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- 不器用レンアイ .
- 日時: 2016/01/05 13:44
- 名前: とらじろー (ID: ITxqjquz)
書き直しすいません!
アクセスありがとうございます
《登場人物》
〇乃坂裕-nosaka hiro-♂
誰もが認めるツンデレ野郎
〇佐藤瑠唯-sato rui-♂
誰からも人気者な完璧イケメン
〇今井月奈-imai runa-♀
ふわふわな乙女系愛され女子
〇宮野 葵-miyano aoi-♀
しっかり者で女子にモテる系女子
〇田辺 風香-tanabe fuka-♀
瑠唯に虜で月奈をライバル視している(ぶりっ子)
〇中野 光-nakano hikaru-♂
葵に想いをよせるサッカー少年
〇間宮 陸-mamiya riku-♂
スポーツマンな爽やか系男子
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- Re: 不器用レンアイ . ( No.1 )
- 日時: 2016/01/05 13:41
- 名前: とらじろー (ID: ITxqjquz)
episode.01
葵side
中1の夏休みが近づいたある日のこと
「葵、夏はいっぱい遊ぼうね」
私は中3の先輩と付き合っている
陸先輩は優しくてスポーツマンで人気者だ
「はい、思い出つくりましょうねっ」
私はニコッと微笑み言った
付き合って2ヵ月とちょっと
先輩は部活で忙しくあまり会えないが
週数回だが一緒に下校するのが私は大好きだ
「葵」
私の名前を呼んだ先輩の顔が近づいてきて
唇が重なった
「先輩…大好き」
「こんなとこでイチャイチャすんじゃねーよ」
私と先輩はびっくりして離れた
彼は乃坂裕、チビのくせに態度はでかい
私の幼なじみ
「裕、お前も早く月奈ちゃんとイチャイチャできたらいいな」
先輩は裕に言った
「陸うるせーんだよ!」
先輩と裕が言い合っている
月奈というのも幼なじみ
可愛らしい女の子で
あの子からは女子力しか感じない
裕は月奈のことが昔から好きだ
そして多分もう1人の幼なじみの瑠唯も好きだ
私たち4人は幼なじみで
親同士仲が良く昔からずっと一緒だった
「葵、今日はどこかに寄って帰ろうよ」
先輩が私の手をとって言った
「もちろん行きますっ!」
今日はもっと先輩といれると思うと
笑みがこぼれてしまいます
「気持ちわりぃなぁ、バカップルが」
裕が私たちのやり取りを見て言う
こいつ…覚えてろよ
「ねたむなよ、裕くん」
先輩が言うと、まぁ楽しんでー。と
裕は言い、帰っていった
「どこ行きますか?」
「とりあえずぶらぶらしよっか」
ニコッと微笑む先輩の手を握り返し
私たちは歩きだした
- Re: 不器用レンアイ . ( No.2 )
- 日時: 2016/01/05 14:30
- 名前: とらじろー (ID: ITxqjquz)
瑠唯side
「るいるいー、裕帰っちゃったのー?」
「俺も探してんだけど、帰ったっぽいね」
ここは学校
帰ろうと思って裕を探したら
もう裕はすでに帰っていたとゆーね
「月奈、今日1人なの?」
「葵が陸ちゃんと帰るから1人なんだよね」
「俺も1人だし、一緒に帰ろっか」
俺が言うと、月奈はニコッとして頷く
無邪気なところが可愛いんだよなぁ
「荷物とってくる!!」
そう言って月奈は教室へ戻っていった
俺は下駄箱の前で月奈を待った
「るいくーーーーん」
うわ…この声は…
田辺風香
俺に何かとつきまとってくる
一言で言えばぶりっ子
「1人なのぉー?めずらしいねっ」
俺は田辺をひたすら無視
「無視しないでよぉー、うちと帰ろ?」
そう言って俺の腕を触ってくる
「ごめんけど、好きな子いるから」
俺はそう言った
「月奈でしょ?親友の好きな人をとるわけ?」
たしかに裕は昔から月奈を好きだった
「うちの方がるいくんとお似合いだと思うけど」
「いいから黙ってくんない?」
俺は田辺を振り払いきつめに言った
「るいるいおまたせー!」
月奈が戻ってきた
「田辺まだるいるいにちょっかいかけてんの?」
月奈が田辺に言った
「あんただって裕くんとるいくんにちょっかいかけてんじゃん」
田辺も言い返す
「何言ってんの??」
「月奈、もう行こ。田辺にかまってる時間ねーよ」
俺は月奈をひっぱって外に出た
しばらくして自分が月奈の手を握っているのに気づいた
「あ、ごめん」
俺はパッと月奈の手を離す
「いいよ、久しぶりだよね」
そう言ってニコッと月奈は笑う
「月奈…」
裕には悪いと思ってる
裕の気持ちを知っといて、1番応援しなければ
いけない立場なのに
でも抑えられないし裕にも負ける気がない
「俺、月奈のことが好き」
「え?」
とまどう月奈を抱きしめる
「るいるい…?」
俺を見る月奈の上目遣いがたまらない
「なんちゃって」
俺はそう言って月奈から手を離す
「もぉーーー!」
月奈は俺を叩いてくる
「ごめんってー、なんか奢るから」
「パフェたべたい!」
俺たちは歩きだした
好きだよ月奈
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