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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- ガリ勉メガネと馬鹿女。
- 日時: 2015/12/08 18:19
- 名前: 悠里 (ID: gEjk/uPS)
プロローグ
寒い寒い風が吹く。そんな季節に、私たち美化委員は落ち葉掃きをしていた。委員たちが愚痴をこぼす中、ただ一人だけ、熱心にホウキを動かす男がいた。冷たい風が吹いているにも関わらずただ落ち葉を掃く姿、少しの木漏れ日が眼鏡を美しく輝きあげているその人は、とても美しかった。私は首に巻きつけたマフラーをぎゅっときつく締め上げた。ここまではっきりわかるなんて。
ー私はこの時、生まれて初めて恋をした。
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- Re: ガリ勉メガネと馬鹿女。 ( No.1 )
- 日時: 2015/12/08 18:33
- 名前: 悠里 (ID: gEjk/uPS)
第一話
私は、ある男に一目惚れをした。(詳しくはプロローグにてっ!)私はその人のことをなんにも知らないし、あの人も私のことをきっと知らない。ちなみに私は学年で一番成績が低い中学一年生、成瀬愛。あの男の名は、工藤祐樹。学年でトップの成績…らしい。うわぁ。
すっごい不釣合い。
こりゃーだめだ…と半分失望しているとき。あたりを見回して工藤祐樹を探した。いや、探そうとした。でも周りには誰もいない。気づいたらチャイムが鳴り終わっていた。
「あーーーーっ!?」
手に持っていたホウキを投げだして、教室まで走って行った。
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