コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- とある有頂天少女の学園記
- 日時: 2015/11/28 10:32
- 名前: まみむ めも (ID: eoJ7g7Vb)
はじめましての方ははじめまして。
・・・私のことを知っている人のほうが少ないですね(笑)
「中一ですか?澪さん!」 という小説を描いたことがありまして、まあ知ってる人はしってるのでしょうね(笑)
そんなことは置いときまして、
今回また新しい小説を描きたいとおもいます。その名も!
「とある有頂天少女の学園記」
です。
ストーリーとかはじぶんでもよく理解してません。←おい
だがしかし!がんばりますので応援等、宜しくお願いします。
それでは皆さん、ゆっくりしていってね!!
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- Re: とある有頂天少女の学園記 ( No.1 )
- 日時: 2015/11/28 10:55
- 名前: まみむ めも (ID: eoJ7g7Vb)
「説明しよう!
我が名は朝倉 麻里だ!
生年月日 平成13年5月9日 血液型 A型 出身 神奈川県横浜市
家族関係 姉1 母 父無し 猫5 年齢 13歳
部活 ソフトボール部
…こんなもんだろう! とりま(とりあえずまぁ)、今日は入学式&
進級だぜっ! ふーぅ。やっと二年生だなー。
もう後輩扱いされずに済むぜ^^」
相変わらず独りごとがおおきい麻里だが…。
いつもとなんな変わらぬ生活を送ろうと朝一でかすぎる独りごとを
ぶっぱなす麻里。
そうだ。そうだぜ。こいつが主人公の有頂天野郎(?)の
朝倉 麻里 …だ。
- Re: とある有頂天少女の学園記 ( No.2 )
- 日時: 2015/11/28 11:22
- 名前: まみむ めも (ID: eoJ7g7Vb)
「お母さぁぁぁん…おはよう…」
さっきの独りごとパワーはどこへいったのやら、空気の抜けた風船の
ような声で母親に挨拶する。
「あら、おはよう麻里。あのさ、朝一番わるいんだけどね
亜理紗起こしてきてくれn…」
「無理だよ。お母さん。」
…麻里、即答である。「お皿洗って〜」「洗濯お願い〜」
などの家事についてはたいてい「はいはい」で答えるのにも関わらず、
姉の亜理紗を起こすのだけは「無理だよ」で即答。
「もう…麻里ったら亜理紗に恨みでもあるのかしら…。」
母親を朝から困らせるなーんて怪しからんことをしておきながら、
この⑨(バカ)は目玉焼きを食べ、ルイボスティーを飲む。
ドンドンドンっ
階段から音がする。そして黒髪ロングの高校生、亜理紗が起きてきた。
「麻里〜ぃ。なんで起こしてくれないのぉ〜?
私に恨みでも…」
「聞いてたなら起きて来い。」
「右に同じ。」
朝から妹と母に強烈な暴言アタックをかけられる亜理紗。
でもって当本人、大人しく淡いグリーンの制服に着替える。すごいな。
「お母さん、私ご飯いいわ!電車で食べるから。」
「へ?電車で?まぁいいわ。はいはい〜」
「いってきます〜ばいばい!」
「いってらっしゃ〜い。ほら、麻里。急ぎなさいよ。
もう7時15分よ。」
「は、はい〜」
大人しく二年生用の紺色の制服に着替える麻里。
今日は進級するのだ。
「麻里、かばん忘れずにね。」
「余計なお世話ねぇ。お母さん。いってきますわ…。」
そう言って玄関を出る。
皿を洗いながら母が言う。
「麻里も二年生かぁ…。」
- Re: とある有頂天少女の学園記 ( No.3 )
- 日時: 2015/11/30 17:43
- 名前: まみむ めも (ID: eoJ7g7Vb)
「ふぅ〜、なんか今日さむいな…。やっぱりブレザー着てきたほうが
よかったか…?」
今更こんなことを思い出しても無駄であると思いつつ、玄関を出る。
まだ4月の春先なので少し肌寒いらしい。
「そ、そこの…女子高生!と…と、とまりなさぁいっ!」
いきなり背部から中学生(麻里もだが)のようなかわいらしい声がした。
間違い無く女の子だ。
「は、はい…何でしょうか?」
いかにも「私ですかぁ?」という顔で振り向く。
しかし、驚いたことに、そこには誰もいなかった。
「…う〜ん?マボロシなのか?」
不安ながらも気にすることなく、電柱の角を曲がる。
「ったく。朝からなんなのよ。…あ。今日クラス替えもあるのか。
ふぅ。やっと解放されるぜぇ。ははっ」
一体何から解放されるのか知らないが、にっこり?と笑顔を浮かべる
麻里。
「おはようございまぁす」 「おはようございますっ!」
朝からやる気のない小さな声の挨拶もあったとすれば、やる気の感じられる元気な挨拶も聞こえてくる中、麻里は少しいつもより控え目に、
「おはようございますー」 と、体育教師の薮内先生に挨拶。
「おい…、朝倉。声…ちっちゃい。」
「……ふぇ!?あっはい、すいません…おはようございまる…っは!」
思いっきり噛んだ。しかもこの怖い先生の前で。
フン、と鼻を鳴らし、そっぽを向いた。
「(せーふ…なのか??)」
…駆け足で校門をくぐる。
- Re: とある有頂天少女の学園記 ( No.4 )
- 日時: 2015/11/30 18:10
- 名前: まみむ めも (ID: eoJ7g7Vb)
やっと玄関。看板に大きく入学式と書いてある。
「麻里っ!おはようっ!
冬休みボケで私のこと忘れてないー?」
めんどくさい人きた。いかにもそんな態度で返す。
「あんたなんて忘れたくても忘れられないわ。
どこまでも憑いてくる〜幽霊のようにね。」
「ちっ。何よ。いい意味かと思ったのに。でさあ、私の名前覚えて る?」
「はいはい、覚えてますよ。
一年三組 バスケットボール部 出席番号26番 矢野 雪乃
…だろ?どーせ。」
その返答に多少ムッとしつつ、雪乃は首が取れそうなくらいぶんぶんと
縦に振った。
「そぉぉぉぉだよぉ!はっはっはぁ!
朝からテンションバリ上げだねぇ…っ!」
「ああ。それさ、私のこといってるのかな?だとしたらその台詞
ドッペルケンガー、返しますわ…。」
「相変わらずの毒の吐きようだねぇ。さっすが麻里。
安住をボコッただっけあるねぇ…。おー、怖い怖い!」
安住…。その名前を思い出すだけでも表情が曇る麻里。
あの夏の記憶が蘇ってくるようなきがした。
「あんたも変わってないな。ほぼほぼ成長してねぇな。聞いたぜ。
今年はキャプテン狙ってんだろ?がんばれーすごいすごーい。」
「うーん…。感情がないねぇ(笑)」
雪乃は小学生のころからミニバスをしていたこともあり、バスケ部
ぶっち抜きでエースなのである。確かに凄いことだが、自分のことを
いざ、考えてみると、一年生のころからレギュラーではあるが(人数の
都合上)5人しかでられないバスケットボールに比べて9人のソフトボー
ルは…と、思ってしまうのである。
「残念だ。」
「へ?何がぁ?」
「うっ…。いや別に。はははー」
ぎこちないはずの空気がなぜか緊張に変わった。クラス票を見た瞬間
凍りついた。
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