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殴ろうとした手は止められた
日時: 2015/09/19 22:37
名前: rei (ID: .siUiCRq)

登場人物

佐久間 羽美
明るく頭もいいが、ちょっとガサツ。

大倉 海斗
運動神経がよく、誰とでも仲良くできる。

石井 菜々
クラスでも目立つグループに属している。

葉山 慶
海斗の親友。頭がいい。

和田 穂乃果
羽美の親友。面倒見がいい。


あらすじ

羽美は、以前から仲がよかった海斗のことが気になり始めた。
海斗も、そんな羽美の新たな一面を知り、当たり前だと思っていた羽美の『存在』が気になり出す。
そんな2人を邪魔するのは、要領のいい菜々。
羽美目線で綴る、王道かつ新鮮なラブストーリーが今、幕を開ける—



朝だ。

私は、カーテンの隙間から入ってくる光から、目を伏せた。

「眩し・・・」

めまいがしそうなほど輝く太陽は、アスファルトに照り付けている。

私は、スウェットから着替えると、リビングに降りていった。

「いいにおい!!お母さん、今日お味噌汁?」

「羽美、正解。今日はワカメとお豆腐よ」

「わあ、大好き」

私は超特急でご飯を食べ終えると、学校へ向かった。

「行ってきます!!!」


「羽美!!遅−い」

近くの文房具店で待ち合わせしている、穂乃果が言った。

「トイレに時間かかったのー」

そんな他愛もない話をしながら、学校へ向かう。


「おはよー」

「お、羽美おはよ」

「海斗!!おはよっ」

海斗は、私と仲のいい友達だ。

まあ、私は海斗のこと『友達』って思ってないけど。

海斗のこと、好きだから—。


休み時間。

私は、海斗や慶たちと、バスケをしに体育館に向かった。

「体育館っていいよね。雨ふってもいいから」

「校庭は雨降ったら行けないしな」

私は、バスケが好きだ。

町内会のミニバスに入ったら、海斗がいて驚いたっけ。

体育の授業でバスケをやるとき、私はいつもみんなの前で実演する。





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