コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 魔王ちゃんになりまして。【1/13更新】
- 日時: 2017/01/13 00:57
- 名前: ひよこ ◆1Gfe1FSDRs (ID: yGaMVBz.)
はじめまして、またはこんにちは。
ひよこという者です。
今回は、悪と正義のお話。
※お知らせ
『甘い悪魔にくちづけを』、『夢で逢えたら』をロックさせていただきました。読んでいてくださった方々、本当に申し訳ありません。これから先、あのスレッドで更新することはありません。
この二つにつきましては、私も完結させたいと思っています。なので、フルリメイクという形で再度スレをたてさせていただきたいと思っています。
最後まで書ききってから投稿したいので、かなりの時間があくことになります。
その間、と言ってはなんですが、こちらを更新していきたいと思っています。
お暇な時に読んでいただければ幸いです。
*登場人物(随時更新)
・幸野 彩華(こうの さやか)
・不渡 拓麻(ふわ たくま)
- Re: 魔王ちゃんになりまして。 ( No.7 )
- 日時: 2015/12/12 10:14
- 名前: ひよこ ◆1Gfe1FSDRs (ID: 3AgavhBe)
スミレさん
来てくださってありがとうございます。゜(゜´Д`゜)゜。
今回はわりと全編ぶっ飛んでる気がします……
主人公があれだからっていうのもあるかもですがw
コメントありがとうございました!!
- Re: 魔王ちゃんになりまして。 ( No.8 )
- 日時: 2015/12/12 22:06
- 名前: スミレ (ID: Id9gihKa)
久々に話をした様な気がする(^_^;)
気付くのが遅れたことが悔やまれる…!
返信、いつもありがとう!
- Re: 魔王ちゃんになりまして。 ( No.9 )
- 日時: 2015/12/15 22:39
- 名前: ひよこ ◆1Gfe1FSDRs (ID: 3AgavhBe)
スミレさん
久々......そうですね、私があまりこっちにこれてなかったので......
テストとか色々ありまして(^_^;
でもそろそろ冬休みなので、結構更新できると思います!!
いえいえ、来てくださっただけで嬉しいです!!
こちらこそいつもコメントありがとうございます!!
- Re: 魔王ちゃんになりまして。 ( No.10 )
- 日時: 2015/12/16 18:05
- 名前: スミレ (ID: Id9gihKa)
私も今月初めにテストが合って…それから色々あったので、ここにくるのは久々!
冬休みは更新には絶好の機会!私も頑張る!
ひよこの作品を見てると、なんか活を入れられるような感じがする!
こう言う話、私も書きたい!!
これからも、楽しみにしてます!!
- Re: 魔王ちゃんになりまして。 ( No.11 )
- 日時: 2015/12/27 10:12
- 名前: ひよこ ◆1Gfe1FSDRs (ID: 3AgavhBe)
突然だが、私には幼なじみがいる。
不渡拓麻。運動神経は抜群、顔もなかなかのイケメン、だが頭はちょっと残念な、小さい頃からずっと隣にいた幼なじみ。名前に不があるのに運がいい、私の幼なじみ。
そして突然だが、私は運が悪いほうだった。
家ではタンスの角に小指をぶつける。この程度ならまだ不注意だと言いきれた。だが、外にでれば鳥の糞を高確率で落とされ、車がはねた水と泥が全身にかかり、乗ろうとする電車は事故等で止まり、店やビルの看板等が私めがけて落ちてくる。果たしてこれが不注意だと、気のせいだと言えるだろうか。いや、言えまい。
なぜここまで生きていられるのか不思議なほどだが、それはきっと、幼なじみである拓麻がいたからだろう。拓麻は異常なほどに運がよかった。運が悪い人間と運がいい人間が一緒にいると相殺されて普通になる、ということだと私は思っている。
あの日も、拓麻がいなかったら。
私はこの世にいないのだから。
......つまりなにが言いたいかというと、拓麻がいない今、私は命の危機に晒されているということだ。
恐らくこんなことになってしまったのも、私の運のせいだ。そう信じたい。そう信じていないと心が折れる。
「......お家に帰してください」
「この洞窟には国の魔法使いどもが作り出した魔王捕獲術がかかっておりまして、魔王なる者がこの洞窟の空間に少しでも触れると閉じ込められてしまうのです」
「人の話を聞け」
「閉じ込められてしまった魔王様は、しかし、世界征服を諦めきれませんでした。そこで、魔王様の魔力にみあう器を探し、ここに連れてきたのです。それがサヤカ様、ということなのですよ、はい!! 」
「『はい!!』じゃねえ!! 他を当たってくれませんかね!?」
「ですがもうすでに魔力の移行は始まっておりまして、サヤカ様は魔王になりつつありますので......」
なんてこったい。
ああ、だからさっきこの洞窟に入ろうとした私を止めたのか。そこは礼を言っておこう。
じゃなくて。
「人を勝手に魔王にするな!!」
「申し訳ありません!! ですが事態は一刻を争うのです。もうすぐ現魔王様は魔力を失い、消滅します。その前に残っている魔力をサヤカ様に移さないと、世界征服の夢は叶えられないのです......」
「世界征服するとは一言もいってないけどね!?」
「この国には、唯一魔王様を倒すことのできる『伝説の剣』がございます。それにはくれぐれもお気をつけくださいませ。そしてある村では今、魔王様を呼び出すための儀式が行われております。もうすぐで発動するでしょう。そうすれば貴女様は魔王としてその村に召喚されます。くれぐれもお気をつけくださいませ」
こいつ本当に人の話を聞かないな!!
「......こんな見ず知らずの人間に自分の夢を託すなんて、魔王様とやらはいったいどんなやつなんだか」
もうなんだか一周回って冷静になってきたよ。世界征服する気は全くないけど、魔王様がどんな人......人? なのか気になってきた。
......ん? なんか私消えかかってない? なんか発光してない?
「もうお時間ですね。もうすぐで召喚されます。............魔王様、は」
いままで流暢に喋っていた使いの声が、少しだけ震えた。
「哀しい人、です。とても」
私が消える間際。
辛そうに歪む、使いの顔がみえた気がした。
「......ん?」
謎の発光がおさまり、恐る恐る目を開くと。
なぜか目の前の人間全員土下座してた。
「......どういうこと!?」
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