コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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虚ろな恋情 ~実話~
日時: 2015/09/23 08:57
名前: しゅーくりぃむ (ID: 4yRqeNGS)

初めまして。。!
今回は私が2年前にあった恋(?)のお話を
させていただきます。

<登場人物>
・竹宮みほ
・小平凌統



プロローグ



「ねぇ、小平の好きな人って誰??」

「は、はぁ?絶対言わない」

「えええ教えてよ」

「やだやだ」

「じゃあ、最初の文字だけ!」

「えぇ。。」

「ほら早く!」

「。。。「た」。。。」

「んーーー、、、「た」だけじゃわっかんないなぁ。。?」

「ちょ、、」

「お願いっ!!最後の文字もっ!!」

「……………」

「じゃあ、順番に言ってくねぇ。。」

「あ」

「…………」

「い」

「……………」


・・・・・・・・・・

「へ」

「…………」

「ほ」

「^ ^」

「え、「ほ」なの?」

「うん」

「ええっと「た」から始まって「ほ」で終わる人。。。」

「…………って、◯◯◯?」

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Re: 虚ろな恋情 ~実話~ ( No.5 )
日時: 2015/09/23 09:58
名前: しゅーくりぃむ (ID: 4yRqeNGS)

第4章

学校にて



「おはよー」
「おはよ」
力なく言い返すと、溜息を吐く。
「あんれええ??もしかしてぇ
恋のお悩みですかぁぁ?
この莉奈が聞いてあげましょうかぁぁ???」
わざとらしく話を振ってくる莉奈に苦笑いを返す。
「ははは。遠慮しときますよ」
「なぁに言ってんの!小平と良い感じなんでしょ!?
このまま付き合って、挙げ句の果てには結婚を。。。!」
「いや、どこまで考えてんのwまだ一回しか遊んでないし」
あ、ミスった。
今の発言ミスったわ。
「へぇーぇ"まだ"ねぇ、、、ふーーぅん、、そっかそっか」
「い、いやちがちがうから!訂正!訂正!」
「何を訂正することがあんのかな?」
他愛ない会話を続けていたところに小平が教室に
来てしまった。
あぁ、もう、なんでこんな。。。
「おぅふぉっ、旦那様の御登校ですよぉ奥さん&#9825;」
「うるさいうるさい!」

先が思いやられるわぁ、、



3時間目の席替えにて

「はい!3時間目は席替えでーす!」
「よっしゃ」
「やっとかよー」
「どこにしよっかなぁ」
「ねね、みほちゃん、同じ班にしよ!」
「ああいいよー」
席替えと言えばみんながみんな喜ぶのが
当たり前。
私のクラスは自由に席を決められることもある。

「じゃぁ、まず女子から!男子は廊下で待っててくださいね〜」

「どの班にする?」
「んー6班でいいんじゃない」
幸運なことに、ジャンケンをすることもなく平和に決まった。



~そして5分後~

「席を移動してください!」
そういえば、誰と隣になるんだろ。
なるべく普通の・・・・
「あああああああああああああああああああああ」
「!?」
「どしたのみほちゃ。。あ、小平じゃん。みほの隣」
なんでこのタイミングで隣になるんだろう。
あり得ているけどありえない。
最悪だ。
ホントに。
「うぇぇ竹宮隣ぃ?」
ほら、小平だって嫌がってるし。
「ラッキーだねみほ♪」

Re: 虚ろな恋情 ~実話~ ( No.6 )
日時: 2015/09/26 09:52
名前: しゅーくりぃむ (ID: 4yRqeNGS)

第5章


学校にて。



「みほちゃんおっはよー」
「あぁ…おはよ…」
「昨日に増して悲しそうなお顔ですね奥様??」
ふざけた口調でそう指摘する莉奈は
やっぱりニヤニヤしている。T^T

席替えといい、小平のことといい、、、
そもそも、遊ばなければ、席替えでもこんな
最悪な気分にならなくても済んだのに・・・・
「あ」
そういえば、昨日の、約束。
あ、あ、あ、
「人生終了のお知らせ\(^ 0 ^)/」
「ちょ、早まんないで!!みほ!みほ!」
「いいよいいよ、どうせ私の人生なんて始まってもいなかったんだよ。。。
絵描こうぜ、絵。」
「う、うん」
私と莉奈は趣味が絵を描くこと。
カゲ◯ロが好きということや、嫌いな人など
気があうことが多く、仲が良い。
「見て、コレ、シン◯ローwwwwwwwwwww」
「うわ、みほちゃん酷い!そんな汗かいてないってば!」
「えぇーでも、ベトベトしてそーじゃんw」
「もぉー!」

『キーーンコーーンカーンコーーン キーンコーーンカーーンコーーーン」
「もう授業かよー。。。」
「ノートに絵描いてよっと」

Re: 虚ろな恋情 ~実話~ ( No.7 )
日時: 2015/10/04 08:19
名前: しゅーくりぃむ (ID: 4yRqeNGS)

第6章


放課後の教室にて


「うぁぁ、そいえば今日は委員会じゃん」
「めんどいね」
集会委員はほんとにロクな奴がい、ない、

「じゃ、また明日ねー」
「うん ばいばーい」
階段を降りて教室を目指す。

集会委員にはロクな奴がいないと
言ったが、実を言うと
好きな人はいる。

恥ずい。

「あ〜あ。。。」

Re: 虚ろな恋情 ~実話~ ( No.8 )
日時: 2015/10/04 08:42
名前: しゅーくりぃむ (ID: 4yRqeNGS)

委員会にて


「来週の集会はイントロクイズです!係の仕事は
予め分担しておきましたから、頑張ってください」

『はーい(集会委員一同)』

んと、私は。。。回答を紙に書く、、か
藤田くん(好きな人)もいっしょ。。。
//////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////

作業中



「この字ほっそw」
「るせーなぁ…竹宮やっていーーよ」
「おk」
とっくに自分の分を終わらせていたので
冷やかしたつもりだが、これは
やりたくなる(⌒-⌒; )

「はーい!もう時間なので帰ってくださーい
。。。。。。と言いたいところですが、あと一枚!
誰かぁぁぁぁ」

「「いいですよー」」

「あ、そう!じゃぁ宜しく!」

横目で見ると、もう1人の声の主は藤田くんだった。

「私は『ダンダンデュビ』まで書いてあげるから藤田くんは
『ズバーだけねwww」
「えぇ ま、いっか」

「んんむずいな」
「もう少しもう少しw」
「よし!次、は私だね!」
「おいおいおいおい、次俺だよww」
「え、?そだっけぇ???」
言ってるうちに、ペンを取られた。
「あ、ちょっ 返してよ〜!」
藤田くんの方が背が高くて少し背伸びして
手を伸ばす。

「やだよw」
あああもう、あああもう。

「返してっ よし!」
「うぉ、取られた」
ペンを取り返した!
…………のも束の間。
直ぐ取られた。

「ちょちょ」
「へっへっへ」
「返せ返せかえs、、うわっうわあああ」
机の足につまづいて、藤田くんを巻き込んで倒れこむ。

「いったぁ。。って、きゃああああ」
私が藤田くんに床ドンする形になっていた。
恥ずかしい。

「もおおお!早く書いてよっ!!」
「え、あ、お、おう。」
すごく戸惑った様子を見せたが、作業に取り掛かり、
あっという間に終わった。

「帰ろっか。」
「だな」

Re: 虚ろな恋情 ~実話~ ( No.9 )
日時: 2015/10/04 08:53
名前: しゅーくりぃむ (ID: 4yRqeNGS)

下校にて



藤田くんは帰り道が被る。
だけど今日は雨が降っていて、傘を忘れた男子のとこで帰ってる。
ちょっと寂しいかな。

学校から歩いて3分くらい。
ふと、後ろを向く。

と、折りたたみ傘を右手に持ってこちらに走ってくる
誰かがいた。

目を凝らして見ると、藤田くんだった。

「えぇぇ?」
「や、やぁ」
「大高のとこいったんじゃないの??」
「いや、途中で戻った」
「馬鹿?」
「えぇ」

「ところでさ」
「うん」
「君の好きな人って誰?」
一瞬遅れて頭が反応する。
好きな人って。。。
「え、なんで、いきなり」
「別に。」
「なにそれ 気になる」
「いいから教えてよ」
「藤田くんはいるの?」
「うん」
「へぇ、、、 あ、じゃぁ、藤田くんの好きな人
教えてくれたら教えるよ」
「いや、そこは君から」
「いやいやいやいや普通はそっちからでしょ。。。」
「つか、いるの?」
「えっ、いやぁ、べぇぇっつに?」
「じゃぁ、明日教えて」
「………覚えてたらね」

「ばいばい」
「ばいばい。。」


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