コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました！使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例）鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 始まりはすべてここから。
- 日時： 2015/12/23 14:09
- 名前： rei （ID: PWuHX0Jf）
登場人物
笠原 陽太
名前のとおり明るく、元気な性格。小春のことが好き。
窪田 小春
恥ずかしがりやで家庭的な性格。陽太の思いに気づいていない。
星野 真央
陽太の幼馴染。二人の仲を応援。
和田 祐樹
真央の彼氏。クールだが真央思い。
朝。
学校に着くと、真央が話しかけてきた。
「小春!おはよー」
「真央!!今日天気いいね〜。また和田くんと学校来たの?」
和田くんというのは、真央の彼氏だ。
「そ、そうだよっ!小春も彼氏作ればいいのに」
「えー、まだ恋とかわかんないし・・・」
「でも小春モテるじゃん。ふわっとした栗色の髪、ぱっちりした目。まつ毛も長いしスタイルいいし。。。ずるいわー」
「そう言われてもー・・・」
「窪田!!おはよっ」
「か、笠原くん!!おはようっ」
男子と話すときは、いつも声が上ずってしまう。
昔から、ずっと男の人が苦手だったのだ。
今もそう。友達が彼氏を作ったりしている中、まだ初恋さえも経験していないのだ。
笠原くんがたくさん話しかけてくれるのは嬉しいけど、ちょっと緊張してしまう。
「小春!早く行かないとHR始まるよ〜」
「はーい!!」
考えて、ついボーッとしてしまった。
教室行かないと…
「HR始めるぞー。今日は席替えするぞ」
教室中が一気に騒がしくなった。
「この班で宿泊学習も行くからな」
かなり緊張してきた。
私が引いたくじは…
「お、窪田!隣、よろしくな」
「よ、よろしくね!!」
隣の席は、笠原くんだった。
同じ班の人は、原口愛佳と木下雅樹だった。
真央とは離れてしまった。
「宿泊学習は来週だ。仲良くなるようにな。これでHR終わり」
担任の号令がかかると、各々が行動を始めた。
友達と話す人、次の授業の予習をする人、担任に質問しに行く人。
私は、真央の机に行った。
「真央と離れちゃった。。。」
「平気平気!笠原がいるんだよ?あいつ絶対小春のこと好きだから、大事に扱ってくれるって(笑)」
「ええ!?ちょっと真央〜!」
Page:1