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  疑 似 恋 愛 。 
日時: 2016/01/06 15:11
名前: 幸 ◆Ir0U2oK69Y (ID: QEDC6Aof)






「偽りの恋、始めようか。」


真っ直ぐ私の目を見て。
とても落ち着いた声で。

貴方は確かにそう言った。




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Re:   疑 似 恋 愛 。  ( No.1 )
日時: 2016/01/06 15:29
名前: 幸 ◆Ir0U2oK69Y (ID: QEDC6Aof)




  (*) 挨拶

初めまして、幸(さち)といいます。
疑似恋愛という何とも可笑しな題名に決まってしまいましたが、読んでくれたら嬉しいです#

コメント大歓迎。その他お断り。
ではでは宜しくお願い致します!


  (*) 記念日

・2016.01.08 Wednesday>小説開始


  (*) 目次

・挨拶〜お客様紹介 >>1
・注意、お知らせ等 >>2

 第1章 私には友達がいない。


  (*) お客様紹介


Re:   疑 似 恋 愛 。  ( No.2 )
日時: 2016/01/06 15:42
名前: 幸 ◆Ir0U2oK69Y (ID: QEDC6Aof)




 第1章 私には友達がいない。


肩に付くくらいの長さの、黒髪。
平々凡々な顔立ちと、このスタイル。
ただ着ただけの制服は、皺ひとつ無い。

世の中にはテレビで活躍する俳優や、ファッション雑誌に載ってるような綺麗なモデルと、華のような存在の人がいるのに。
どうして私は、こんなに地味に生まれ育ってしまったのだろうか……?

こんな地味で目立たない私は、きらきらしたことが物凄く苦手である。
ショッピングモールに行けば明るさに目がチカチカし、本屋の雑誌コーナーは華やかすぎて立ち止まったことなど無い。

私みたいな地味で目立たない人間は、豆電球が付いただけの薄暗い部屋で、静かに生きて行けば良いのだ。



  ***



「ねー、あの子すっごい見てるけど?」
「ちょ、何だっけあの子の名前?」
「地味で目立たないから分かんない。」



お昼休み。ひとり弁当。
私の耳に届く言葉には、もう慣れた。

だって、本当のことだから。



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