コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 黒蜘蛛
- 日時: 2015/12/25 09:58
- 名前: D.S (ID: mNBn7X7Y)
初投稿です。
明るく楽しく書いていきたいと思います!!
- Re: 黒蜘蛛 ( No.3 )
- 日時: 2015/12/30 12:54
- 名前: D.S (ID: mNBn7X7Y)
はじめまして!
D.Sです。
初なので、いろいろと可笑しいところがありますが、読んでください(笑)
このサイト自体初めてなのでわからないところが多いですが…
- Re: 黒蜘蛛 ( No.4 )
- 日時: 2015/12/30 13:06
- 名前: D.S (ID: mNBn7X7Y)
これは、俺がたしか…171歳の時だったな…
ん?ああ、人間でいうと…17歳くらいかな…若いだろ?笑
その時の俺の仕事が、ある女の子の命を奪うことだったんだ。その子は重い病気でな。
仕事なんだし、仕方ないんだけどな。
でも、資料を見てみるとさ、それが可哀想な子だったんだ。
・一年前に両親が他界。
・二ヶ月前に可愛がっていた犬のラッキーが他界。
・一人、病院で暮らしている。
それだけじゃなかった。
その子は俺が見えたんだ。初めて人に見られたね。そうか。君も見えるんだっけな。君はその子に少し似ているよ。
- Re: 黒蜘蛛 ( No.5 )
- 日時: 2015/12/30 13:52
- 名前: D.S (ID: mNBn7X7Y)
その子は自分がもうすぐ死ぬってのに、すごく元気なんだ。ニコニコしながら病院の人とおしゃべりしてさ。俺は初めて人と目があってさ。
すると、
「あ、見かけない人。私のお見舞い…じゃなさそう。迷ったのかな…?どこの病室に行くんですか?案内しますよ!」
って言うんだよ。びっくりしたね。
俺はその時、
「お前、俺が見えるのか!?」
って言っちまって。
その子はきょとんとした顔で見つめて、すぐにあははと笑いだしたんだ。
正直俺は見とれたね。
- Re: 黒蜘蛛 ( No.6 )
- 日時: 2015/12/30 20:20
- 名前: D.S (ID: mNBn7X7Y)
「…あ、今のは…えと、俺、影薄くて…」
俺がきっつい言い訳をすると、その子はにこにこしながら、
「ふふふ。面白いね。お兄さん。変な格好してるし。コスプレ?悪魔みたい。」
その時俺は可笑しかったんだな。
「馬鹿、死神だし!」
って言っちまったんだよ。するとな、
「死神かあー…私、もう死ぬのかー…」
って言って、ため息つくんだよ。
「…そうだよ。俺はお前の命を奪いにきたんだ。」
俺はもう打ち明けたね。掟上、大丈夫だったし。どうせ死ぬし。
「え?私冗談でいったんだけど?あ、もしかしてもノってくれてる?笑」
そう言うその子は、真実を知りたくない。そんな顔をしてたね。
「違う。お前、もうわかってんだろ?」
こんな状況でも笑うんだぜ。その笑顔がどんな笑顔なのか。俺にはわからなかった。でも、こいつをもっと知りたい。そう思ったんだよ。
「資料では分からない何か」を知りたかったんだ。
- Re: 黒蜘蛛 ( No.7 )
- 日時: 2015/12/30 21:30
- 名前: 夏月 (ID: JbPm4Szp)
あ、すごい更新されていますね!
これは……、死神の恋愛のお話ですか?
17歳なら、丁度青春時代ですね!!
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