コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 縮まらない距離。
- 日時: 2015/12/22 06:27
- 名前: 桜菜@ロリ?私ちゃうよ?w (ID: AeHVWC4f)
注意
作者?あぁ。いいやつだったよ。
恋愛でっせ。リア充なんて!!
*
「おはよう」
前の方を歩いていた"彼"に追い付く。
「なんだよー。お前かw」
と、彼は私の頭を撫でる。
「早く行こーよ!!」
腕を引くと、びくともしなくて、彼の顔を見ると、必死に笑いをこらえていた。
「…………」
もう一回引っ張ると、彼は吹き出して、私の顔を見た。
「わかったよw」
目次
一話[友達以上。恋人未満。」
>>1>>2>>3
二話[学園祭?めんどくさい。]
>>3
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- Re: 縮まらない距離。 ( No.2 )
- 日時: 2015/12/22 06:14
- 名前: 桜菜@ロリ?私ちゃうよ?w (ID: AeHVWC4f)
「…そうなの?頑張ってね!!」
私は言ってしまった。作り笑いをして。
本当は、今でも泣きそうだけど、そんなことできないし...
どうしよう、と私は椅子に座った。
「おい、せりな」
その時横から、アイツの声がした。
「…何?」
私は出来るだけ冷たい態度でアイツを見た。
今ずっとアイツを見てたら泣いてしまいそうだったから。
するとアイツは、私の目の前に座った。
「泣けよ」
衝撃だった。
小さい頃からずっといるから、わかるとかそういうのかもしれない。
「バーカ、泣くわけないじゃん?」
そういって、私はアイツに舌をだした。
- Re: 縮まらない距離。 ( No.3 )
- 日時: 2015/12/22 06:20
- 名前: 桜菜@ロリ?私ちゃうよ?w (ID: AeHVWC4f)
3時間目。自習。
先生はいなく、テストの予習でもしてろよ。
とみんなに言っていた。
けど、皆は遊んだり、手紙を回している。
私は、教室の隅の席で、いつものように煩い皆を見ながら読書をしていた。
「せりな」
横の子に肩を叩かれた。
そして彼女は手紙を渡す。
ありがとう。
そう小声で呟いて、私は紙を開いた。
そこには、見覚えのある、あいつの字が書いてあった。
[お前好きな人いるの?]
「………あほか」
と、いいながら私は、その下に、[いるよ]と、書いた。
- Re: 縮まらない距離。 ( No.4 )
- 日時: 2015/12/22 06:26
- 名前: 桜菜@ロリ?私ちゃうよ?w (ID: AeHVWC4f)
手紙をアイツに返したあと、返事は返って来なかった。
......あいつはいるのかな
そんなことを考えながら、本を読み進めていると、先生が帰った来た。
「よーしみんな、学園祭の準備係決めるぞー」
カツン、カツンと、チョークの音だけが響く。
皆めんどくさい役は嫌いだ。
こんなのなかなかやりたい人居ないし。
だからって決まるのに時間かかるのはめんどくさいな...
「私やります」
と、いうと、皆が拍手した。
任せた!とか、ありがとう!とか。
「せんせー、俺もやる」
その時だるそうに、アイツが手を上げた。
- Re: 縮まらない距離。 ( No.5 )
- 日時: 2015/12/22 16:36
- 名前: 彩 (ID: /M2Jvana)
きゃぁぁぁあ!さくちゃの小説ぅ!
さくちゃの小説、上手やね。
更新がんばって!
- Re: 縮まらない距離。 ( No.6 )
- 日時: 2015/12/22 18:46
- 名前: 桜菜@ロリ?私ちゃうよ?w (ID: AeHVWC4f)
教室がざわつく。
まぁ、いつっもそんなことやんないアイツが手をあげるんだから、驚くよね。
と、そんなことを考えていると、後ろから何かものすごいオーラを感じた。
私は睨まれていた。
皆、私がいるからアイツがやろうとした、と思い混んでるのかな....?
いや、でも違う。
あいつは本当は凄い優しいから、困ってる人がいたら見過ごせない。
___だから、私に気をつかってなったんだ。
と、思った時、心に痛みが走った。
私のためじゃない。と実感したからか?
「……まぁ、よろしくな、二人とも」
それにアイツはだるそうに返事をして、机に伏せた。
チャイムが鳴った。
ガタガタと皆が立ち上がり、廊下へ出ていく者や、いきなり騒ぎ出す男子がいた。
うるさいな。
そう思いながら、私も机に伏せた。
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