コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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シェアハウス ラピスラズリへようこそ
日時: 2015/12/31 23:11
名前: 栗子 (ID: AtgNBmF5)

栗子です^^;
これは、シェアハウス「ラピスラズリ」を
舞台にした恋あり涙ありの物語です♪
喜んでいただけると嬉しいです(*^◯^*)

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Re: シェアハウス ラピスラズリへようこそ ( No.1 )
日時: 2016/01/02 00:27
名前: 栗子 (ID: AtgNBmF5)

第一章
登場人物紹介1

【菫子】toko
ヒロイン 16歳・女
15歳の誕生日から記憶がない。
身寄りの無い少女。
シェアハウス「ラピスラズリ」
住居人。

【成宮 類】narumiya rui
もう一人の主人公 16歳・男
家出少年。
シェアハウス「ラピスラズリ」
新住居人。

Re: シェアハウス ラピスラズリへようこそ ( No.2 )
日時: 2016/01/02 00:10
名前: 栗子 (ID: AtgNBmF5)

第一章
登場人物紹介2

【柊 菊之助】hiragi kikunosuke
17歳・男
名門一家「柊家」の跡取り
シェアハウス「ラピスラズリ」
オーナー兼住人

【瑠璃峰 サラ】rurimine sara
15歳・女
リクの双子の姉
菊之助のメイド兼シェアハウス
「ラピスラズリ」住人

【瑠璃峰 リク】rurimine riku
15歳・男
サラの双子の弟
菊之助の執事兼シェアハウス
「ラピスラズリ」住人

【柏木 琴子】kasiwagi kotoko
17歳・女
名門一家「柏木家」の娘で
菊之助の許嫁
シェアハウス「ラピスラズリ」
住人

Re: シェアハウス ラピスラズリへようこそ ( No.3 )
日時: 2016/01/02 02:14
名前: 栗子 (ID: AtgNBmF5)

第一章
第一話「シェアハウス
ラピスラズリへようこそ」

セレブシェアハウス
「ラピスラズリ」

名門一家の子供達が
集まってルームシェアしている
珍しいシェアハウスである。

そこに新たな住人が今日
引越してきた。

「成宮 類」だ。

引越屋がトラックから出す
荷物を軽々と持ち上げ家に入っていく。

シェアハウスは、かなりの大きさだ。

巨大な敷地に
洋風で高級感漂う見た目でただずむ。

その周りを囲むように大きな庭があり
噴水とそれを囲むバラ。
バラの内側には
ベンチと街灯、時計がある。

1Fは、共同生活するにあたって必要な
部屋がある。
近代的な設備もされたキッチンと
ロマンチックなローテーブルがある
ダイニングと高級家具が詰まった
広いリビングなどなど、、、。

2Fは、巨大な男女別+混浴の浴場と
高級デザインが施されたトイレが何個と
24mの屋内プールがある。

3F、4Fは、生活区域
それぞれの住人の部屋が割当たっている。
全員同じ広さの部屋だ。

地下にはプレイルーム。

5Fは、全てオーナーの部屋だ。

シェアハウスには勿体無いくらい
一人のセレブが住むくらいの巨大な
家である。

類は、家の門の
「シェアハウス ラピスラズリ」の
文字を見てため息をつく。

それほどなのだ。

類は、家具以外の生活用品と
小物類だけをダンボールに詰め
引っ越してきた。

誘われたのもあるが立派な理由もある。

自分の部屋は、4Fにあり
階段を進んで一番奥の右側だ。

廊下にも赤いカーペットがぎっしり
敷かれていた。
歩くたびに足跡ができてしまい
申し訳ない気持ちが溢れた。

部屋に全部の荷物を置く。
何個かのダンボールが部屋を埋める。

家具は、元からあるのを使えばいいから
これでも荷物は、少ないのだ。

部屋までアンティークで高級感漂った。

すぐにダンボールに手をかけようとしたが
名門店の白い袋が目に入り中から
箱を取り出す。

中に入っている赤い箱の中には
様々の種類のクッキーが入っている。

それを持って5Fに向かう。
5Fの一番奥の部屋の前に立ち
4回ノックする。

「どうぞ〜」

と声がするのと同時にドアを開ける。
一番奥の書斎机のイスに座りクルクル回る
男あれがおそらくオーナーだ。

その横には
メイドと執事がいた。

「こんにちわ、このシェアハウスは
使用人付きなんですか?」

類は、そうそう尋ねるとオーナーは、
資料に目を落としながら答えた。

「いやいや〜こいつらも住人だよ
僕のメイドと執事兼だけどね〜♪」

やけにご機嫌だな、と類は思った。
それとももともと
こんなテンションなのかも、、、。

「君が・・・成宮 類君かな?」

「はい」

資料からやっと顔を上げ
類の目をじぃー・・・と見る。

「事情は知ってるよ、そうゆう事で
家出ね〜いい子ふうで大胆だね」

メイドは、オーナーにコーラを注ぎ
執事は、散らかる資料を片付けた。

「お菓子持ってきました」

「お菓子!!取って〜」

メイドは、コーラを机に置くと
類に頭を下げてお菓子の箱を取ると
オーナーに渡した。

うまいこと使われている、、、と
類は、笑を堪えた。

「クッキーじゃん!可愛い〜」

類は、クッキーをひとつまみする

「あ〜コーラと合わないねコレ、、、
コーラ下げてコーヒー淹れて」

「はぁ、、、コーラ飲んでくださいよ」

「口答えするなぁ!!」

子供か、、、と類は思った。
使用人を上手いこと従えてるつもりだが
どうやら使用人は結構口答えするらしい。

「君もすぐにここに慣れる皆変わってるけど
いい奴ばっかだし」

「そうですか」

「それじゃ、出てって僕は仕事あるからね」

類は、オーナーとあの取り巻き二人を見て
このシェアハウスでの生活を思い悩んだ。

「そーだー!」

振り返りドアに向かう途中、オーナーは
引き止めた。

「一人ものすっごい変わり者がいるから
気をつけてね?滅多に出ないけどクソめんどー
だから、あ!迎えの奴ね」

類は、オーナーに向かって
ニコッと笑うと部屋を出て行った。

類が部屋から出るとオーナーは
類が出て行ったドアを見つめ呟いた。

「なんか気に食わないな〜」

つづく


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