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微笑み
日時: 2015/10/14 23:29
名前: azuSa (ID: yr0rtNnI)

『わ……たし…を……た……す…け……』
「わぁっ!!!!!」
「起きたのね。小谷さん大丈夫?」
目の前には最近入ったばかりの保健の先生がいた……。
「教室で倒れていたのよ。びっくりしたわ…」
「すいません。もう教屋に戻ります。」
さっきの夢は何だったんだろうと思いながら、小6の私、小谷 幸はいつもの6-2に戻った。
私のクラスは、普通の二十歳後半の女性の先生と、男女合わせて30人のごく普通のクラスだ。
昨日までは…。
今日の朝、この学校の屋上に奇妙な殺人事件が、あったのだ。それも、殺されたのは、私の親友山下 迷。
(迷…)
殺害された時間は0時だと思われる。
迷の首には、ローマ字でこう書いてあった。【KIMIMOOIDE】(君もおいで)
また、迷の殺害方法が謎なのだ。
刺された形跡もないし、首に縛られたあともない、毒薬も使われたあともない。手掛かりになるような指紋もない。
なので朝から警察が行ったり来たりしている。
ほんっと、悲しい。迷にもう二度と会えない。どんだけ悲しいか…。
 
教室に戻ると、いつもより騒がしい。
当たり前か…。
ドアを開けると、一気にみんなの視線が、私に行った。
クラスの男子の中心と言える冨山 敬吾が私に「お前の机の中に何か入ってたぞ。」と小声で言ってきた。
私が席に戻って中を見て見ると、赤い紙に黒い文字で「NANNDEKONAINO(何で来ないの?)」
と書いてあった。
【悪夢のスタートだよ…ふふふ…】
1話〜恐怖の始まり〜

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