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私に落とせない男がいるはずがない
日時: 2015/09/08 22:52
名前: 月のくまさん (ID: Oh9/3OA.)

「好きです!!付き合ってください!!!!」
…99回目。私が今までに告白された回数。いや。男を落とした、の方が正しいかな(笑)
男の子って単純でちょろい。簡単に言えば“バカ”。
少し可愛く振る舞っただけですぐに落ちる。つまんない。

私に落とされない男の子いないかなー。

……いるわけないか。


~1時間目 標的は君に決めた~
私の名前は花宮 桜子。ただいま転入生ガン見中。
顔は、まあ、普通。声は結構好み。
標的にするには、なかなかいい感じ。
(よし。記念すべき100回目の標的は君に決めた。)

チャイムと同時に席を立ち、転入生、野崎 春の元へ近ずいた。
「はじめまして野崎君!! 私の名前は、花宮桜子だょ!桜子って呼んでね♪春君って呼んでもぃぃかな??」
可愛いオーラ全開で話しかける。
私は顔が可愛い(自分で言うなって読者の声は無視する)ので、この時点で何人かの男は落ちるのだけど。
「ん。」
……は??
え、ちょっと待って。何ですか今の反応は。
ん。って何よ!!!! むかつく!!!!!!!!!!!
「は、春君! 次、教室移動だよ!! 案内するから一緒にいこ??」
「ん。」
なになになになに。ん←これしか話せないの?!
さっきの華麗な自己紹介はなんだったのよ!!!!
私は、ん。しか言わない野崎(心の中だけ野崎呼びするわ、野崎)を案内した。
(まあ、さっさと落とそう)
私はノートに攻略方法を書き始めた。それが先生にばれて廊下に立たされた。

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