コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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隣の席は_____
日時: 2015/10/29 21:51
名前: クッキーコロッケ (ID: aw1kgo/k)


プロローグ

私の隣の男の子は、いつも来ていない。
見たこともない。

先生「出席とるぞー」

名前を言っていく先生。
そして…。

先生「青山零士は今日も欠席か…」

これは、一人の少女と一人の欠席少年とその仲間達の青春物語______

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Re: 隣の席は_____ ( No.8 )
日時: 2015/11/01 22:25
名前: クッキーコロッケ (ID: aw1kgo/k)


八、部活

零士「いつまで泣いてんの…」
久美「ごめん」

あの後、ハンカチを貸してもらって、それでも泣き止まなかった。
青山君って、優しいところもあるんだ…。

零士「泣き止んだ?」
久美「…うん」

ニコッ

零士「…初めて笑ったな…」
久美「何か言った?」
零士「いいや、何も言ってない」
久美「そう…」

う…。
沈黙ですか…。

零士「部活」
久美「え?」
零士「部活見学、行こう」
久美「いや、私は別に部活入らないし…」
零士「とにかく行くよ」

グイッ

久美「うわっ」
零士「面白そうな部活が合ったから」
久美「そうなんだ…。じゃあ、一人で行けば?」
零士「嫌だ」
久美「え"」
零士「久美が来ないと、これからずっと学校休む」

何それ?
小学生ですか?
ジーッと、青山君は私を見た。

久美「…はぁ。分かった」
零士「ありがとう」

ニカッ

久美「青山君、笑うんだ…」
零士「丸で無表情な人間じゃん」
久美「それよりも部活見に行こう」
零士「それよりも!?…まぁ、いいや」
久美「どこの部活を見に行くの?」
零士「演劇部」

…。
え・ん・げ・き・ぶ!?
演劇部って…演劇部!?
何故に演劇部なの…!?まさか、演劇部に入る気じゃ…?

零士「行くぞー」
久美「ま、待ってー」






零士「ここが演劇部か…。部室、小さそう」
久美「まぁ、ここの演劇部、活動してないらしいし…」
零士「そんな演劇部あるんだ…」
久美「この高校は、大体運動部が多いし…」
零士「へー。じゃあ、入るか」
久美「入るの!?」

ガラッ

マジで入った…。
青山君、謎過ぎる…!
しかし、まぁ…部室、小さい…!

??「!?」
??「まさか…見学者!?」

next…!?

Re: 隣の席は_____ ( No.9 )
日時: 2015/11/02 20:58
名前: クッキーコロッケ (ID: aw1kgo/k)


九、演劇部

??「まさか…見学者!?」
零士「ああ」
久美「はい…」

というか…この人、背が小さい。

??「そこのあんた!」
久美「ひぃ…!」

何!?
私が何をした!?

??「今、背が小さいなぁ…って思ったでしょ!」
久美「凄いですね!ビンゴです!」
??「へへッ!やっぱり!って…そういうことじゃなーい!」
久美「!すみません…」
??「姉さん、落ち着いて…!」

姉さん?って、この二人、兄弟?
まぁ、確かに、似てるような…似てないような…。

零士「ここ、本当に演劇部?」
歩「そうよ!あたしは永崎歩。で、こっちは弟の椿」
椿「は、初めまして…。一年二組の永崎椿です…」

名前が…。間違いじゃないよね?
えーっと、姉が歩で弟が椿だよね?
…反対でしょ。

歩「そこの二人も紹介しなさいよ!」
零士「二年一組、青山零士」
久美「同じく二年一組、赤城久美です…」
歩「青山と久美ね…。で、あんた達、見学しに来たの?」
零士「はい」
歩「嬉しいけど、見学するようなものはないわ」
零士「ふ〜ん。じゃあ、戻るか」

え、戻っちゃうの?
まぁ、いいか。
私は別に部活やりたくないし。
今回ばかりは青山君の意見に賛成…♪

歩「ちょっと、待ちなさいよ!」
久美「…」
零士「久美、戻るよ」
久美「…」

私は後ろを振り返った。
歩先輩は待ってほしそうな顔をしていた。
けど…。

零士「久美、行くよ」

グイッ

久美「ちょっと、青山君…!」

ガラッ
ガラン

私は歩先輩の悲しい顔しか見られなかった。

next…

Re: 隣の席は_____ ( No.10 )
日時: 2015/11/03 16:16
名前: クッキーコロッケ (ID: aw1kgo/k)


十、お話

次の日…。青山君は授業中、寝ていた。
先生は怒っていたが、全く起きなかった。
授業中、寝ていて大丈夫なのか…?と思って、起こそうとしたが
やはり起きず、放置状態。

キーンコーンカーンコーン

零士「ん…ふぁぁぁ〜〜…」
久美「…」
零士「久美…おはよう…」
久美「今はお昼だよ」
翔「お前、よく寝れるな…」
零士「う〜ん…まぁ、どこでも寝れるから…♪幼馴染み君は真面目だね…」
翔「…。久美、行くぞ」

グイッ

零士「久美、待って」

グイッ

久美「…」
翔「青山、手を離せ」
零士「そっちこそ、手を離して」

うわぁ〜…。
また犬と猫が見える…。
もう喧嘩しないでほしいなぁ。
だって、お昼ご飯、食べられなくなっちゃうじゃん!
すると…

ガラッ

椿「あ、あの…ここに赤城久美さんは…いますか?」

あれは昨日の弟君…?

久美「どうしたの?」
椿「へ、あ、あの…」

女の子が苦手なのか、その後の言葉が聞こえない。

椿「…お…が……しま…。き……さ…」
久美「えーっと…もう一回いいかな?」
椿「…お願いします。来てください…」
久美「いいけど…その前に、この二人をどうにかして…」
零士「久美が迷惑って顔してる」
翔「お前が手を離せば、終わる」

いつまでもやってんの…。と言ったら、それはそれで
終わらない気がした。ので、言わなかった。

椿「あ、あの…先輩方…?」
零士、翔「「は?」」
椿「う…」
久美「泣かした…」
零士「知るか…」
翔「知るか、じゃない。どうした?」
椿「えっと…赤城先輩を一回借ります…」

グイッ

うわ。
一年の男子でも結構力あるんだ…。
ん?いや、待てよ…。
借りる?私を?

久美「…え!」
椿「すみません。後で返します…!」

ガラッ

椿「本当にすみませんー!」

私は引っ張られて、中庭に連れていかれました。

next…

Re: 隣の席は_____ ( No.11 )
日時: 2015/11/04 17:06
名前: てるてる522 ◆9dE6w2yW3o (ID: hYCoik1d)
参照: http://www.kakiko.cc/mydesign/index.php?mode

前、二重人格の小説でコメントをさせて頂いた者です!!

赤城ちゃんの頼まれたらなかなか断れないというのには共感しました。私は物事を頼まれる事はそんなに無いのですがたまに頼まれると、自分にとっても珍しい...レアな事なのでつい引き受けてしまいます...。

初っ端から学校へ来て教科書忘れるって、青山君は何をしに学校へ来たんだよって思いました(笑)

カッコいい幼馴染良いなぁ。
私は幼馴染は居たものの、住んでいる所が微妙に離れて居て今は全然会って無いのですが、赤城ちゃんと成瀬君は今でも一緒なんて羨ましいッ...。


青山君と成瀬君、この2人が個人的にはとても好きです!

これからも更新頑張って下さい!


...よければ今度、私の小説も見に来て下さいね(@^^)/~~~

byてるてる522

Re: 隣の席は_____ ( No.12 )
日時: 2015/11/04 18:33
名前: クッキーコロッケ (ID: aw1kgo/k)


こちらの小説にも来てくださって…本当にありがとうございます!

私も零士が教科書忘れてたシーンを書いていて、お前は何しに学校来たんだよ
って思いました(笑)

私も頼まれたら断れない性格なので、自分と重ねて、久美を書いています。
でも、これから仲間達と触れ合ってくる久美は、どうなるのか、自分も
書いていて楽しみにしてます。

まぁ、翔と零士はいたらいいな…と思って書きました。
後、永崎兄弟もです。

こっちは、現実であり得る(?)感じですが、もう一つのは、あり得ない感じかなと
思ってます。
零士と翔、何か一言、よろしく…!

零士「は?えー…う〜ん…。てるてる522さん、幼馴染み君、ドMだからね…♪」
翔「意味わかんねーよ」
零士「じゃあ…幼馴染み君、スt「黙れ」嫌だ★」
翔「星が黒くなってるぞ」
零士「知るか★」
翔「マジで黙れ」

…グダグダですみません。


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