コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 記憶の彼方の
- 日時: 2016/01/02 15:46
- 名前: 七星のえる (ID: gTez.RDd)
初めまして、七星のえると申します。
この小説カキコで小説を書くのは3回目位となります、ですが最後に書いたのは2年前、久しぶりに小説を書きたくなったので書き始めることにしました。
久しぶりなので不慣れな点などもあると思いますが、どうぞ応援よろしくお願いします。
紹介_
この小説はジャンルで言うと感動系です。でも若い人向けの読みやすいライトノベルであり、ギャグも含まれます。
読んでいて面白い、また読みたい。と思わせるような小説を目指します。
あと、コメント大歓迎なのでよかったらお願いします!
登場人物_
_幸村 皐月
< Satuki Yukimura>
_南野 聖
< Kouki Minamino
...
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- プロローグ ( No.1 )
- 日時: 2016/01/02 01:20
- 名前: 七星のえる (ID: gTez.RDd)
私は青春を謳歌していた。
朝、すこし寝坊して、5分で学校の支度して。
お母さんの手作り弁当を片手に、「いってきます」という言葉と一緒に玄関を出て行き。
小走りしながら学校へと急ぐ。
途中で友達と出会って、すこし笑い話をして。
チャイム5分前くらいに教室に着くんだ。
教室には友達がいっぱいいて、「おはよう」という言葉のやまびこ。
私が席にバッグを置いた瞬間に、友達が寄ってきて言葉を持ちかけてくるんだ。
私はそれに応え、君を待つ、
そして君は来る。
そんな日常。
そんな青春。
そんな"いつも"通りのことが幸せなんて感じることもなかった。
だけど今は思う、
その生活は幸せだって。
とてもとても幸せなんだって。
今だから思える。
だって、いまは___
いつも通りじゃない。普通じゃない。平凡じゃない。
___幸せじゃない____
だって、
"いつも"の君がいないから。
- 始まりの朝 ( No.2 )
- 日時: 2016/01/02 15:41
- 名前: 七星のえる (ID: gTez.RDd)
_____
ジリ…リリリリリリリリリリリ…
目覚まし時計の音が、今日も部屋へ響き渡る。
私は手を伸ばし、目覚まし時計を止めた。
ぼんやりとした目の前。
部屋に差し込む眩しい太陽。
外から聞こえる小鳥のさえずり。
(もう朝か、)
いつもの朝だ。何度目の朝か。
そんなことを思いながら、よっこらしょと私は起き上がる。
起き上がったら始まる学校の準備。
窓辺に掛けた制服を着て、床に置いてあるスクールバッグを手に洗面所へ向かう。
途中の廊下にスクールバッグを置いて、洗面所へ入る。
眠気覚ましに顔を洗い、歯磨きとうがいで気持ちをスッキリさせる。
その後にリビングへ向かう。
「さつー、ご飯早く食べなさいよー」
お母さんの声、
ご飯、お母さんが作った朝ごはんが机に置いてあって。
そのご飯を食べていく。
少ししたら食べ終わって、
「さつ、今日のお弁当。今日も頑張りな!」
お母さんが渡す、昼のお弁当。
「ありがとう、頑張るよー!」
お弁当を手にリビングを抜け、廊下にあるバッグを持つ。
バッグにお弁当を入れて、玄関へ向かう。
靴に足を入れ、
「いってきます!」
という言葉と一緒に私は家を出て行く。
始まった。今日も。いつもの朝が。
始まった。今日も。いつもの青春が。
今日も楽しもう!___
- 青春だ ( No.3 )
- 日時: 2016/01/02 16:42
- 名前: 七星のえる (ID: gTez.RDd)
いつもの通学路を歩いていく。
学校まではまだ遠い。
学校、澪ノ崎高校が私の通う高校だ。
私、愛絵皐月は2年C組だ。
2年C組はとっても楽しくて、だから学校へ行くのが好きになった。
そんな時、
「さつきーー!!」
後ろから声が聞こえる。
私は振り向く、と
「さつきー!おはよー!」
友達の高野優希が手を振ってこっちへ来る。
「ゆうきーー!おはよー!」
優希が私に追いつく。
「はは、やっと追いついた。」
「やっとって、優希めっちゃ走るの速かったよ。さすが陸上部!」
「ありがとー!さすがだろー!」
「もう、調子乗っちゃって」
私たちは歩き始める。
「今日一限なんだっけ?」
「数学じゃね?」
「数学かーめんどくさいね。」
「まあ、いつものことやい。」…
いろんな話をしながら、私たちは学校へと向かった。
そして学校へ着き、教室へ向かう。
「今日も学校着いたー!」
「そりゃそうだわー。今日も1日が始まるんや。」
「今日も楽しもーね!」
「おー!でもなんか、今日いつもと違う気がするんよ。」
「え、なんで?何かあった?」
「いや、何にもないんだけど。なんか何かが違う気がして。」
「んー?何かある感じ?」
「うち勘がいいからもしかしたら何かあるかもね…」
「抜き打ちテストがあるとか?勘当たったらすごいね」
「まーねー…」
そんなことを話しながら教室へ入っていった。
「おはよー!」「皐月と優希だー!おはー!」
教室へ入ると共に起こる、おはようのやまびこ。
そして私は席へ行く。
席は窓側の一番後ろ。
そして、隣は君。
私の彼氏、南野彼方だ。
でも今日はまだ来ていないようだ。
いつもなら普通にいる時間なのに、遅刻だろうか?
でも彼方は真面目だから遅刻なんて早々しない。
私は疑問の思いながらも、優希の元へ行った。
「優希、なんかまだ彼方きてないんだけど。」
「彼方?あいつが来てないなんておかしいな。」
「風邪でもひいたのかな?」
「どうだろう、まあ大丈夫っしょ。あとで先生に聞いてみればさ。」
「そうだね…」
そこで私はなんか嫌に思った。
なにか、何かがあると思った。
さっき優希が言っていた勘かもしれないけど。
何か悪いことが起こるような気がした。
でも正体は分からない。だからその何かを待つしかなかった。
キーンコーンカーンコーン…
チャイムが鳴った。
HRが始まるから私は席へ向かう。
席へ着いて私は直様隣を見た。
彼方が休みかどうか気になったから、いることを信じて向いた。
だが、そこには誰もいない。
1つの机と一脚の椅子。それだけだ。
風邪か、熱か。心配しながらもHRが始まった。
ガラッ
ドアが開き、先生が来た。
40代の男の先生、国忠先生だ。
いつもの先生、と思いきや違った。
いつも陽気な先生だが、暗い顔をしていた。
そんな時、先生は前の机の前に立ち、暗い顔で…
「皆に悪い知らせがある。
南野が事故に遭い、記憶喪失になった。」
と言った____
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