コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- ログナイフ放課後論
- 日時: 2015/10/29 19:16
- 名前: 粟南 (ID: bUOIFFcu)
粟南と申します。
初投稿ですので、どうか温かい目で見てやってください←
オリキャラを募集するかもしれません。
それでは。
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- Re: ログナイフ放課後論 ( No.1 )
- 日時: 2015/10/31 13:07
- 名前: 粟南 (ID: bUOIFFcu)
case.1 カオルの場合
放課後ってあるよね。
そう、授業終わった後の…っていうか、学校終わった後の時間。
皆は放課後に何するかな?
部活。部活いいよね、青春な感じで。あたしは入ってないけどさ。
宿題。嫌だね、宿題。何で出るんだろうね。皆やりたくないでしょ。
宿題に似てるけど、勉強。自主的にやるヤツね。自主的に勉強できる人すごいよね。あたしはやらないけどさ。
あとは…趣味?部活じゃなくて私的な。多趣味な人いるよね。あたしは趣味無いけど。
…あぁ、趣味無いってのはちょっと語弊があるかもな。
趣味ってほどではないけど、放課後にすることが無いかと言われれば、それは嘘になる。
そう、あたしの、放課後にすること。
それはね…
「っつーわけで、はい、本日のテーマ!」
『うぃー』
やる気が無いわけではないだろうけど、どことなく気の抜けた声がバラバラに上がる。
「ログナイフ!一周回って原点に戻ってきたんだけど、どうかな、涙?」
「あー…まあ、いいんじゃない?どうせまたネタ切れなんでしょう」
「勿論!」
「………」
涙に「はぁ」とため息をつかれた。何でだろう。
さて、あたしが放課後にすることだが。
- Re: ログナイフ放課後論 ( No.2 )
- 日時: 2015/10/31 13:47
- 名前: 粟南 (ID: bUOIFFcu)
会議。
…まあ、見かけだけね?やってることはボケとツッコミの応酬だし。正直駄弁ってるのと大差無い。まあ、ただ駄弁るのと違う点といえば_____
「で…ログナイフ、か」
「そう、ログナイフ」
議題が決まってることかな。
あたしが毎回議題を決めて、それについて話し合ってもらう…って言ったらなんか真面目な感じするけど、さっきも言ったようにほとんど駄弁るのと大差無いから、議題についてのボケとツッコミの応酬が繰り広げられるだけ。
特にボケ担当とかそういうのは無いけど。なんだろう、皆が皆ボケ&ツッコミ担当っていうか。キャラが濃ゆいんだよね。
キャラと言えば、ここにいるメンバーを紹介しておこう。まずは…
「ネタ切れになるくらいならやめればいいじゃない…」
さっきからあたしと喋ってはため息をつくこの人、鈴片 涙。
「そもそもログナイフって何でした?まずそこからなんですけど」
この集まりを立ち上げる切っ掛けを忘れてる、篠島 海空。
「ログナイフはね、ほら、ここに載ってるから見てみて、海空ちゃん」
海空にスマホのとあるサイトを見せて説明する、未和 珪菜。
「ナイフっていう議題な時点で、皆さん暴走するのは目に見えてますです…今日は私がアウェーなんでしょうか」
今日のアウェーを気にする変な敬語の常識人、蔦架 梓結。
そして_____
「で?誰から話す、カオル?」
_____この集まりのそもそもの発案者、カオルことあたし。
名字?そんなの気にしたら負けだよ。あたしはカオル。カオルったらカオルなんだよ。漢字も気にしたら負けね?
まあ、まだ来てない人も結構いるけど。
え、ひとりひとりの名前の読み方?
…それは、まあ、誰かがやってくれるよ。期待しておけば誰かが。
さて…誰から話させようかなぁ…。
「じゃあ、まず初めに_____」
《ガラガラガラガラ》
話そうとしたら誰かが入室してきた。
- Re: ログナイフ放課後論 ( No.3 )
- 日時: 2015/11/02 18:14
- 名前: 粟南 (ID: bUOIFFcu)
「うぃっーす、遅れたわー」
なんて言いながらカバンをどさっと置き、適当に空いてる席に腰掛けるその人は、傑 澪愛。
正直この議題にノってくれること間違いなしな子だから、素直に来てくれたのが嬉しい。やっぱり、会話が弾まないの嫌なんだよ。
「今日の議題、何?カオル」
「よくぞ聞いてくれました!ログナイフだよ!」
「お、マジ?」
やっぱりノってくれた。うんうん、そういう人がいるのいいよね、うん。
「ていうか一周回って初めに戻ってきてるけどいいの?」
「いいんだよ。あえてここは戻したんだし」
「あ、そ。まあいいけど。...それに、その話題なら...」
ここで、澪愛の目が暗く輝いた。
皆が(来るぞ)みたいな表情をする中、澪愛が思いっきり立ち上がって大声を張り上げる!
「このスーパーヘマトフィリア、傑 澪愛の出番でしょ!」
ここでビシッと決めポーズ。何でだろうね。
澪愛はひとり悦に入った状態で話し始める。
「いやー、最初の議題がそれだった時から、待ちわびてたよ。ええ、待ちわびてましたとも!ナイフでざっくり切り裂いた後に迸る鮮血!その後引き抜いたナイフにべっとりついた濃厚な血!切り裂くといえば周りに飛び散った血も美しいし、切り裂いたことによって自分に付着する返り血も綺麗だし!かと言って人体に流れる血が汚いかといえばそんなことないし!そういう意味じゃ鮮血だけじゃなくて時間が経って茶色くなっちゃった血とかその独特の匂いとかもたまらないしっ!ああっ、今日はこれで一時間以上話せそうな気がするっ!話してやる!普段どっちかというと皆のツッコミにまわっていたストレス、今日発散してくれるわ!まず_____」
「はいはい、もういいから座って」
涙にさっさと座らせられてしまっていた。「何で邪魔すんの!?」とか言ってるけど、うるさいよ澪愛。ノってくれるのは嬉しいけど、なんかちょっとやりすぎかもしれない。
澪愛は...もう今のセリフでわかったろうけど、血が大好きだ。
ヘマトフィリアという性癖を持ってるらしい。ヘマトフィリアの和訳は血液性愛。異常性癖の一種とかなんとか...あれ、なんだったっけ?まあいいや、うん、澪愛はあんな子だよ。あんな子だね。
澪愛に話を振るとうるさいことこの上ないから、他の誰かに話を振ることにしよう。そうしよう。
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