コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 笑顔をくれてありがとう
- 日時: 2015/11/08 21:33
- 名前: かぜはな (ID: VhEnEiwQ)
何で?何で私はこんな家に産まれてきたの?もっと幸せな家族がよかった。
これは佐々木風花が本当の笑顔を見せるまでの物語。
両親と姉と私の4人で仲良く暮らしていた。しかしその幸せは、長くは続かず両親が離婚した。離婚してからいっさい会っていなかったが姉の小学校の卒業式には来ていて久しぶりにあった。嬉しくて泣いた。父は私の卒業式も来てくれると言った。だけど来てくれなかった。
こうして私は中学生になった。
中学生では剣道部に入り厳しかったけど頑張った。まわりには褒めてくれたり一緒に笑っていられる仲間がいたから。
そんなこんなで3人でも家族は楽しくやっていけた。あの日が来るまでは。
ある日母が仕事帰りに電話してきた。
ゆり「今日ちょっと紹介したい人がいるから食べに行かない?」
急なことで私は驚いたがお腹がすいていたので姉に同意してもらい行くことにした。
行った先には肉食系な男性がいた。
その人は山本と名乗る人だった。
隣にいた姉はなぜかすごくきげんが悪く口を開こうとしない。初対面の人に態度悪くしては、いけないと思い私がそっせんして話した。
ある程度の時間がたち姉が帰りたいと言ったので今日は帰ることにした。
そして家に帰ったあと姉に異変がおこった。部屋で暴れ出したのだ。私はそんな姉が怖くてお風呂へ逃げた。お風呂の中に入っている間も姉と母の言い合いが聞こえた。私は嫌で嫌で耳をふさいだ。自然と涙を流した。ほんとは私も嫌だった。だけど強がって無理をした。私はどうすることもできなかった。こうしてその最悪の一日が終わった。このあと私を救ってくれる救世主があらわれる。
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