コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- フユコイ。【オリキャラ&コメント募集中!】
- 日時: 2016/03/05 09:39
- 名前: 夏目 織 ◆wXeoWvpbbM (ID: C9n6E2JV)
- 参照: ちほりん→とらじ、澪羽、*織*→夏目 織
まだ寒い冬の日に
私はあなたに恋をしました_____
「何してんの?」
外は白銀色の雪が降っていて、傘を忘れて一人でやむのを待っていた私に声をかけてくれたこと。
「俺も一緒に待つよ」
傘を持っていて、寒いし早く帰りたいはずなのに一緒にやむのを待ってくれたこと。
「……送るよ」
結局やまなくて、一人で帰ろうとした私を家まで送ってくれたこと。
「……寒い? 俺のでよければ使っていいよ」
自分も寒いはずなのに私に手袋を貸してくれたこと。
「滑るから、ここ、つかんでていいよ」
雪道が滑るからって制服の裾を掴ませてくれたこと。
「それじゃ、また明日!」
____その日は雪が降っていたのに、体全体が熱くて顔が林檎みたいに真っ赤だったことを覚えています。
______私の初恋はまだ始まったばかりです。
- Re: フユコイ。【オリキャラ募集中!】 ( No.19 )
- 日時: 2015/09/21 20:03
- 名前: 夏目 織 ◆wXeoWvpbbM (ID: FBVqmVan)
- 参照: ちほりん→とらじ、澪羽、*織*→夏目織
第四話
「何してんの?」
「━━━━ふぇ!?」
突然後ろから声がして、私は変な声を出す
違う意味で顔が赤い!……と思う
慌てて体を起こして、声の主を見る
「……あ、私は前原 晴よ。よろしくね〜♪」
「……よろしくお願いします?」
私にはなしかけてのは、モデル体型の先輩だった
せ、先輩と話すなんて……部活以外あんまりないなら緊張するなぁ……
「それじゃあ、また今度!」
━━━━いったい何しに来たんだろう
と、思うほど早く、前原先輩は姿を消した
でもなんで私に?
「あいー!」
「あ、夕日ちゃん」
「雪だるま?めっちゃ可愛い!」
夕日ちゃんは戻ってくるなりそう一言
「ちっちゃ〜い!!」
そう。私は先程の30㎝の雪だるまよりもさらに小さく……マトリョーシカ見たいに作って並べていた
「あいちゃんって手先器用なんですね!」
そう言ってる雛子ちゃんも器用だと思うけどな?
「曽良野ー!」
この声━━━━
塩野くん?
「すっげぇ!マトリョーシカだ!」
塩野くんのその声で、他の子達も集まってくる
やっぱり━━━━塩野くんと私は次元が違う
「だよね!」
夕日ちゃん、そう言いながら一番小さい雪だるまに小さな黒い実をつける
「校庭のすみに落ちてたんだ!どう!?」
かっ……可愛い!
「皆何してんの?」
「あ、或斗!お前も見てみろよ!」
「…………ふーん。ってかさっきからこれ一人で作ってたの?」
━━━━さっき、ぼっちで作ってたの見てた?
「毎年作ってるよね」
うぅ……
まぁ毎年雪降ったら雪だるまマトリョーシカ作ってるけど?
或斗君……見てたの?
- Re: フユコイ。【オリキャラ募集中!】 ( No.20 )
- 日時: 2015/09/21 21:27
- 名前: 村雨 ◆nRqo9c/.Kg (ID: HTruCSoB)
どうもこんばんは、村雨です∀
先日は私の小説にコメント頂きありがとうございましたb
>>0の冒頭の文章で早速きゅんきゅんさせられました(
良いですねかまくら、私も一回作ってみたいですv
個人的に或斗くんが気になります!
何だかクールな感じですが、あいちゃんのことをちゃんと見ているあたり、本当は優しい人なのかなあと思います+*
それでは、更新頑張って下さい!
- Re: フユコイ。【オリキャラ募集中】 ( No.21 )
- 日時: 2015/09/21 22:25
- 名前: 夏目 織 ◆wXeoWvpbbM (ID: FBVqmVan)
- 参照: ちほりん→とらじ、澪羽、*織*→夏目織
村雨さん
コメントありがとうございます!
冒頭できゅんきゅんしてもらえてよかったです!
こんな男子が現実にいたらなぁ、と思いながら書いてました(笑)
応援ありがとうございました!(σ*´∀`)
- Re: フユコイ。 ( No.22 )
- 日時: 2015/12/06 11:41
- 名前: 夏目 織 ◆wXeoWvpbbM (ID: .HsHtyLH)
- 参照: ちほりん→とらじ、澪羽、*織*→夏目 織、リザ、桜里
ちょこっと更新〜♪
第五話
「みんなーーー!教室戻るよーー!」
夕日ちゃんと一緒に話していると、大きな先生の声が聞こえた。
クラスの人たちも次々と先生がいる所に集まっていく。
私と夕日ちゃんも小走りでそこに向かって走った。
◇
授業も部活も終わりもう下校時間。
雪が積もってるから気を付けて帰ってね、って先生が言ってた。
確かにアスファルトの上に雪が積もってるし、凍っているところもいくつかある。
「あい、未來に届けなくていいの?」
「……?」
「手袋、まだ返してないでしょ?」
……忘れてた。
かんっぜんに忘れてた。
もう……帰っちゃったかな?
「夕日ちゃん、私っ、返してくるねっ……!」
手袋をバッグから出して走る。
昇降口に行って、塩野くんの場所を見る。
上履きだけ━━━━
やっぱりもう……
「どうしたの?」
━━━━この声。
「誰か探してんの?」
この顔。
「しっ、塩野くんっ……これっ……」
やっぱり緊張して上手く話せない。
だけど……
「あ、手袋……朝貰ってなかったよね……わざわざここまで走ってきたの?」
「うん……帰っちゃってるかと思って……」
下を向いて、そう話す。
ハァハァと息が上がってる。
「そっか。ありがと!じゃあな!」
塩野くんはそう言って、昇降口から出ていった。
……話せた。
男子と……一対一で……!
しかもそれが……塩野くん……!
━━━━話せただけで、こんなにドキドキして、走った以上に顔が熱いのは何故だろう。
━━━━━━━━━━━━━━━
駄作orz
- Re: フユコイ。 ( No.23 )
- 日時: 2016/03/05 09:34
- 名前: 夏目 織 ◆wXeoWvpbbM (ID: C9n6E2JV)
- 参照: ちほりん→とらじ、澪羽、*織*→夏目 織、リザ、桜里
第六話
「……あ、おかえり」
「たっただいまっ……」
どうしよう。まだ顔が熱い。
きっと他の人から見たら凄く顔真っ赤になってるんだろうな……うぅ……恥ずかしい……
「じゃ、帰ろ」
「うん、ごめんね、待たせちゃって」
顔を隠すためにマフラーに顔を埋めて夕日ちゃんの隣を歩く。
──まだ、心臓の鼓動が煩い。
「それじゃ、また明日」
「うん。ばいばい」
家の前で夕日ちゃんと別れて、玄関の鍵を開けて家の中に入る。
──どうしよう、さっきのことがまだ頭のなかをぐるぐる回ってる。
男の子と、しかもそれが塩野くんで……一対一で話したこと……。一生に一度の体験になるのかな……。
──────
ひさびさなのに短くてすみません。
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