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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 明日も朝から仕事だ。
- 日時: 2015/10/13 21:03
- 名前: ユキムラ (ID: ycnzZQhq)
お久しぶりです。
ゆったりまったりと、
ゆる〜く更新していきます。
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- 明日も朝から仕事だ。 ( No.1 )
- 日時: 2015/10/13 21:23
- 名前: ユキムラ (ID: ycnzZQhq)
兄が結婚をする。
出会いはバイト先。
大学入学と同時にオープンしたホームセンターで四年ほどレギュラーでバイトしていた兄と出会ったのは、私が中学二年生の時に同じクラスだった女の子。
当時の彼女は女の子というには程遠く、短髪でぽっちゃり体型、しかしスポーツ万能。
クラスの子からは男扱いを受けていた。
彼女もそれを当たり前のように過ごしていた。
そんな彼女のことを私は大嫌いで仕方がなかったのだ。
「いつまで膨れてんだよ」
「松田咲子との結婚なんか許さない」
兄は不貞腐れた私を見てまた一つ大きくため息をついた。
そもそも、松田咲子になぜ兄が惚れたのか?
なぜあの男気質だった彼女に可愛いなんて感情が抱けたのか。
全く理解不可能である。
彼女が兄のバイト先に入ったのは、今から7年前
《同じ大学の後輩がバイトに入ったんだ》
《ふぅん、で?》
《なんかすげぇ、可愛いんだよね》
《は?》
《いじりがいがあるっていうか、妹気質な子》
《私が妹ですが》
《お前はチガウ》
《なにがどう違うってのさ!?!妹!!!ワタシ、アナタノ、イモウト、デース!!!!!》
《キモい黙って》
《そやつの名は何という》
《松田咲子》
名前を聞いた瞬間、体に電気が走った。
なぜ、彼女を知っているのかと不思議で仕方なかった。
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