コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 「ゲス」とはきっと、彼女の事。
- 日時: 2015/08/28 15:36
- 名前: クーちゃん (ID: 3NNM32wR)
ゲス。
非・人道的。
「道徳」?そんな物は知らない。
お前程度の屑が黙っとけ、「塵屑」
※頭良くて部活完璧美少女が暴言吐きまくります。
「純粋」で「天然」で「ほわほわ」なヒロインは期待しないでください。
その場合撃沈してゲスっぷりに汚染されてショック状態に陥ります。
ヒロインはゲスです、「ゲスOk」な人だけ来てください。
「お前程度の無能がこのスレに来れると思うなよ、塵屑」
……的なこと言うんで注意してください。
あくまでこれは主人公の台詞です、作者の気持ちではありません。
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- Re: 「ゲス」とはきっと、彼女の事。 ( No.1 )
- 日時: 2015/09/02 16:53
- 名前: クーちゃん (ID: 3NNM32wR)
《主人公設定》
清月 初音 kiyoduki hatsune
年齢/中学一年生(十二歳)
部活/卓球部
外見/艶めきのある美しい黒髪に白い肌、大きな目に小さな鼻と口という容姿であり、まるでディズニープリンセスの日本人版な美少女。
性格(本性)と顔が全く一致しない。
性格/ゲス(途中からいろいろあるけどやっぱりゲスさ!)
皆の前ではいい子を演じている。
※ゲス設定ですけどゲスがマシになったりするんでそれはそれで注意!
- Re: 「ゲス」とはきっと、彼女の事。 ( No.2 )
- 日時: 2015/09/02 17:10
- 名前: クーちゃん (ID: 3NNM32wR)
「うわぁぁぁぁぁっ!初ぅ音ぇちゃぁん、頭大丈夫ぅ?」
……と、顔面崩壊がヤバい渡辺亜衣が言っている。
黙れ屑、低レベル、演技とか学芸会レベルだ失せろこの場から塵屑。
私の様な完璧美少女に頭からピン球ぶっかけてぶりっ子とかキモい。
所詮犬の糞レベルの糞ブスが男子に色目使って上目遣いすんな底辺。
「初音、大丈夫?」
「清月、大丈夫か?」
「大丈夫、初音?」
まあいちいち一言一言聞いていればきりがないが、状況だけを説明すると、部員と亜衣が好意を抱いている男子生徒(名前は忘れた)が私を救助しに来ているという当たり前でごく常識的で至極真っ当な光景である。
「大丈夫だよ!私石頭だし!亜衣ちゃんこそ大丈夫?私がボケッとしててごめんね……ピン球、一人で片づけるから大丈夫だよ」
こんな柔肌の美少女が石頭なわけねえだろ、お前ら勿論意味は分かるな?
亜衣ちゃんを庇ってあげる優しい優しい美少女って事だよ分かるだろう。
「えー、亜衣なんか庇うの?さすが初音だね……っていうか一緒に片づけよ、初音だけが片付けるのはおかしいよ、亜衣なんかのために」
当たり前の感想を言ったのは卓球部で一番卓球が上手い石坂麻衣である。
勿論、卓球歴が長いだけであり、才能だけで勝負するなら私が上である。
当たり前の事を考え直してしまうなど私らしくもない、無駄ではないか。
「ごぉめぇん、初音ちゃん……私、ドジッ娘だから……」
汚らしい髪をやたら触りながら謝罪という名のアピールをしてくる奴、それが、「顔面崩壊、犬の糞レベル、糞ブス、ド下手、大根演技女、ぶりっ子、底辺レベルの存在、キモいを通り越した奇形、そして勿論塵屑」の渡辺亜衣である、悪口などもっと出てくるが勘弁してやる、感謝しろ靴の裏のガム。
「キモいよね……大丈夫、初音?」
また再び当たり前の感想が聞こえてきたので横を向くと羽田恵であった。
卓球部で二番目に勉強ができる人間である、一番は私だ、当たり前だが。
そして恵は卓球部で二番目に亜衣から嫌がらせをされる人間である……勿論一番は私だ、非の打ち所がない男女共に人気のある美少女だから。
因みに羽田恵の場合はただ単に気弱でいじめやすそうという理由だからだ。
「チッ、またお前か……糞が!」
そう暴言を吐き、威勢よく体育館の扉を開いたのは私ほどではないがそこそこ可愛らしい顔だといえる美少女であり、私の親友である森本奏である。
- Re: 「ゲス」とはきっと、彼女の事。 ( No.4 )
- 日時: 2015/09/02 16:45
- 名前: クーちゃん (ID: 3NNM32wR)
奏はまわりの者の視線も気にせず話を続けた。
裏の私に良く似ている彼女は私が表では絶対に口にすることのない暴言を吐く。
「糞が……お前がこぼしたんだから自分で集めろ低知能、そのくらい理解しとけそれも理解できないんだったらお前に価値はない、所詮糞如きのお前に」
「ひどいよ奏ちゃん」
「黙れ、時間の無駄だ下手な泣き真似をするな目が腐る。こいつ一人に片付けさせて僕らは練習しといた方が良いと思うんだけど異論がある方は?」
因みに奏は僕っ子歴十二年の正真正銘の僕っ子である。
何故そこまで「僕」と言いたがるのかは理解できないが似合ってはいる。
見た目自体は地毛の美しい長い茶髪、白い肌で細身、とボーイッシュとは言えないのだが雰囲気がボーイッシュなので一人称が僕でも違和感はない。
「よう初音、顔面崩壊犬の糞塵屑女にはいろいろやられてるらしいな」
「毎日見てるんだから分かるでしょ、あの靴の裏のガム未満が……ウザい」
奏と本音を語り合いながら卓球台がある二階へと階段を上る。
奏なら本音を語り合えるし(本性が同レベルだから)、奏自身もそう感じているらしい、本人に聞くというような愚かな事は勿論した事はないが。
「しっかし僕には分んないな、初音が嫌がらせ率№1なら僕は№2だろ……」
「え、実質の嫌がらせ率№2は奏だけど?靴箱の泥とか、ああいうの全部」
そう、渡辺亜衣は奏にもかなりの嫌がらせをしているのだ、部活以外で。
しかも本人にはバレないように他の人が犯人だという噂をばらまいている。
勿論原因は私と同じく嫉妬である、奏の場合恐らく美しさだけへの嫉妬だろう、奏の性格はパッと見お世辞にも良いとは言えないものなのだから。
「おーっ、初音と奏!」
そう言ってぴょこぴょここちらに跳びはねてくるのはまあまあ可愛らしく気が弱いので男子からモテそうだと言われている少女・矢場真希である。
この少し理解しがたい性格の持ち主が多い卓球部では唯一まともに見える。
「初音、ピン球転がってたけどまさか……」
真希は皆より少し遅く来たようなのできっと状況を知らないだろう。
だがわざわざ説明をするような事でもない、真希なら理解している。
「ああ、勿論あれだよ、僕が来た時にはもう終わってたけど……見たかったなぁ、あのへちゃむくれの間抜けな面……ああ、いっつも間抜けか」
奏がそう言って笑うので、真希もつられて、少し申し訳なさそうに笑う。
卓球部で唯一まともな真希ですら奏に同意するほどなので、渡辺亜衣がいかに皆に嫌われ、いかに厄介だと思われているかは分かるだろう。
- Re: 「ゲス」とはきっと、彼女の事。 ( No.6 )
- 日時: 2015/09/02 17:09
- 名前: クーちゃん (ID: 3NNM32wR)
部員(一年生)設定 ※顔の可愛さ順に並んでいます。
森本 奏 morimoto kanade
年齢/中学一年生(十三歳)
外見/綺麗な長めの茶髪と色白な肌、細身でボーイッシュな雰囲気でそこそこの美少女ではあるが、初音には及ばない。初音と同じく性格と顔が一致しない。
性格/初音の裏の性格をそのまま表にするとこうなる。
僕っ子、初音の親友で唯一初音の本性を知る人間。
矢場 真希 yaba maki
年齢/中学一年生(十二歳)
外見/濃い黒髪に浅黒い肌、目は切れ長で幅の狭い平行二重。
奏程ではないが、卓球部ベスト3の中に入る可愛らしい少女。
性格/気弱で控えめで、恵と似ているが頭悪いから違う。
卓球部で一番性格いいんじゃないかなって思えてくる。
奏たちと結構仲良し。
渡辺 亜衣 watanabe ai
年齢/中学一年生(十三歳)
外見/曇り眼鏡をかけていて冴えない感じであり、外してもあんまり可愛くない、特に目立ちもしない中のちょーっと下レベル。
性格/ぶりっ子で嫉妬深い、ボッチ。
羽田 恵 haneda megumi
年齢/中学一年生(十二歳)
外見/ぽっちゃりしていて、茶縁の眼鏡をかけている。おっとりしてそうな雰囲気。
性格/外見とは裏腹にあまりおっとりしていない。
真希同様気弱で控えめ、頭は卓球部で二番目に良い。
- Re: 「ゲス」とはきっと、彼女の事。 ( No.7 )
- 日時: 2015/11/13 21:45
- 名前: クーちゃん (ID: 3NNM32wR)
「にしてもだな、初音。お前、中間二位だったんだろ?凄いな、僕なんて二十位だ、初音には敵わないなぁ、全く。勉強ってどのくらいしたのかい?」
「教科書をさっと流し読みしたんだけど……真面目でしょ!」
「いや、むしろその反対だ。僕なんかノートを見直したんだぞ!」
……と、正直言って亜衣の顔面と性格、あと麻衣自身が広めた「石坂麻衣モテモテ説」に次いでどうでもいい言い争いを私たちは日常的にしている。
「っていうか、初音。お前クラスはどうなんだ。僕は順風満帆だ」
「ふん、嘘をついてもしょうがないと思うけど……真希とは上手くいっているっぽけど、榛とは喧嘩中でしょ?屁でもないって事?」
「あの中身も見た目も幼いチビ女に何を言われようとこの高貴な僕が傷つくことがあるわけないじゃないか。クラスほぼ全員味方だ、当たり前だろ」
奏のクラスの卓球部員は真希と榛こと高坂榛である。榛はかなり自分勝手なチビで幼稚な女であり、性格だけなら亜衣に次ぐレベルではないかと思う。
まあ、顔は真希の次レベルなのだが。
「っていうか、何で喧嘩してるわけ?正直言って奏が榛に喧嘩を吹っ掛けるとも思えないんだけど。榛のほうから、っていうにも度胸がないでしょ」
「ああ。あいつには度胸がないが、まともな理屈をつけてくる。ウザいもんだ、所詮あの程度、低知能で猿並み、いやいや猿に失礼か……まあ笑えてしまうレベルの知能だから大した言葉は発していないが」
相変わらず人を見下した発言を堂々とし、まあ私も同感、と頷く。
奏がいきなりドンっと立ち上がり、「この屑がぁぁぁ!」と叫ぶ。
奏よ、言わしてもらおう。———厨二か、お前は。
「奏も厨二だね、なかなかに」
「嫌だなあ初音。僕が厨二なら君は厨三来てるね、ああ、なんか違うか」
「何でだろう奏、君がおバカ発言をしてもいつも脳内にあふれている悪口が出てこないよ、感謝してくれてもいいよ」
———
ゲスですね。
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