って笑っていても美人だなぁ、なんて思いながら深月たちはそれぞれのクラスへと向かった。
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