コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 短編
- 日時: 2015/11/05 13:14
- 名前: やまやま (ID: 9Q/G27Z/)
みにきて下さってありがとうございます
文章を書くのは初めてなのでいろいろおかしな表現や文章があると思いますが
寛大な目でみてもらえたら嬉しいです…
のんびり書きます。
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- Re: 短編 ( No.1 )
- 日時: 2015/11/05 15:51
- 名前: やまやま (ID: 9Q/G27Z/)
ぱち、と目を開ける。そしてがば、と起き上がった。ベッドから。
「寒いな」
窓はきちんと閉めていたけど、やはり完全には冷気を遮断できないようで小さな部屋は寒々とした空気に包まれていた。
ベッドの下の引き出しから厚手のカーディガンを引っ張り出す。無理やり引っ張り出したせいで他のものも飛び出たが構わず羽織る。くすんだオレンジ色のこのカーディガンは確か貰い物。のはず。焦げ茶色のボタンは留めないで放っておいた
ひんやりした木造の床をぺたぺたと歩いて部屋を出る。引き出しは面倒なので閉めないで出た。
二階に位置する自室から一階の台所を目指して階段をおりる。毎回ぎしぎしと音をたてるけどあまり気にしてはいない。一度直そうと思ったことはあったけれど、直しかたが分からなかったのでやめた。壊れてから考えばいいだろう。それか、はしごをかけよう
台所に入るとコンロの上にに寸胴とその横にかごにはいった山盛りのロールパンが置かれていた。蓋があって見えないけれどにおいからしてコーンスープだろう
冷たさに思わず顔をしかめながら顔を洗いカーディガンの袖で顔をふいているとふわ、と頭の上に何か置かれた。手に取るときれいにたたまれたタオルだった。薄いピンク色をしている
「タオルでふいてください。そっちのほうが柔らかい」
聞き慣れた声に後ろを向いて見慣れた顔を見る。うすくてかたい茶髪と黒い目と、少しだけ自分より大きい背丈。あといつもながらに奇抜な格好の同居人。が立っていた。呆れ顔で。
- Re: 短編 ( No.2 )
- 日時: 2015/11/07 01:08
- 名前: やまやま (ID: 9Q/G27Z/)
「タオルでふいてください。はやく」言いながら手からタオルを奪い取る。言いはじめてから奪い取るまでが流れるような動作で、呆気なくタオルは手から離れていく「ったくのろいなぁ」ぼやくような声が聞こえると目の前が薄いピンク色に変わった。顔をふかれているのかと理解する。あと理不尽な暴言も聞こえた。お前がはやすぎる
「確かに」柔らかいタオル地が肌を撫でる「こっちのほうがふわふわしてる」
「そう、これなんかブランドのやつですよ。高いの。多分貰い物のはずです」タオルが外されぱっと視界が良好になる。黄色のシャツに黒のテーラードジャケット。黒のズボンに赤いタイをした同居人の顔が目に映った。目がチカチカする。
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