コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 夕飯
- 日時: 2015/12/29 00:13
- 名前: 湯桁のろま (ID: Cyd1DlTj)
皆様、初めまして。
湯桁のろまと申します。
初投稿です。
お初、という事で今回はちょっと軽いギャグ系にしてみようかと思います。
それはそれは、恐ろしい程にしょうもない内容ですw
ではでは▽・x・▽
Page:1 2
- Re: 夕飯 ( No.1 )
- 日時: 2015/12/29 01:37
- 名前: 湯桁のろま (ID: Cyd1DlTj)
とある夕方の事である。
はっきりとした時刻は分からないが、日の暮れ具合から察するに午後四時半前後といったところだろうか。
斉藤憐馬と伊川隼人は共に帰宅路についていた。二人はクラスメイトであり、良き親友でもある。
今日は、GW前ということもあり、お泊まり会をすることになった。
「うぉーっ!俺は今、猛烈に腹が減っているぞ!」
そんな隼人を見て、憐馬はクスリと笑った。
「夕飯、もうすぐだよ。隼人は、何食べたい?せっかくだし何か一緒に作ろうよ」
憐馬の提案に、隼人は「おーいいねぇ!」と目を輝かせた。
「せっかくだし、普段あまり作らないモノを・・・おっ!」
隼人は何かを思いついたのか、声を上げた。
「何かあった?」
つい身を乗り出してしまう。
「虫パンとか!」
「蒸しパンな」
すかさずツッコみを入れる。
虫パンてなんだよ。
確かに普段、っていうかそもそも普通は作らないだろ。
「案外旨かったりして!」
「お腹壊すわ!」
その感覚、ごめん理解に苦しむ。
「えー。せっかくスゲーやつ思いついたのになぁ」
ある意味でな。
(fin)
- Re: 夕飯 ( No.2 )
- 日時: 2015/12/29 02:15
- 名前: 湯桁のろま (ID: Cyd1DlTj)
(fin)って書いたけど、前言撤回ー!続編書きますw
「・・・まぁいいよ。で?他に、ないの?」
ゴホン、と軽く咳払いをしてから続きを促す。
「他?んー・・・」
しばしの沈黙。それはまるで、いわゆるオカンそのものに見えた。
どれだけの時間が経過したのだろうか。
オカ・・・隼人は、静かに沈黙を破った。
「憎じゃが・・・?」
「肉じゃがな!?恐ろしい名前に改名されてる!」
「じゃがいもの怨念を煮込み・・・ん?炒め・・・焼く・・まぁいいか」
「待って、良くないそこ重要だから!あとじゃがいもに一体何があった!?」
じゃがいもが怨念を抱くとか、聞いたことねぇよ。
「確かに重要じゃが・・・じゃあ、クックパッ○でも使えば一発!」
「軽くダジャレ入れる癖、いつ直るの?」
「五日には」
「・・・」
「めんごめんご、"いつか"ね!」
「・・・・・・」
「ごめんなさい今すぐ直します!」
最初からそう言えば良いものを。
憐馬はやれやれと首を振る。
「じゃあ、肉じゃがにしようか」
こうして、今日の夕飯が決まった。
(fin)
Page:1 2
この掲示板は過去ログ化されています。