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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 短編小説 ※先生に恋する人向け 良ければコメント下さい
- 日時: 2015/08/26 02:13
- 名前: 沙織 (ID: Tg7POoBX)
どうも、沙織と申します。
今回は非常に短い小説を書かせて頂きました。
(どちらかと言うと、詩に近いですかね…)
今はまだこれ1つしか出来ていないのですが、そのうち自分のサイトに、この小説をもう少し事細かに書いたものや先生に恋するものなど様々なものを書いていきたいと思っています。
(その時はまたここにURLを載せますね!)
それで、それで、ぜひとも皆様の体験談や感想などを聞かせて頂きたいのです!
ということで、もしよければコメント残していってください!
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- Re: 短編小説 ※先生に恋する人向け 良ければコメント下さい ( No.1 )
- 日時: 2015/08/26 02:16
- 名前: 沙織 (ID: Tg7POoBX)
手のひらで、優しく、教科書に書かれた数式を撫でる。
先生が書いた時の熱が伝わるような気がして。
「柔い恋」
その人を初めて、しっかりと見たのは、最初の数学の授業だった。それまでは視力検査の時にぱっと見たことしかなかったから。
別に一目惚れとかそういうのではなくて。先生の一生懸命教えてくれるところにいつの間にか引き込まれていった。
ここ、教えてください。
何回も、そう言って聞きに行く。
楽しそうに、優しく教えてくれる先生の顔が見たくて。
教科書に直接書いていい?
そう聞かれた時、実は嬉しかった。
私だけ教科書に先生の文字が書き込まれる特別感。
数学の教科書を開く度に私は文字をそっと撫でる。
紙と手の間で生まれる熱が、先生と私の手が触れたときの熱のように感じて。
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