コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- クロノスタシス
- 日時: 2015/08/30 15:08
- 名前: トバリ (ID: 9GT/oPaY)
< 挨拶 >
はじめまして、トバリと申します。
以前一度だけシリアス・ダーク掲示板にお邪魔したっきりでしたが、このコメディ・ライト掲示板で小説を投稿させて頂く事にしました。
クロノスタシスというのは、時計が一秒以上止まっているように見える現象の事です。取り敢えずは“世間から自分がズレること”への恐怖感を書いていくつもりです。
これから宜しくお願いいたします。
< 注意事項 >
・普通のライトノベル程度の残酷描写がある
・荒らし・誹謗中傷は厳禁
・更新は基本一週間に一回、テスト前など忙しい時は更新停止します。
上記の事を、申し訳ありませんが予めご了承ください。
それでは、長くなりました。
私の書いた小説が、人に楽しんで貰えれば幸いです。コメント・アドバイス、どんどんお願いします。
書き始めた日→2015/8/29
目次
プロローグ>>01
Page:1
- Re: クロノスタシス ( No.1 )
- 日時: 2015/08/29 14:37
- 名前: トバリ (ID: 9GT/oPaY)
プロローグ
俺—倉橋恭介は、世間一般から見れば“厨二病”らしい。
例えば、どうして自分が世界に産まれてきたのだろうとか。
(だって俺がいてもいなくたって、何も変わらずに地球は回っているのだ)
どうして世界はあるのだとか。
(だって世界がなくたって誰も困らないのだ)
そういう事を最近良く考えていた俺は、ネットの掲示板で心からの思いをそこに吐露した。
果たして賛同は得られるのだろうか、他の人間はどんな解釈をしているのか。
そう柄にもなくわくわくしていた俺だというのに、かえってきたのは嘲笑と馬鹿にするような書きこみばかりだった。
やはり世間というのは、こういう青臭い悩みを好まないらしい。
好まないというよりは、拒絶というか。「そんな事を考えてるなんて、イタい」と言われて終わるのがその常。
だけども俺はこう言いたい。
「お前ら、これって要は哲学と同じじゃないのか。お前らはきっと、昔の哲学者が同じようなことを言っていれば名言だと思うのだろう」
と。
結局の所。
世の中の大多数の人間は、思考を停止させて生きているのである。
そんな詰まらない生活に、人間は何も疑問を抱いていない、というのは—俺の一番の疑問だった。
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