コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 草木学園!!
- 日時: 2015/09/06 00:40
- 名前: きらめき (ID: KDl0fyQj)
【*プロローグ*】
私が家に帰ってくると、父の手紙が置いてあった。
瞳「えっとー。お父さんの会社、倒産しちゃった。父さんだけに倒産!
なんつって☆と言うことで、家も売ったから、草木学園に行ってね。お父さんは
旅、いや、修行に出るぜ!格好いいイケメンお父さんより♪」
・・・。
瞳「はぁぁぁーーー!?」
これが、お父さんからの手紙でした。
【*ご挨拶*】
どうも、きらめきです。今、書いてるのが、終わるかもしれないので新しいの
作りました。また、逆ハーレムですけど。後、ダジャレ寒くて、スンマセン!!
父さんだけに倒産!本当に寒いですね。悲しそうな感じですが、ギャグあり(?)
友情あり、恋愛ありの物語です!登場人物達も個性豊か!楽しんでもらえれば
嬉しいです!
- Re: 草木学園!! ( No.20 )
- 日時: 2015/09/27 02:03
- 名前: きらめき (ID: LSK2TtjA)
【*第九話、!?*】
彰「じゃあ、時雨くんの隣ね!」
瞳「はいぃぃぃーーー!?」
なんですとぉーー!?
結局、私は時雨くんの隣になった。herp me!
HRが終わり、一時間目のチャイムが鳴った。
先生「で、この式とこの式をやれば・・・」
なんと言いますか、予想通り時雨くん、寝てます。
しかも、爆睡。
瞳「・・・」
なんとなく、横目で時雨くんを見る。
やはり寝ている。反応もない。
瞳「ボソッ)じ・・・寺島くん」
時雨「・・・」
瞳「ボソッ)寺島くん」
時雨「時雨」
瞳「え・・・?」
時雨「時雨って呼んで」
・・・。
ナゼデスカ!?普通の高校生は大体、苗字で呼ぶ、のに、いきなり
名前呼び!?いや、心の中では名前で呼んだけど!!
時雨「じゃ、おやすみ」
瞳「え”」
マ、マイペースって恐ろしい・・・。
大蛇「・・・」
* * *
裕太「ひ・と・み!」
瞳「何?近藤くん」
裕太「裕太でいいよ!それよりさ、お昼、一緒に食べない?」
瞳「別にいいけど」
裕太「やった!」
そうえば、もう昼か。
裕太「まもるんも一緒に・・・」
護「嫌だ。と言いたいところだが、転校生がいるし、案内をするか」
裕太「おっ!今日は何だかついてる☆」
美優「あの・・・、私もいいですか?」
裕太「いいよ!じゃあ、レッツゴー!!」
真面目で最後にしめる系男子くん&私の女神美優さんのおかげで
一応、教室とか覚えた。
一方、裕太はやはり元気がありすぎて、真面目で最後にしめる系男子に
叱られ、ふてくされていた。が、お昼ご飯を食べたおかげか、
通常の状態に戻った。
裕太「いや〜美味しかった!!」
瞳「ご飯、おかわり自由だとはいえ、あんなに食べるとは・・・。
さすが男の子って感じ」
裕太「だよねだよね!」
護「にしても、四杯は食べすぎだ」
裕太「え〜!!」
美優「見ているこっちが気持ち悪くなりました・・・」
裕太「そこまで!?」
私達が楽しく話している時に、何かが入り込んできた。
??「可哀そぉ〜、転校生の子」
全員「!?」
この後、私はA組の差別を知ることになる・・・。
続く
- Re: 草木学園!! ( No.21 )
- 日時: 2015/09/28 01:17
- 名前: きらめき (ID: LSK2TtjA)
【*第十話、生徒会(前編)*】
??「あなたぁ〜転校生さん、ですよね?」
何、この子。今、流行りのぶりっ子?
雪乃「あ、申し遅れましたぁ!私、志村雪乃って言いまぁす!」
美優「志村、雪乃・・・」
護「なんだ?生徒会。いや、差別会」
雪乃「何それぇ、まるで私達が差別してるみたいじゃない!!」
護「事実だろ?」
??「ふっ、事実だ」
がり勉系男子じゃない?こいつ。
樹「沢城樹だ。生徒会副会長をしている」
雪乃「あ!私ぃ〜忘れてたぁ!テヘッ!生徒会会計やってまぁ〜す!」
??「何やってんのー?お二人さん」
??「転校生・・・さん?」
どいつもこいつも転校生ばっかり言って・・・。まぁ、最初のうち
だけなんだけどさ。
リオ「あ、あたし、猪井リオ!よろしく〜」
萌「金子萌・・・です。ちなみに、私と猪井さんは書記です」
雪乃「あれぇ?会長はぁ?会長いないと、雪乃、さみしぃ〜」
??「僕なら、ここにいるよ」
なんだ、こいつ・・・。
なんか、怖い。迫力がある、というか、なんというか・・・。
分からない、けど怖い。
歩夢「僕は柳沼歩夢。生徒会の会長をやっています」
裕太「・・・」
美優「生徒会の皆さんが全員そろって、何か大事な用事でもあるん
ですか?」
歩夢「さすが鈴川さん、勘が鋭いね」
護「早く用件を言ってくれ」
リオ「後輩くん、ちゃんと、ですます言ってね〜」
歩夢「リオ」
そう言った瞬間、生徒会長以外は後ろに下がった。
そして、会長は私に近づいた。
歩夢「・・・」
瞳「何ですか?」
歩夢「君は・・・」
瞳「何?私ですか?私は森田瞳ですけど、文句あります?」
歩夢「いいや、文句なんてない。むしろ、嬉しいよ」
ハッ?
続く
- Re: 草木学園!! ( No.22 )
- 日時: 2015/09/29 19:22
- 名前: きらめき (ID: LSK2TtjA)
【*十一話、生徒会(中編)*】
何言ってるんですか?この人。
むしろ嬉しい?
アハハ、受けるって、そんな訳あるかい!
裕太「教室に戻ろう」
裕太は困った顔をして言った。
いや、困るというよりは、避けたがってる顔をしていた。
すると、裕太は私の手を掴んだ。
でも、私達の行動は遅かったらしい。
歩夢「まだ戻っていいとは言ってないよ」
いつの間にか、生徒会会計の猪井リオが立っていた。
リオ「A組生徒は」
萌「S組の命令を・・・」
樹「従わなければならない」
雪乃「例え、それが先輩でも後輩でもぉ〜」
歩夢「従わないといけない校則。だったよね、保泉くん」
護は睨んだ。
雪乃「キャー!こ・わ・い!」
歩夢「そうだね」
私達は黙って生徒会の人たちを見た。
歩夢「とにかく、僕は彼女に用があるんです」
瞳「私・・・?」
歩夢「ええ。もう昼休みは終わってしまいますが、放課後があります。
ですので、放課後、必ず一人で生徒会室に来てください」
そう言った会長はニッコリと微笑む。
私はその微笑みが怖かった。
歩夢「楽しみですね。放課後」
そして、また、会長はニッコリと微笑んだ。
* * *
美優「やっぱり行くの?瞳ちゃん」
瞳「うん」
美優はずっと心配していた。
授業中、何回も、私も行く!って。
裕太「それなら、俺も!」
瞳「大丈夫だって!」
裕太「大丈夫じゃないよ!死んじゃうかもしれないんだよ!?」
いや、死にはしないだろう。
護「本当に大丈夫か?」
瞳「護も心配しすぎ!」
私は「行ってきまーす!」と、ドアを開け、生徒会室へ行った。
大蛇、時雨、??「・・・」
ガラッ
瞳「失礼しまーす」
歩夢「待ってたよ。瞳さん」
会長は、ニッコリと微笑んだ。
正直、この人の笑顔は偽物だと思う。
まるで、お面をしてるみたいだ。
歩夢「どうぞ」
瞳「どうもありがとうございます」
私と会長は向かい合わせで座った。
この人、近くで見ると、本当、美形だな。って、あれ?
ネックレスしてる。
歩夢「ネックレス、気になりますか?」
瞳「いえ、別に」
歩夢「そうですか」
そう言った後、会長は、変なことを言った。
歩夢「生徒会に入りませんか?」
続く
- Re: 草木学園!! ( No.23 )
- 日時: 2015/10/03 01:12
- 名前: きらめき (ID: LSK2TtjA)
【*第十二話、生徒会(後編)*】
歩夢「生徒会に入りませんか?」
瞳「・・・は?」
いきなり、何故に、生徒会ーーーーーー!?
瞳「無理です!私が入ったら、この学園、廃校になりますよ!?」
歩夢「そうかな?反対に凄くなると思うよ」
ナニイッテンノコノヒト?
いや、無理無理。本当、私が入ったら、廃校になる!
歩夢「そもそも、貴女はA組に入らないで、S組に来るべきだ」
瞳「S・・・組?」
歩夢「この学園の校則、いや、ルールを教えようか」
ルール?
歩夢「第一条、A組に落ちた生徒はS組の言うことを聞くこと。
第二条、A組から脱出したいなら、生徒会の所へ行き、条件と
引き換えにA組から抜けること。
第三条、A組はちゃんと、敬語を使うこと。
第四条、A組は特別な授業の時には他の階に近づかないこと。
そして第五条、A組はこのルールに従わなければならない。
従わなければ、退学か留年」
会長は、笑った。でも、目が笑っていなかった。
歩夢「A組にいるのは、どんな人達だと思う?」
瞳「・・・」
歩夢「正解は、問題児、僕のルールに従わなかった人達かな?」
瞳「!?」
歩夢「そう怯えないで。リラックスになって」
無理だ。この状況で、リラックスになることなんかできない。
しかも、さっきから言っているルールが恐ろしすぎる。
歩夢「ルールを守れば、僕は何もしません。ただ、それだけの話です」
瞳「・・・私は、生徒会やS組みたいなゴミくずの所には入りません」
歩夢「ほう・・・」
瞳「大体そのルール、おかしいです。差別ですよ?」
歩夢「人間の人生は全部、差別だと僕は思いますけど」
瞳「でも、さすがに酷い差別ですよ?」
私は立ちあがって、ドアに向かって歩いた。
歩夢「どこに行くんですか?まだ、話は終わってませんよ?」
瞳「これ以上、聞きたくありません。失礼しました」
ガチャ
歩夢「生意気プリンセスは、いつか、泣き虫プリンセスになるのかな?
楽しみだ」
続く
- Re: 草木学園!! ( No.24 )
- 日時: 2015/10/03 13:58
- 名前: きらめき (ID: LSK2TtjA)
【*第十三話、聞いてた者*】
や、やばいーーーーー!!!どどど、どうしよう・・・!
先輩、しかも、会長に私、何てことを!!!
いつか会長に殺されるぅぅーーーーー!!!
??「山猿、お前、バカだろ」
瞳「!?あ、あんたは・・・」
伊佐田大蛇!?!?
何故にいる!?
も、もしかして、ケンカ売りに!?
大蛇「なんで防犯ブザーなんか持ってんだよ」
瞳「襲われたら鳴らそうと思って・・・」
大蛇「襲わねぇよ!大体、なんで高校生が防犯ブザーなんか
持ってるんだよ!」
瞳「・・・さぁ?」
大蛇「さぁ?ってなんだよ!」
瞳「そんなことより、さっきのバカだろって言葉。何?文句でも
言いに来たの?」
大蛇「あれは・・・生徒会の会長様に」
瞳「ギャーーーーー!!」
まさか、こいつ、聞いてたの!?最悪・・・!!!
大蛇「大体、お前、なんでA組に来たんだよ。元々、この学園の生徒
じゃねーのに」
瞳「そ、それは・・・」
理事長が私のいとこで、しかも、A組に入ってくれって、
頼まれちゃんたんだ!てへぺろ♪
なんて、言えるか!!理事長が私のいとこ自体、言いたくないし!!
時雨「それは俺も知りたいな〜」
瞳「て・・・時雨!?」
時雨「今、寺島くんって言おうとしてたでしょ?」
瞳「い、いひゃい、いひゃい!」
ほっぺ、引っ張られた!!
時雨「次言ったら、また引っ張るよ」
瞳「わ、分かった・・・」
時雨「あ、でも、伊佐田が言った質問、答えて。答えなかったら
デコピンね」
時雨って、ドS!?
ひぃーーー!恐ろしい!!
瞳「り、理事長にお願いしてもらったんだ〜・・・」
大蛇「具体的に説明しろ」
時雨「うんうん」
何、この人達。怖いですよ・・・!
瞳「理事長にA組に入りたいって言ったら、いいよ〜って普通に
言われました」
大蛇「まっ、あの理事長なら、そう言うかもな」
時雨「そうかもね」
ば、ばれなかった?
よかった・・・。
??「本当に、それが真実なんでしょうか?」
全員「!?」
続く
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