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- 一方通行のLOVE
- 日時: 2015/12/15 20:34
- 名前: あき (ID: IqVXZA8s)
レディースアンドジェントルメーン!!
こんにちはー!…こんばんわかな?笑
このページにはいろいろ追加して行くので、よろしくです!
主に目次とかかな…。
LOVEと言ったからには、皆様がきゅんとできるように…?頑張ります!
でも、恋愛できるかしら〜…
不安です!更新は不定期!
いよいよ〜って言う君が天使に見えます!
アディオスー!
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- Re: 一方通行のLOVE ( No.1 )
- 日時: 2015/12/15 20:53
- 名前: あき (ID: IqVXZA8s)
黒い髪と目なんて嫌いだ。
って思ったのが、7歳の時。
黒の民を殺せ!
って追われたのが、8歳の時。
怖くて怖くて、脇目も振らず逃げた。
逃げ切って、今の「ブランディズ学園」に流れ着いたのは、
10歳の時。
その時、一緒に逃げた兄と母はそばにいなかった。
置いてかれたわけじゃない。
無我夢中で逃げていたら、いつの間にか兄も母も見当たらなかったのだ。
ブランディズ学園の学園長が、浜辺で倒れている私を見つけてくれた。
「うちにきなさい」
その時の学園長の目が黒かったことに驚いて、気づけば首を縦に振っていた。
4年の歳月が過ぎてもあの瞬間が忘れられない。
「ゆいいいいい!!」
背中に衝撃が走った。
たとえ、背中に誰かが突撃してきたって、忘れない。
「おはよおお!!」
耳元で叫ばれても…忘れない……ゲフッ
- Re: 一方通行のLOVE ( No.2 )
- 日時: 2015/12/15 21:10
- 名前: あき (ID: IqVXZA8s)
「朝からうるさいわー!」
気づけば、背中にしがみつく人物に叫んでいた。
「え〜、だってゆいって耳、聞こえないんでしょー?大声で言ったら聞こえるかと思って〜」
「あたし、耳悪いなんて言ったことないけど」
ノアの朝はいつもうるさい。
毎朝、私の背中に突撃して眠気を吹き飛ばすのが最近のマイブームらしい。
私の最近の日課は、背中の安全を守ることだ。
しかし、毎朝のように背中の安全は守られていない。
「ゆいの髪、いい匂いがする〜」
ギクリとした。
髪は水色に染めて、目の色も変えた。
ブランディズ学園にきて、真っ先に覚えた呪文だった。
「はよ、背中からおりて」
そろそろ首がしまってきた。
「え〜?ゆいさー、筋肉ないんだから、筋トレしなよ〜!さ、このまま教室へ!」
「筋肉がないのは認めよう。じゃなくて、首がしまってるんだって。」
「えー?ごめーん!さっき、叫ばれたおかげで耳聞こえなーい!」
「このやろう」
ブンッとノアを背負い投げ。
それでも、腰をそり足で受け止めてしまうノアは、ニコニコ笑うだけ。
その後ろで、足をカクカクさせていた私がいた。
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