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- しあわせのおまじない
- 日時: 2015/12/09 02:03
- 名前: 無音 (ID: vVNipMyd)
その出会いは———。
決して“偶然”ではない———。
出会うべくして出会う運命の出会い。
四人の少女と出会い、救う。
それこそが“彼”に与えられし使命———。
「お前は今、幸せか?」
「何よりも幸せになってほしい。誰よりも」
「好きな事をやればいい。幸せじゃなけりゃ意味がない」
「人は幸せになる為に生きるんだ」
四人の少女が秘める“闇”を解放し、幸せにする。
これは———必然が巡り合わせた物語。
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- Re: しあわせのおまじない ( No.1 )
- 日時: 2015/12/09 02:13
- 名前: 無音 (ID: vVNipMyd)
第一話「出会う」
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都会の生活に嫌気が差し、電車に揺られる事数時間。
人気がない静かな場所で降ろされる。
無人駅は珍しいが、人がいないと道も尋ねられやしない。
「……まあ、目的地に着いたしいいか」
適当に歩けば辿り着ける、そう信じ切っていた。
背中の大きなリュックには衣類が詰まっており、地図等はない。
旅館の女将の計らいでそこに住まわせて貰う事にはなっているのだが肝心の目的地が全く持って不明なのである。そう、俺はいわば遭難中。携帯は……電波はあるが頼れる人物など電話帳等に登録されている筈もなく。確実に詰んでいる。
「…………歩くか」
それでもこうして歩き出せたのは、ある方向に建物が見えたから。
というか、電車の駅は高い所に存在しているようで、方向を少し変えたら下の方に町があった。しかし歩けば三十分以上は越えるであろう。なんでこんな複雑で面倒な場所に電車があるのか……。
溜め息を交えながらも、俺は道を辿って降りていく。
余計な道は通らず、ただ真っ直ぐに降りる。荷物が多いから、まずは旅館に足を運んで女将さんに挨拶も済ませなければならない。さすがに夜中に到着しているようでは失礼極まりないからな。
- Re: しあわせのおまじない ( No.2 )
- 日時: 2015/12/13 19:51
- 名前: スミレ (ID: Id9gihKa)
タイトルに惹かれてやってきました!
これからの展開を楽しみにします!
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