コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

グラデーション・パレード
日時: 2015/12/05 01:06
名前: 美浜 (ID: ???)  

 グラデーションのように、淡く、濃く、綺麗な色を。









 此処_____ステージに、描いてみせる。











市川 実那、16才。
私、アイドル始めます。





■作者挨拶
はじめまして、美浜です。
あまりここではアイドル系を見ない?と言いますか、書いてみようと思ったので…。
多分、趣味が分かるかと思います(笑)
アイドルなんてあまり共感できる部分が無い…と、思ったりはするのですが、皆様と年齢は近い子たちばかりなので、きっと、共感できる所があると思います。
まだまだ稚拙な所もある自分ですが、宜しくお願いします。


※スレを立て直し、立て直した方に書いたものを移して執筆することが多分、あります。ご了承下さい。



キャラの紹介は後々していきます。

Page:1



Re: グラデーション・パレード ( No.1 )
日時: 2015/12/05 17:38
名前: 美浜 (ID: ???)  

プロローグ









 私達は、まだまだ未熟で、それぞれがバラバラだった。
 でも、今此処に立っているのはきっと運命なんだ。皆と出会い、皆と此処に立つことが。

 どんなことだって、皆と一緒なら、乗り越えられる。絶対。

「ほら、実那、いつもの」

 プロデューサーに言われて気付く。
 そう言えば、まだやってなかったっけ。

「実那、今日も宜しくね?」
「うん、任せて。…けどいつも緊張する〜」
「らしくないよぉー?実那ちゃん、いつも通りにー」
「…えへへ、ありがとう」

 緊張を吐き捨てるように大きく深呼吸をする。

「皆、準備はいい?」

 皆が頷く。
 そして、私は言う。

「grade!Go…」


『Line!!』





Re: グラデーション・パレード ( No.2 )
日時: 2015/12/06 18:44
名前: 美浜 (ID: nEqByxTs)  

一話*出発












 4月1日____今日、晴れて16才になった市川 実那は新しい学校生活を迎えると共に、もう一つの生活を迎えようとしているのだった。


「おはようございます!」


 三階建ての建物の一室で、明るくも、少し緊張を帯びた声が響く。
 その声に気付き、その場でしていた事をやめ、皆、振り返る。


「…あ、初めまして、市川 実那と申しますっ」


 実那は自己紹介を終えると、嗚呼、噛んじゃったよ…と、少し悔やむ。
 だが、そんな実那の中に立ち込めた暗雲を取り払うように、青がかったショートヘアの少女が実那の元へ行き、いきなり手を掴む。

 へあっ?と間抜けな声を漏らした実那にその少女は笑う。


「っはは、面白いね、実那ちゃん。私も今日からなんだよ?ここ来るの。というより…皆、そうだから」


 少女は笑顔で実那に言った。

 そう言えばそうだったなあと実那は思い出した。
 この建物は、事務所なのだ。所謂、アイドル事務所。それも、新しく作られた事務所だ。つまり、実那や、その場にいる皆は、この事務所の一期生となる。
 外見は新しく見えないが、中はちゃんとしていて、新しく作られた事務所と言える程である。
 建物の入り口には、事務所の名前『graduation』と筆記体で書かれたネームプレートがある。
 

「んー、あ、私は郁世 弥生。弥生でいーよ〜」


 ショートヘアの少女、弥生はそういって実那の手を離した。
 すると、スーツを来た、若い男性が実那の元へ寄る。


「宜しく、市川さん。俺は此処のプロデューサー、長野。皆はプロデューサーって俺のこと呼ぶみたいだから…プロデューサーって呼んでくれればいいかな」
「はい、プロデューサー!」


 長野__プロデューサーはきょとんとした顔をするが、そのあと笑みを溢し、元気がある子は皆を元気にしてくれるからいいなと言う。


「…ありがとうございます」


 此処が私の居場所になるんだと実那は落ち着き、笑顔を見せた。









________________


この書き方はあまり慣れないのですが、graduationに所属する皆が全体の主人公となるので、この書き方にしました。
まだ、下手ですがこれから頑張っていきます。


一話はまだ続きます。


Page:1



この掲示板は過去ログ化されています。