コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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僕と君との2年間。【移動】
日時: 2017/01/28 17:14
名前: てるてる522 (ID: VNP3BWQA)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

こんにちは、こんばんは、おはようございます!
click頂き誠に有難う御座います<(_ _)>

【注意事項】
・荒らし&なりすましはご遠慮下さい。
・オリキャラは応募して頂いても使えるか分かりません。
・更新はのんびりmypaceです。w

【小説情報】
2015.9.15 執筆開始


【オリキャラ応募用紙】※コピペ可

Ⅰ名前(振り仮名)
Ⅱ性別
Ⅲ容姿
Ⅳ性格
Ⅴ立場関係
Ⅵサンボイ
Ⅶ備考

※今回のstoryでは、友人関係のキャラは使わないと思います。
主人公は入院しているのですが、そこでの同じ病院の人とか、家族とかで限りたいと思います。

【来て下さったお客様】
〜Thank you always〜
・冬野悠乃様【いつもありがとう! 凄い文才の持ち主です♪】
・杏莉様【雑談でもコメディ板でも話しますw 来てくれてありがとッ】
・夏目 織様【必ず小説読みに来てくれて、沢山小説書いてます!】
・旅人様【魅力的なキャラを応募して下さいました!(^^)!】
・HIRO様【私には作れないオリキャラ応募有難う御座います(*^^)v】
・ゆきうさぎ様【雑談でも、最近はよく一緒に話すね♪ 小説更新お互いガンバロー!】
・カカオ様【陽翔ちゃんと雫くん、オリキャラ応募ホントに有難う御座います!】
・逢逶様【コメディで小説を書かれています! 素敵な小説なのでお勧めです】
・向日葵様【コメディで小説を書いてます♪ 描写が兎に角素敵で、是非読んでみて下さい^^】
・キャッツアイ様【コメント有難う御座います☆彡 お互い小説更新頑張りましょう♪】
・星飯 緋奈様【来てくれて有難う^^ これからヨロシクー! お互い更新頑張ろうねッ】
・咲華様【久し振りに会ったら、私の小説に来てくれた方。オリキャラ応募thank you】
・キコリ早苗様【もじ、何か不快な思いをさせてしまったのなら本当にスミマセン】
・新感覚様【御名前の通り〝新感覚〟な小説を書かれる方です! 内容はどれも最高です】
・クッキーコロッケ様【最近、御見掛けするようになった方ですが、文才は確かなもの。コメディ板ですよ】
・彩都様【ファジーなどで活動されている方です。凄く面白い小説なので是非行って見て下さい!】
・僞露狗様【コメディ作家さんで、最近良く話す方です! 話し易い且小説も面白いです☆】
・りお様【コメント、凄く嬉しかったです^^ 有難う御座います〜!! 思わずはしゃぎました←】
・沖司美夜様【雑談掲示板でお世話になってます(笑)小説まで来てくれて有難う】
・湯桁のろま様【此処の小説にも来て頂いて......有難う御座います!! コメディ作家さんです】
・IA様【私のもう一つの小説にも来て下さり、此処へも足を運んで下さった方。コメディ作家さんです】
〜Nice to meet you in the future〜

〜応募されたオリキャラ一覧〜
「thank you......!!」

>>3冬野悠乃 【野原 鈴】
>>36星飯 緋奈 【有明 優姫】

>>7夏目 織 【神倉 澪】
>>13旅人 【栗田 玲那】 【栗田 嘉音】
>>22カカオ 【天里 陽翔】 【天里 雫】
>>31向日葵 【桑山 錬】

>>8杏莉 【白洲 桃茄】
>>17HIRO 【白洲 源五郎】
>>47咲華 【舞野 理梨那】

【小説内容】

>>1

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Re: 僕と君との2年間。【参照1000突破♪】 ( No.115 )
日時: 2016/01/24 13:51
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

episode1

急に桃ちゃんが入院して来た。
入院したと知ったのは嘉音ちゃんがそう言って居たからなのだ。

「あっ……桃ちゃん!!」
ベッドに寝て居る桃ちゃんは、

「なんかまた急に動かなくなっちゃったよー。何回も経験して居るのにやっぱり頭真っ白になっちゃうね。」
悲しそうに目を伏せる桃ちゃんは、どうにかしたいと思わされた。
私が出来る事は有るわけでは無いのだが、せめて普段は離れて居る時を埋めたい。

「此れから一緒に居れるね!!」
私が言おうか迷って居た事を桃ちゃんは先に口にする。

何時も先を越されちゃうなぁ。
残念だけど、その通り。

私も桃ちゃんも同じなんだなぁとしみじみ感じた瞬間だった。

「うん!!」
私も同じだという気持ちを込めて、深く力強く頷いた。

【続く】

第5章で有ります(笑)

宜しく御願いします♪


byてるてる522

Re: 僕と君との2年間。【参照1000突破♪】 ( No.116 )
日時: 2016/01/27 19:19
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs3/index.php?mode

episode2

そうは言ったけれど、私の前では元気を装う桃ちゃんもやっぱり治療はキツイみたいで溜め息の数が増えたように感じる。

毎回そうだけれど桃ちゃんが入院して直ぐに退院出来るのはそれなりの治療をして居るからなのだと思う。


辛そうだなぁと思うけれど、私が代われる事じゃ無いしただ見て居るだけも耐えられない。
辛そうにしてる時、どうすれば良いのか分からなくて距離を置いてしまう自分が嫌になる。

「別に、未希のタイミングで話しかければ良いんだよ。深く考え過ぎ」
バッサリと切り捨てる澪ちゃん……。

「そんな事言ってもさー」
あーだこーだと言う私の肩をバシッと叩いて澪ちゃんは「まぁ頑張れ」という表情を浮かべてベッドに横たわった。

フゥ……──と軽く息を吐いて、病室をソロソロ〜っと抜ける。


「桃ちゃん??」
きっと居るであろう病室へ行く。駆け足気味だ。

「ハイハイー!! 未希ちゃん?」
明るい返事が聞こえて、私は少しだけ安心した。


【続く】

スミマセン、切ります((

byてるてる522

Re: 僕と君との2年間。【参照1000突破♪】 ( No.117 )
日時: 2016/01/29 16:55
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs3/index.php?mode

episode2.5

「今は平気なんだ〜!!」
ニコニコしている桃ちゃんを見て、本当に安心する。

「良かったぁ。心配してたよ」
御互いに顔を見合わせて笑いが溢れる。
裏表が少しある桃ちゃんもこういう時は一切感じ無いほど真っ直ぐだ。

「未希ちゃんも頑張ってね! 私はもうじき退院できそう」
「良かったけど──ちょっと寂しいなぁ」
俯く私の肩を叩いて桃ちゃんは力強く……

「何時でも御見舞い来るよ!!? だから頑張って」
真剣さに私も言い訳できずに頷く。

「遠いのに御免。」
「そういうのは気にしないで良いの」

前は入院しても直ぐに退院出来る──……自分の目の前から消え去ってしまう桃ちゃんが羨ましいなんて感じてしまった事が有った。

なんて事を思って、考えて居るんだろうかと呆れてしまったけれど、私には私なりの。桃ちゃんには桃ちゃんなりに色々有るんだなって気付いた。


今は、人に優しくされてばかりでもその優しさを何時か返せる時が来れば良いなぁって。

【続く】

byてるてる522

Re: 僕と君との2年間。【参照1000突破♪】 ( No.118 )
日時: 2016/02/02 17:58
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

episode3

桑山錬。もうすっかり入院生活が板に付いてます。
寧ろ病院じゃ無いと落ち着かない──其れは無いか。

自分の言葉に苦笑してしまう。


そりゃあ、サッカーしたいなぁって思って無い訳じゃない。
でもしっかり怪我治ってから思いっきり走りたいなって思える。

「そっか、そういう目標とか有るから良いなー!! 私も走りたい!!」
「サッカーやる??」
「でも難しそう。」
「平気じゃ無い? やった事無い?」
「まぁ……学校も行って無いからねー」
「そうか。」
ずっと病院居る人だって居る。
そんな中だったら全然短い期間だし、幸せだと思う。

「でもさ……?」
未希の言葉の続きを待ち構える。

「此処は良い人ばっかりだし、楽しい!! そりゃあ学校も行って見たいけど私からすれば知らない人ばっかりって感じじゃん?」
──思っていたよりもずっと色々考えて居て、驚いた。

「知らない事ばっかりなんだけどねー。」

まだまだ此れからじゃん?──そう思ったけど口には、言葉にはしなかった。

【続く】

byてるてる522

Re: 僕と君との2年間。【参照1000突破♪】 ( No.119 )
日時: 2016/02/05 18:34
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: VNP3BWQA)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode

episode3.5

「もうさ、年上って事忘れちゃいそう!!」
「オイ!?」
だってそうなんだよなぁ。

やっと思って居た事がハッキリ言えたよ。

「……もしかして今、未希は言えて良かったーとか思ってるの?」
声真似をしてそう尋ねる澪ちゃんに、私はたじたじしてしまう。
勿論図星だからだ。

「──なんで分かっちゃうのさー……?」
「分かり易いんだもの。」
そんな事無い筈だけどなぁ。

「でもなんで、そう思ったんだよ?」
錬くんの質問に私は食い付き気味で……

「なんか年上って、堅苦しいイメージ強いんだけど、全然錬くんてそう言う感じ無いなぁってさ。」
「それは良い事なのか……。」
「さぁ。よく知らないけど、良いんじゃない?」
何故か澪ちゃんがそう言うと「なら良いや。」と納得し始める錬くん。


「御姉ちゃんも、今は全然平気だけど一時期受験とかで凄く忙しそうな時は全然。近寄れないオーラ出てたし。」
「どんなオーラよ。」
「そう言えば澪ちゃんって兄弟姉妹居る?」
「因みに俺は、御兄ちゃんが居る。俺とそっくりでイケメンだよ!」
「そうなんだ。なんか錬くん可笑しくなってるね。」
きっとそう言うなら本当なんだろうなぁ……。

「私は、一人っ子。親戚の家で暮らしてたけど、寂しく感じた事は無いかな。」
強がってるような雰囲気。

でも、きっと違うのかな。


「でも今は、病院に居る人達が兄弟姉妹みたいなもの──かな?」
「うん? なんか言った?」

澪ちゃんは確かに何か言った。

「ううん。大した事じゃないから。」
そう言って、ベッドに横たわる。

いっつも必ずベッドに寝ちゃうんだよなー。──

「気になる〜!!」
独り言なのかどうなのか。
自分でさえ判断の難しい言葉を発して、ベッドに寝る。

【続く】

byてるてる522


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