コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 私が転校してきた所は魔法使いしかいない
- 日時: 2015/11/29 21:38
- 名前: きらめき (ID: PRmCvUEV)
【プロローグ】
あぁ…やっと離れられる。
やっと、なくなる。
でも、怖い。怖い。
怖い。誰か助けて。
何もない私を助けてください。
【ご挨拶】
初めましての人は、初めまして!
会ったことある人は、どうもです!
作者のきらめきです。
お前、何作作ってんの?って思ってる人、すみません(土下座)
魔法系ですが、恋愛もアリアリです!その上、逆ハーレムです!
そして、シリアスもあります。
何卒、よろしくお願いいたします。
Page:1
- Re: 私が転校してきた所は魔法使いしかいない!? ( No.1 )
- 日時: 2015/11/29 21:30
- 名前: きらめき (ID: PRmCvUEV)
魔法1、貴方達には分からないでしょうね?
真帆「…」
父「どうしたんだ、真帆?」
母「転校して寂しい?」
真帆「…寂しいよ」
私は國見真帆です。高校一年生で、九月から
星宮高校に転校してきます。
父「友達には、ちゃんと手紙を出すんだぞ」
母「そうよ。お友達は真帆の手紙を待っていると思うわ」
真帆「そうだよね」
嘘。
全部、嘘。
全部全部全部全部、嘘。
嘘だから、送らないよ。
母「楽しみ?」
真帆「うん、楽しみ」
嘘。
全然、楽しみじゃない。
全然全然全然全然、楽しみじゃない。
父「でも、父さんは心配だな…」
真帆「?」
父「だって、元男子校なんだぞ。女子の人数が少ない…」
母「もう、お父さんったら!きっと、真帆なら
大丈夫よ。逆に、彼氏を作ってほしいわ」
父「それは…」
恋愛とか友情とかいらない。
とにかく、平和でいれば、それでいい。
それでいい。
続く…
- Re: 私が転校してきた所は魔法使いしかいない ( No.2 )
- 日時: 2015/11/29 23:56
- 名前: きらめき (ID: PRmCvUEV)
魔法2、隣とは関わりたくないの
母「ここが新しい家よ」
とても綺麗。
新築だから、当たり前だよね。
すると、隣の家から、男の子が出てきた。
綺麗なライトグリーンの目に、茶髪の男の子だ。
翔真「君が國見真帆ちゃんだね!僕は青葉翔真!よろしく!」
ニッコリと笑ってきた青葉翔真君。
性格は明るく、元気そうだ。
でも、私は関わらない。いや、正確に言えば、
関わりたくない。
父「翔真君、真帆をよろしくな。この子はちょっと、
方向音痴なところがあるから」
母「そうなのよねぇ〜。まぁ、翔真君が真帆と
付き合えば…」
翔真「何言っちゃってるんですか…」
母「冗談よ、冗談♪」
お母さんとお父さんは青葉君と
楽しく話している。
私はそれを見ているだけ。
そう、見ているだけ。
翔真「真帆って呼んでもいいかな?」
真帆「…うん。いいよ」
翔真「僕のことは、好きに呼んでいいから!」
真帆「分かった」
すると、向かい側から、また男の子が出てきた。
次はサラサラな青い髪で、眼鏡が似合いそうな
男の子だった。
翔真「あ、聖夜ー!」
聖夜「…」
翔真「ちょちょちょ、ちょっと!無視しないで!」
聖夜「…何?」
うわ。
何か、機嫌悪そう。
翔真「こいつ、僕の幼馴染みの小林聖夜」
聖夜「どうも」
真帆「は、はぁ…」
母「聖夜君って言うの?まぁまぁまぁ!
かっこいいわねぇ〜」
真帆「お母さん、私、色々と運ぶから」
母「あら、悪いわね…」
真帆「ついでに二人で、ここら辺を散歩してくれば?」
父「え、でもな…」
真帆「大丈夫。ほら、行ってきなよ」
母「じゃあ…」
父「行くか」
行ったか…。
さてと、運びますか。
聖夜「その荷物、全部一人で運ぶ気か?」
翔真「えっ!?無理でしょ」
真帆「あーうん無理かもしれない」
私はそう言いながら、箱を三個持った。
うわ、意外に重い。
翔真、聖夜「「…」」
真帆「?」
翔真「重くないの?」
真帆「ちょっとだけ」
続く…
- Re: 私が転校してきた所は魔法使いしかいない ( No.3 )
- 日時: 2015/12/09 19:01
- 名前: きらめき (ID: vJW2yA.6)
魔法3、足を出したら、失敗しかない
物を運ぶのを青葉君達に手伝ってもらった。
翔真「真帆はどこの高校なの?」
真帆「星宮高校です」
聖夜「俺らと同じか…」
翔真「よかった〜!星座高校じゃなくて」
真帆「星座高校?」
翔真「そ、星座高校。星座高校は僕らのライバル校」
ライバル校。
私の前の高校は無かったかも。
ちょっとライバル校って新鮮。
聖夜「…」
真帆「?」
翔真「聖夜、何で真帆を見てるの?」
聖夜「ライバル校は新鮮か…」
真帆「!?」
今、言ってた?
いや、心の中で言ってたはず。
何で?
聖夜「…」
翔真「聖夜、何使ってんの…」
聖夜「ごめん」
翔真「真帆、今のは気にしなくていいから」
聖夜「結局はバレるからいいじゃないか」
翔真「それがダメなんだよ!」
聖夜「何でダメなんだ?」
翔真「理事長が言ってたじゃん」
聖夜「…。あ、言ってたな。
でも、どうせ明日言うんだろ?」
私は二人の会話に付いていけず、
オドオドしていると。
翔真「ハァ…。もう言うしかないよね…」
翔真「実は、僕達、まh「ただいま〜!」…」
母「あら?何か話してたかしら?」
聖夜「いえ、何も」
母「そう?」
聖夜「翔真、帰るよ」
翔真「え"。あ、うん」
青葉君と小林君は自分の家に戻っていった。
青葉君が言いたかったことは何だろう?
その上、小林君は何で私が考えたことを?
いいや、今はこれでいい。
変なところで足を出したら、また…
失敗してしまうだけだから。
続く…
- Re: 私が転校してきた所は魔法使いしかいない ( No.4 )
- 日時: 2015/12/13 17:35
- 名前: きらめき (ID: QAv7imQ6)
魔法4、猫になりたいよね
猫「ミャー」
真帆「猫?可愛いなぁ」
物を色々置いている途中、窓から
猫が入り込んできた。
猫の首輪には『千歳』と書いてあった。
千歳「ミャ〜」
真帆「千歳って名前なんだ」
猫「ミャー」
すると、また猫が入り込んできた。
また、その猫にも首輪には名前が書いてあり、
『千尋』と書いてあった。
真帆「千歳と千尋。人間の名前みたい…」
私は物を運んだ。
すると、千歳は私の足に近づいて、
甘えてきた。
真帆「ごめんね、ちょっと今は…」
それでも、千歳は離れてくれなかった。
一方、千尋は無視。
ああ、猫社会は何も決まってないんだな。
私が次に生まれ変わるなら、猫になりたい。
これ、本当。ガチで。
千歳「ミャ〜」
千尋「…」
真帆「千歳、本当に今は…」
やはり、千歳は離れてくれない。
まぁ、撫でるくらいなら…。
私は千歳の首を撫でた。
千歳「ミャ〜♪」
真帆「可愛いなぁ」
千尋「…」
千尋はツーンとしていて、こっちを
見てくれなかった。
真帆「千尋、ごめんね」
千尋「…ミャ〜」
謝ったのが逆効果だったのか、
千尋は逃げていった。
千歳「ミャ〜?」
真帆「千歳、千尋を追いかけなくていいの?」
すると、千歳は慌てて、千尋を
追いかけていった。…感じがした。
千歳「あの子が転校生なんだぁ〜!」
千尋「…」
千歳「千尋〜、何怒ってるの?」
千尋「…ベタベタしすぎ」
千歳「別にいいじゃん!」
プイッっと千歳は怒る。
それを見る千尋はめんどくさそうに言う。
千尋「あいつ、気に入らない」
千歳「えぇ〜!」
千尋「うるさい」
千歳「千尋は絶対、気に入ると思うなぁ!」
千尋「何で?」
千歳「ん〜、何となく?」
千尋「…」
千歳「まぁまぁ、どうせ明日会えるんだし、ね?」
千尋「分かった」
続く…
Page:1
この掲示板は過去ログ化されています。