コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- シュガー・ロボット〜砂糖がつなぐ甘い恋〜
- 日時: 2015/11/18 23:57
- 名前: 林檎 (ID: h/hwr32G)
登場人物
白鳥 莉子(しらとり りこ)
私立百合ヶ丘高校1年生。
お菓子作りが得意だが、甘いものはニガテ。動物が大好き。とても毒舌で、佐藤に対してはキレるとキックやビンタをかますことも。いわゆるツンデレ。髪はクラスの中では短い方で、前髪が長く、両サイドでおろしている。
佐藤 京太(さとう きょうた)
私立百合ヶ丘高校1年生。
料理はできるのに男子の中でもワーストに入るほどおかし作りはまったくできない。だが、執着並みに甘いものが大好き。莉子に興味を持ってつきまとえばボロボロにされる。性格は幼い。八重歯が目立つ。親が仕事で忙しく家事をこなす。2歳の「京介」小学3年生の「京」小学5年生の「京平」という3人の弟と暮らしている。
綾取 ことり(あやとり ことり)
私立百合ヶ丘高校1年生。
コート1着作れるほど手芸が得意で、冬に来てくるおしゃれなマフラーなどは自作。たまにクラスメートに作ることも。目立つ茶髪をツインテールに結んでいる。京太の幼馴染で、よく遊んでいた。好意を抱いており、かまわれる莉子に嫉妬している。
名木田 隼人(なぎた はやと)
私立百合ヶ丘高校1年生。
金髪に染めピンをつけて止めているいわゆる不良系。ただネコが大好きで、ネコの前だと性格が変わる。ことりが気になっているーー?
どうもこんにちは、林檎です。
恋愛かきます!
これからよろしくお願いします!
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- Re: シュガー・ロボット〜砂糖がつなぐ甘い恋〜 ( No.1 )
- 日時: 2015/11/18 23:58
- 名前: 林檎 (ID: h/hwr32G)
今日は入学式。
桜散る此処は私立百合ヶ丘高校。
その学校の図書室にぽつんとひとりぼっちなのが、私、白鳥 莉子です。
廊下などは友達などとワイワイ。ガヤガヤ。
嗚呼、うるさくて静かに本も読めやしない。
友達なんて何になるのか。
私が読んでいた本は、江戸川乱歩の「少年探偵団」。長編より面白い小説はありません。
???「何読んでんの?」
莉子「きゃぁぁぁ!!!!」
私はびっくりしてイスから立ち上がり本を落としてしまいました。
拾おうとすると後ろから話してきた男の人が拾ってくれました。
???「ごめんごめん、驚いちゃった?」
莉子「あなた、誰ですか?」
???「ん?ああ、ごめん!僕、佐藤京太。1年B組。よろしくね!」
1年B組ーーー
ということは私もです。クラスメートですか。ここは挨拶しないとですね。
莉子「そうですか。私は白鳥莉子と申します。私も1年B組です、以後、お見知りおきを」
京太「あっはっは、随分挨拶が渋いな!!」
莉子「あなたに笑われる筋合いはありません」
京太「辛辣だなぁ。まあ、僕のこと覚えといて!仲良くしようぜ!メアド教えてくんね?」
彼は唐突にスマートフォンを取り出します。
莉子「どうしてあったばかりの方にメールアドレスという個人情報を教えなくてはならないのですか?」
京太「あー、なるほどそういうタイプなんだ、莉子ちゃんは」
彼は笑顔を絶やさずに話しました。
- Re: シュガー・ロボット〜砂糖がつなぐ甘い恋〜 ( No.2 )
- 日時: 2015/11/19 00:06
- 名前: 林檎 (ID: h/hwr32G)
京太「あー、なるほどそういうタイプなんだ、莉子ちゃんは」
彼は笑顔を絶やさずに話しました。
莉子「どういう意味ですか?」
京太「そのまんま。いわゆる素直になれないってとこ。面白いね、君。」
莉子「何が言いたいのですか」
京太「莉子ちゃんに一つお願いがあるんだ」
莉子「なんですか?」
京太「友達になってくれない?」
莉子「友…達?」
彼は手を差し伸べながらいいました。
京太「莉子ちゃん、僕に似てる。僕も素直になれないんだ。気があうって大事なことでしょ?だから、友達になろう!」
彼はさっきまでとは違う笑顔でした。
はぁ。私も諦めがつきました。
莉子「いいですよ。お友達になりましょう」
京太「え、ほんとに!?」
莉子「ええ。あなたは私の恩人です。友達と縁などなかった私にとって」
京太「それは言い過ぎだと思うけど…でも、わー、嬉しい!これからよろしくな、莉子!」
莉子「はい、よろしくお願いします、佐藤さん…って、え?呼び捨てですか?」
京太「え?友達同士って呼び捨てって聞いて…」
莉子「それは同性の場合では…?」
私が指摘すると、彼は顔を赤くして慌て始めました。なんだかその姿が面白くて、私はすこしはにかんでしまったことは彼はきっと気づいてません。
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