コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 初夢
- 日時: 2016/01/03 22:10
- 名前: 青い鳥 (ID: 6vRIMW/o)
俺の目の前におじさんが出てきた。
出てきたかと思うといきなりこう言ってきた
「君に魔法をかけてあげよう。」
何を言ってるんだこのおじさんはと思っていると
俺の体はみるみる内に縮んでいった
なんと餅になっていた
ありえない
魔法とかファンタジーの世界だけと思っていたから
信じてなどいなかった
なのに餅になっていた
俺の人生返せこの野郎
気づけば商店街で安い餅と売り出されていた。
いきかう人ごみが
声が
街を賑やかにしていた。
「安いよ、安いよー!」
「あら、じゃ一つ買おうかしら。」
と、お客さんがやって来た。
そのおじさんは早速俺を掴むとお客さんに渡した。
今後の俺どうなると思いながらその場を後にしたのだった。
気づくと今度は見知らぬお客さんの家の中
袋の中に俺は居た
先ほどのお客さんはキッチンへ向かったかと思うと
また俺の居る居間のテーブルへと戻ってきた。
今度は袋を掴むと
俺をキッチンへと運んで行った。
何をするかと思いきや、たぶんぜんざいを作るのであろう。
小まめや餅鍋おたまなどが用意されていた。
それはいいが俺の気持ちも考えてくれ
俺は鍋で煮るのを想像するとあまりの怖さに気絶した。
気づくと、お椀の中だった
やれやれ一時はどうなる事かと思ったが
ぜんざいはどうやら出来上がったらしい。
すると突然隣の餅が喋ってきた
「よぉ新入り君。」
こいつなんだとか思いながら
返事を返した
「よ…宜しく。」
くそぅ餅が喋るとか前代未聞だぞ
「ここは温かいだろう?」
まじでこいつ何言ってるんだ
頭おかしいだろう
そう思いながらも返事を返した。
「そうですねー」
同じ身とは言え俺の元は人間
餅と喋ってるとか恥ずかしさがこみ上げてくる
俺がこんな体験をしてるなんて家族も知らないだろう。
魔法をかけておれを餅にしたあのおじさんどうしてくれようか
お客さんの家族と思われる人々が揃い
いよいよ食べ始めるみたいだ。
正月だもんな。
他の豆も食べられたくない様子であった。
しかし、そんな豆とか餅の気持ちなんて分かる筈もなく
俺たちは食べられてしまう。
気づけば、俺はベッドの上だった
どうやら今のは初夢だったらしい
夢で良かった
まったく新年そうそう変な夢を見た
あのおじさんは一体何がしたかったんだ
本当に何が書きたいんだろう笑
こんな小説を書いたりしますが
どうぞ宜しくお願いします。><
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