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RPGの勇者と賢者のスライム
日時: 2015/11/30 22:49
名前: 星野 日菜 (ID: AKehFwYl)

「・・様、・・様」
オレは、体を揺さぶられ、目が覚めた。
体を揺さぶっていたのは、コロコロとしたおっさんだった。誰?ときこうとしたが、先に
「勇者様〜」
と抱きつかれた。重い・・ていうか勇者誰だよ。どうすればいいんだろう。オレが悩んでいると、さっきのおじさんに手を引っ張られた。
そしてそのまま宿屋?をでた。
おじさんに装備をつけさせられて、町・・というか、村を出ると、ピーマンのお化けみたいなのと、吸血コウモリに会った。オレ達は戦う・・わけもなく、すぐに逃げ出した。
それを何度も繰り返し、城下町に着くころにはもうヘトヘトになっていた。
「それで、オレはここに来てどうすればいいの?」
「王宮に行って王に会うんです」
「何で?」
「それはもちろん、王にあなたを勇者だと認めてもらうためです」
たぶんオレ勇者じゃないよ、たぶん・・
「よくきた、勇者よ」
会って二秒で勇者認定された。
「お主に、仲間と10000Gを授けよう」
話進むの早くない?
「わしの側近のスライムもつけてやろう」
えっ、この感じだと魔王倒しにいけ。みたいな感じじゃないの?なのに側近スライムでいいの?!
「では任せたぞ。あの魔王を倒してくれ」
やっぱし・・
その後、半ば追いだされるようにして、王宮を後にした。
「ねえ、ところでどこにいるんだ?」
「何がです?」
「仲間だよ」
「酒場じゃないでしょうか」
オレは、スライムの言葉にしたがって酒場へ行くことにした。
酒場へ入ると、すぐに仲間がみつかった。
「バランスがよくなるよう色々な職業をいれておきました。戦士、魔法使い、盗賊、そして小説家、他にも色々・・」
「小説家ってなにするの?」
「戦いの記録です。」
「それ普通にオレ達がやりゃあよくね。」
「ユーモアあふれる文章は小説家にしかかけません」
「何でユーモアが必要なの?」
「それより早く行きましょう」
はぐらかされた。
街をでたオレ達はすぐに魔物と出くわした。
「なあ、これはオレどうすればいいんだ?」
「指令を出します」
「私の言ったことを伝えてください」
「直接いえばいいじゃん」
「彼らはレベル100の凄腕達です。勇者様が言わないとききません」
ふうん、そういうものか・・あれ、でもそれってことはオレってまさか飾りものの勇者?!
「ところで、この後どうしますか?」
いつのまにか戦闘は終わっていたようだ。
「どうするって選択指があるの?」
「はい、このまますぐに魔王のもとに行くのと、より道をしながら行くルートがあります」
「だったら直接行く。それで早く終わらせよう」
「はい、ではキメラの翼で行きましょう」
「えっ、でもキメラの翼って、行ったことがあるところにしか行けないんじゃ・・」
「何度か行ってるので」
なんか簡単過ぎない?
キメラの翼で魔王の塔の下についた。
オレは足を塔のなかに踏み入れた。
塔の内部は魔物の巣窟だった。だが、レベル100の仲間達はどの魔物も一撃で倒していく。
そしてとうとう魔王のもとについた。
「あなたの持っているその剣で魔王を刺してください」
「わかった」
オレは剣を構えた。そして、魔王に渾身の一撃を放った。魔王は倒れ・・なかった。
よし、ならばもう一度、と構える。
そのとき、仲間が魔王に斬りかかった。
魔王は一瞬にして倒れた。
情けない顔をしているオレの肩に、スライムは手?をおいた。
それから何日か経ってから、王宮で祝賀会が行なわれた。居心地が悪い。この時オレは決心したのだ。次に魔王退治に行くときは、一人で行こうと。

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Re: RPGの勇者と賢者のスライム ( No.1 )
日時: 2015/11/30 22:54
名前: 夏目 織 ◆wXeoWvpbbM (ID: zPsmKR8O)
参照: ちほりん→とらじ、澪羽、*織*→夏目 織、リザ、桜里


初めまして!
RPG大好きな駄作者夏目です!

目が覚めていきなり勇者様って…私だったらビックリどころじゃなくなるな、と思いました(笑)

それと、1つ気になったことがあるのですが…

キメラの翼ってドラゴンクエストのアイテムですよね?

ここはオリジナルのところなので二次とかでやった方がいいと思ったのですが…

もしアイテムなど小さいものならここでも大丈夫だったらすみません…

更新頑張ってください!(´∇`)


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