コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- ーPoker faceー
- 日時: 2015/11/12 22:05
- 名前: 侑花 (ID: SI2q8CjJ)
【poker face】・・・
ポーカーをするとき、手札を悟 られまいと無表情を装うところから》表情を変えないこと。無表情な顔つきのこと。
辞書で調べてもそんな意味。
彼はホントにそうなのかな。
・・・・・
はじめまして!
更新はゆっくりなので呼んで頂ければうれしいです。
Page:1
- Re: ーPoker faceー ( No.1 )
- 日時: 2015/11/18 11:27
- 名前: 侑花 (ID: SI2q8CjJ)
私、沢渡ちな。
中学2年生。
初めてこのクラスで隣になったのが・・・
無表情の山野辺ひなた君。
どうしよう・・・何か言った方がいいのかなぁ・・・。
1年のときは違うクラスだったし・・・よく分かんないけど。
「ええっと・・・山野辺くん?」
「なに?なんか用?」
「あの・・・隣・・・よろしくね。」
「ん。よろしく」
そう言って前を向いた。
無表情のまま。
山野辺くんの表情はpoker faceにそっくりらしい。
・・・・・・・
「どうしよう・・・なんか返した方がよかったかなー。」
俺は山野辺ひなた。
初めてお隣になった沢渡さん。今日、声をかけてくれた。
けど、そっけなく返してしまった。
沢渡さんはおとなしくて小柄で、誰にでも笑顔だから・・・男子にも人気がある。
俺もその一人だ。
一1年の時—
この頃も相変わらずだった。
緊張とテレカクシでこんな顔になる。
しかも姉と妹のせいで女子がニガテだった。その為、距離を取った。
「ええっと・・・山野辺くん?だったっけ。」
「なに・・・なんか用あんの?」
「ちょっと、ちな。危ないわよ。」
女子たちは顔をにやーっとさせていて、声をかけている少女がうらやましいとばかりに見ていた。
「山野辺くん、移動教室続きで、家庭科室に絵具セット忘れたよね」
「あ・・・」
「はい、コレ!」
こんな奴・・・初めて見た。
Page:1
この掲示板は過去ログ化されています。