コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 月 と すっぽん 。
- 日時: 2015/11/11 19:00
- 名前: 咲鳥 (ID: rfy7IlR/)
どうも!受験を控えてる咲鳥です!
受験を控えているというのにまだまだのんびりしとります(゜Д゜)ノ
とりあえず勉強の合間に少しずつ更新していけたらなと思ってます。
月とすっぽんというのは大変な格差というような意味合いで大丈夫だと思います(困惑)
授業中の妄想で考えてた()不良×お嬢様ものです。
文才欠片もない私ですが、どうぞよろしくお願いします☆
Page:1
- 第一話 初恋は突然に ( No.1 )
- 日時: 2015/11/11 19:41
- 名前: 咲鳥 ◆mwnmzMz1Ls (ID: rfy7IlR/)
ハイヤーに乗り込むこの美少女こそ
成績優秀、容姿端麗、そして大企業「LINK」の社長令嬢
"東郷みゆき"、15歳である。
以前はお受験して名門の中高一貫校に通っていたが
父の事情と本人の固い決心により
平凡な公立中学校にかようことになった。
今日は、お抱え運転手が運転する黒のハイヤーで新しい学校に顔を出す日である。
「ここが芝橋中学校ね!」
***
転校生が来るとのことで、教室はざわめいている。
「カッコイイ男子がいいなぁ」
「わたしは面白い女の子と友達になりたい!」
そんな中、一人だけ全く興味を示さずつっぷして寝ている生徒がいた。
佐野ゆうま、14歳。この学校でもトップの不良生徒で
度々問題を起こしては生徒指導室に連行されている。
「佐野は楽しみじゃないの〜ッ?
私、佐野レベルのルックスの男子に来て欲しいなあぁ?」
そう言って上目遣いをするのが
現在クラストップレベルのルックスであり
自分に強い自信をもちローカルアイドルとしても活躍している
"木上ののこ"、14歳。
「のんのんはぁ、佐野以上の美男子が来たってぇ」
「ずぅぅっと佐野一筋だからねっ☆」
猫のようなポーズで佐野に話しかけるも、毎回帰ってくる答えは
「お前ってさ、よくめんどくさいって言われない?」
である。
「んもぉ〜佐野ったら照れちゃってー」
「めんどくs、、Zzz、、」
「きゃん☆寝顔もかわいー☆」
そうしているうちに朝休みは終わり
先生が入ってきた。
「みんな知ってると思いますが、今日から新しいお友達が」
「なーんと東京からやってきましたよ!・・・さ、東郷さんこっちへ」
ざわめくクラスをよそに、それはそれは優雅に教室に入ってきたのは
ブロンドヘアーの美しい女の子だった。
男子のこそこそ話が聞こえてくる。
「ちょ、あいつ結構イケるくね?」
「やべー外国人かよあいつ!」
長いブロンドヘアーをなびかせて、颯爽と挨拶をする。
「ハロー、富山県の皆さん?東郷みゆきです。」
「ママがフランス人、パパが日本人のハーフなので、
皆さんと少しだけ違うけれど、仲良くしてくれたら嬉しいです。」
紹介が終わり先生が職員室へ戻ると、生徒は一斉にみゆきを取り囲んだ。
「ねぇねぇみゆきちゃんかわいいね!」
「みゆきちゃん足キレ〜!モデルさんみたい」
「そんなんじゃないのよ、私はごく普通の凡人ですから」
そんななか、ののこは不機嫌そうだ。
「なによ!あんな金髪女をちやほやしちゃってさあ!」
「ねえ〜、佐野はあんな子になびいたりしないよねえ?」
「めんどくせえ。別にお前のことも好きじゃないし転校生にも興味ねえよ」
ののは教室を出ると、小さく呟いた。
「あんな子に負けないもんねええッ☆もしもぉ佐野に色目使ったりしようもんならぁ、、、」
「徹底的にぶっ潰す」
Page:1
この掲示板は過去ログ化されています。