コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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哀愁物語ーもう一つの世界ー【オリキャラ募集中、レス修正中】
日時: 2016/06/22 16:24
名前: *織*(とらじ) ◆wXeoWvpbbM (ID: /uXIwxRd)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=39963


 * 挨拶

 はいはいみなさんこんにちはーっ!
 今回は哀愁物語ー愛を誓ってー(URL)の外伝となります!
 主人公パウロの兄、ロミオが主人公です。もちろんファンタジー!
 前回より恋愛要素もたっぷりです(多分)。

 コメント、アドバイス、オリキャラ、お待ちしてます!


 * 冒険の書(小説内容)>>001

 * 注意事項

 Ⅰ更新速度は遅め
 Ⅱ荒らし、成り済ましはUターン
 
 * 作者Twitter

 @DQOri0323
(完全に趣味のものですがよければ)

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Re: 哀愁物語ーもう一つの世界ー【オリキャラ募集中】 ( No.1 )
日時: 2016/01/19 08:43
名前: *織*(とらじ) ◆wXeoWvpbbM (ID: /BRNevpK)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

《目次》

プロローグ>>002

第一章《剣を求めて〜幻の人々〜》
   *
《第一話》>>003《第二話》>>005
《第三話》>>007《第四話》>>012
《第五話》>>014《第六話》>>015
《第七話》>>017《第八話》>>017
《第九話》>>019《第十話》>>020





《登場人物》

ロミオ・ジュリット
茶色の髪で容姿はパウロとそっくり。だが、かなりかっこいい。
昔から伝説の武具を集めている。その旅の途中、オリビアと出逢い恋人となる。現在オリビアにベタ惚れ中

オリビア・ミルコール
白銀の長い腰までの髪にガーネットの瞳。誰に対しても優しく、笑うと天使みたいにかわいい。ロミオの事が好きでロミオの彼女。


《オリキャラ応募用紙》

Ⅰ名前
Ⅱ性別
Ⅲ性格
Ⅳ容姿
Ⅴ立場
Ⅵ備考
Ⅶサンボイ

《お客様》
HIRO様
ことり様
冬野悠乃様

Re: 哀愁物語ーもう一つの世界ー【オリキャラ募集中】 ( No.2 )
日時: 2015/08/07 10:47
名前: *織*(とらじ) ◆wXeoWvpbbM (ID: w2QxUPin)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

プロローグ



━━━━さぁ、新たな伝説の始まりだ



目の前の扉を開いて。



━━━きっと、もう一つの世界が待っているから




もう迷わない。




目の前の道は歩かない。





自分で決めた道を歩こう。






━━━━━━━運命を切り開いて






もう一つの世界で、伝説を創ろう。





冒険をしよう。








新しい世界を、この目で確かめるんだ。






━━━さぁ、一緒に。






そして伝説は始まる━━━━━






Re: 哀愁物語ーもう一つの世界ー【オリキャラ募集中】 ( No.3 )
日時: 2015/08/07 11:29
名前: *織*(とらじ) ◆wXeoWvpbbM (ID: w2QxUPin)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode


第一章《剣を求めて》

「ロミオ、本当に道あってるの?

「あってるから。オリビア、疲れてない?」

「……私は大丈夫だけど……ロミオこそ、休んでね?」

「うん。じゃあ……一回ここで休むか……」

僕はそう言うと馬車を止めた

馬車の荷台からオリビアをそうっと下ろし、荷物も下ろす
馬たちにも草をあげて木の根元にタオルケットをひき、オリビアをそこに座らせた

「ねぇロミオ。貴方も休んで」

「僕は大丈夫だよ。オリビア、横になって」

伝説の武具を探すために僕は旅を続けてきた

その途中でであったのが、白銀の美しい髪に透き通るような肌。ガーネットの瞳。天使みたいに美しいオリビアだった

彼女は、僕と一緒に旅を続けてきてくれた

「駄目よ。ロミオも横になって。私の隣に座って」

「でもそしたら……」

「大丈夫よ。ここは人があまり通らない。襲われる心配はないわ」

確かにそうだ。ここは森の奥。
僕ら以外には誰も通らないだろう。

盗賊も、海賊も

「……分かった」

「よかった。今日はしっかり休んでね」

横になったら、すぐに睡魔が襲ってきた

「ねぇロミオ。起きて、ロミオ」

「んぅ……」

体が揺すられてる

「ロミオ、朝よ」

朝、かぁ……

朝?

もう?

「ふぁわぁ……」

太陽が眩しい

「ロミオ、目的地までもうすぐよ」

オリビアが指差した先━━━━━そこには確かに僕らが目指す村があった

昨日は暗くて見えなかったんだなぁ……

「さぁロミオ。行きましょう」

「あぁ」

僕は荷台に荷物を置き、オリビアを乗っけると馬にまたがった

手綱をひき、村を目指す

しばらく進むと森が切り開け、あっという間に村が見えてきた

「ここが……ルイルの村……」

ルイルの村は……お祭りなのか、何やら騒がしい様子だった

「やぁ旅の人。今宵は祭りだ。夜までゆっくりしてくといい」

ルイルの村は……普通の村よりも広くて民家がたくさんあった

町といってもいいんじゃないか?

今宵が……お祭りか……

「ロミオ、馬車がおけるところを探しましょう」

「……そうだね」

ただひとつ、気になることがある

確かに僕らはルイルの村を目指していた

だけど……到着するには早すぎないか?

それに村も綺麗すぎる

森のなかにこんなにきれいな村があるか?

「ロミオ……馬車をおいたら探索しましょう」

どうやらオリビアも気づいてたみたいだ

「あぁ」

そう返事をすると僕らは馬車がおけそうな場所を探し始めた




Re: 哀愁物語ーもう一つの世界ー【オリキャラ募集中】 ( No.5 )
日時: 2015/08/07 19:30
名前: *織*(とらじ) ◆wXeoWvpbbM (ID: w2QxUPin)

第二話

「馬車?それならうちの宿屋に止めるといい。他のやつらと同様、餌もやっておくぞ」

どうやら宿屋に馬車を止めておくことができそうだ

餌もやってくれるなんて……凄いサービスだ

「そうそう、うちの村の離れに温泉があるから、いってみるといい。観光スポットとしても人気だぞ」

僕らは宿屋のおじさんに「夜来ます、ありがとうございました」と言い部屋を予約すると村を回り始めた

「ロミオ……」

「どうしたの?」

「私……ここに来てから気分が悪いの……」

確かに、オリビアはここに来てからなんだか顔色が良くなさそうだ

「大丈夫?先に宿屋行く?」

「大丈夫、この村の温泉は……気分を良くしてくれるって聞いているから……温泉に行きましょう……」

「……分かった。じゃあ何かあったら言ってね」

僕はそう言うとオリビアの手を握り、まわりの旅人に続いて温泉を目指した

「やぁお客さん。うちの温泉は怪我、気分、何でもよくしてくれる温泉としておすすめだよ!別々かい?混浴かい?」

「えっと別々で」

「了解、料金は━━━━」

僕が店の人とやり取りをしてるとオリビアがいきなり、「━━━あっ!」と声をあげた

やり取りを済ませてオリビアが見ている方を見るとそこには、

「あれ、リサとライじゃない?」

オリビアの言う通り……そこには、リサとライがいた

あっ、リサとライは双子でリサが妹。ライが兄。
で、まだ幼いんだけどライが勇者で何者かに追われてるから逃げながら旅をしてるんだって

「リサ!ライ!」

僕がそう叫ぶと、リサとライが金色の髪をなびかせ、こっちを向いた

すると二人の顔はパアッと明るくなりすぐにこちらに駆けてきた

温泉上がりなのか、二人の髪は少し湿っていた

「ロミオさん!オリビアさん!」

二人はすぐに僕らに抱きつくと

「僕ら……またロミオさんたちと旅してもいいかな?」

そう聞いてきた

「勿論!ロミオ、いいよね?」

「あぁ……ライ、リサ、何でこの村にいるんだ?」

「森のなか逃げてきたら……この村にたどり着いたの。でねっ今お兄ちゃんと温泉入ってきたんだ」

リサはそう言った
やっぱり、まだ逃げてたんだ……

「今から僕とオリビアは温泉入ってくるから……この券を持って二人で宿屋まで行けるか?」

「うん!ありがとう!」

ライに宿屋の券を渡すと僕らは別れて温泉へ入った

「ライ、リサ、お祭り行くか?」

「行くー!」

やっぱり子供だもんね。お祭り……楽しみにしてたのか

「じゃあ、絶対に僕とオリビアから離れるんじゃないぞ?」

「「はーい!」」

そう言った二人の笑顔は、とても愛らしかった

もともと子供が嫌いな僕だけど、この二人だけは別なのかもしれない

「そういえば、二人は知ってる?この村がこんなに綺麗な理由」

「知ってるよ」

僕らが聞きたかったことについて二人はあっさりと教えてくれた

この村では数年に一度、《ルイル》という高級な実がなる年があるらしい(村の名前もそこからとったらしい)

それでちょうどその年が今年で三週間ほど前に実がなり、その実をお城などに売った結果、沢山の利益がつき、村が裕福になったらしい

そのお金で村を改装し温泉を作り、もっと旅人が来るように村の位置を変更したらしい


何でライがこんなことを……

「逃げてるときにね、村の人が教えてくれたんだ」

ライはニコッと笑いながらそう言うとわたあめを口に頬張った

「この村の人はみんな親切だから……お兄ちゃんも仲良くしちゃうんだ」

親切……まぁ確かにそうかもしれない

「じゃあ二人とも、この近くにある《伝説の剣》の噂は知ってる?」

オリビアがそう言うと今度はリサがかき氷のごみを捨てながら答えた

「知ってるよ!だって私たち持ってるもん」

おぉ!知ってるんだ!しかも持ってるだなんて……

ん?持ってる?

伝説の剣を持ってるだとぉぉぉぉ!?




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