コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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俺の妹はゲーム開発者
日時: 2015/09/05 23:57
名前: たみやん (ID: J1W6A8bP)

主人公 四咲唯
俺   四咲弘人
母   四咲まい
父   四咲そら

とりあえずこの四咲一家から開始。
唯は、11歳にしてゲーム開発者。
完成度の高い格闘系から育成系まで幅広く造れる。
しかし、兄と同様不登校。

弘人は16歳で、かなりの天然。
よくゲーム試しプレイに誘われ、最初はグチグチ言うが結局はハマる。
主に推理ゲームを得意とする。

まいは、そんは2人を叱り、誉め、そして何故かハマる。
唯のゲームの中でも、パズル系を得意とする。

そらは、音楽プロデューサーに勤めているため、基本ゲームはしない。
音ゲー辺りが得意。

……タイトルからしてゲームのことが中心です。
ギャグを目指していきます。

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Re: 俺の妹はゲーム開発者 ( No.2 )
日時: 2015/12/26 00:58
名前: たみやん (ID: J85uaMhP)

「あ、そうだ!」


いきなり立ち上がって、2階にかけ上がっていった。
まぁなんのこともない。いつものことだ、いきなり走り出すのは。
………が、持ってきた物がいつも通りじゃなかった。


「もーっと活用してあげなきゃね」


そう言って携帯ゲーム機とPCを接続。
何をするんだか………。訳わからん。
エンターキーを押す、爽快した妹を睨み付け、返してもらう。


「改造もぉど!」


目を輝かせるな!思わずそう叫びそうになった。
とは言え母親の睡眠を邪魔したくない。ていうか邪魔したらブチギレだよ。
と、そんな悠長なこと言う暇が俺にはあるらしい。


「……………」


(注)ゲームの改造は駄目ですよ!


「いやいやいやいやいやいやいやいやいや………何が改造もぉど!だよ」


「そのまーんま」


へえー。
どういう意味かよーく聞こうじゃないか。

Re: 俺の妹はゲーム開発者 ( No.3 )
日時: 2015/12/26 01:28
名前: たみやん (ID: J85uaMhP)

「……だーかーら!そのホコリ被った哀れな子たちを、また
遊んで貰えるようにしたの!改造したら
自作ゲームとか、エミュっていうのを出来るの!」


「おおー!そりゃスゲェな!で、エミュって何だ?」


エミュ(エミュレーター)とは………あるシステムの動作を
他のシステムで模擬的に動作させること。(某辞書引用)


推理は好きだかさっぱりだ。
エミュレーター?改造?素人にゃ、わからん。


「もっと分かりやすく言うなら、
PSPでファミコンとかできちゃうって訳。PCでPSとか、色々あるの」


誇らしげにいい終えた。アンタより知ってますよ〜♪みたいなのが癪にさわるけどな。
奥が深い世界になったもんだなぁ………と思っていると、ひょいとゲームを取り上げ、またPCと繋げた。


妹曰く、私の作った自作ゲームやってみて、とのこと。
つまんなかったら承知しねぇぞ、と、挑発してみる。が、
ニヤニヤ笑うだけだった。






「くそう………」


便利過ぎだああああ!

Re: 俺の妹はゲーム開発者 ( No.4 )
日時: 2015/12/28 08:17
名前: たみやん (ID: GbhM/jTP)

妹をなめきった俺は一体…………。
ていうかこれじゃ兄としての威厳g(ry
で、ゲーム起動して分かった。


「ん………?推理ゲーム?自作……だな」


顔を上げると、妹は赤面していて静かに首を縦に振った。
なにもしてないけど………俺はそう呟いた。


「やってみたら分かるわよ………」


まるで自ら発した言葉を自分に言い聞かせるような言い方。
まぁ、プレイぐらいは……してやる!!


「……あれ?これ、すげぇ簡単じゃあないか?」


車の話もない。妹の憲法の話もない。99999問ない。
一応、俺レベルに合わせたってことか。
でもなんで俺レベルに合わせられたんだ!?
面白いからいいけどなぁ……。などと言うまでもなく行動で伝えた。


「ふふっ………ありがとよ」


頭に手を置いて、そう告げる。
妹は顔を真っ赤にして笑って、またPCを開いた。


こんな和みムードに鬼が登場。
我が家『自宅警備委員会』の委員長、四咲まいことお母さん。


「学校行かんで何しとる…ボケ共がァアァ!」

Re: 俺の妹はゲーム開発者 ( No.5 )
日時: 2015/12/28 08:51
名前: たみやん (ID: GbhM/jTP)

「うわあああああああ!!!!!」

叫けんだのはほぼ同時。
母は鬼だ。めちゃくちゃ怖い!

「ごごごご、ごめ¨ん¨な¨ざい¨〜!!」


って、どこからか出したか疑問の
ノートPC持って逃げている。
今のところ妹を追いかけ回していてただ見ている俺はいいのだが……。

「お前は唯に示し見せんかぃいぃい!」

やっぱりな。内心妹ばっか追いかけんのおかしいと思ってたんだよ。
って逃げないと死ぬ!!
その世界はまるでドラ○ンクエ○ト、ファ○ナルファ○タジー。
そんなこと言う暇があんなら逃げろと本能が命じる。


「あら?」


目に留まったのは妹のPC。


「ね、ねっ、唯〜。これやってもいいかしら?」


と妹は画面を覗く。いいよ、パズルゲーム。あえてなのか大きい声で言う。
全く……母さんも母さんで大人げないところがあるんだ。

Re: 俺の妹はゲーム開発者 ( No.6 )
日時: 2015/12/28 15:24
名前: たみやん (ID: N7iL3p2q)

すごく面白いと母。今までの威圧感はいったい?



俺は溜め息をついた。
妹は胸を撫で下ろした様子だったが、俺は凄く虚しい。

そう。セーブを忘れてしまった。



追いかけ回されている途中、誤って落としてしまい、
ゲーム機の電源が落ちた。



再起動したが、セーブはされていなかったのだ。



まぁ、解くのは面白いからいいか。どこかで妥協してしまう自分がいた。






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