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- 零fighter山鷹隊ヨシュア外伝【オグル島の姫君】完結
- 日時: 2016/09/07 21:32
- 名前: ワタル (ID: C9n6E2JV)
零fighter山鷹隊 《ヨシュア外伝》
【オグル島の姫君】
プロローグ…。
そこはロギアンヌ大陸よりも、遥か東にある島国リトルシダーでの話。
※ロギアンヌ大陸とは零fighter山鷹隊の舞台となっている場所である。
(後付け設定w)
解らない方は是非、零fighter山鷹隊の本編をご覧あれ……。
____リトルシダーの世界観は、忍者、侍、妖怪が共存しているんですよ。
その島には、万里姫(まりひめ)という美しい女性がいたんです。
その姫様が闇将軍の使いの、悪い悪代官てきな奴に拐われちゃって…って話ですよ…。
しかも…鬼の巣食うオグル島にね………。
さてはて大変!!!
どうする×2!?
蜻蛉四十師団(かげろうしじゅうしだん)のお出ましだ!
表向きでは都を守る、め組の火消しの奴さん達(今で言う消防団)
だがその実態は……超絶忍者集団である!(一部侍、若干名半妖怪)
お頭は、服部万蔵(はっとりまんぞう)
No.2は、女ながらに最強のアサシン。御門美郷(みかどみさと)
四十師団って、一番隊〜八番隊まであるんすよねー。
んで
1小隊5人編成っス。
え〜早速依頼が来まして40人総出で出発!鬼退治いきまーす!
船を出しまーす!
見えてきましたオグル島!
中央にそびえ立つ鬼の顔の形をした岩山ですね…。
その牙城に万里姫がいるっす!
最年少隊長のヨシュア率いる八番隊の初仕事は、船の見張り番でーす。
あらゆる脅威から船を死守する事なんですよ。
しっかりやれよ!と服部万蔵!
かしこまりました!とヨシュア!
先輩方が勇ましく乗り込んでいきまーす!
セイヤ!ソイヤ!セイヤ!ソイヤ!
あ↑これBGMでーすw
先輩方は行ってしまったー!…。
因みに七番隊は全員女性のクノイチでーす。
残された小僧っ子5名……そのうち1人は女の子…。
おやおや?夜なのに何やらカラスの集団が飛んできますよー。
大蛇丸『おいでなすったぜ!どうするヨシュア?…』
ヨシュア『ああ わかってる…月詠!ミフネを起こして来てくれ!』
月詠『ふふ wりょうかーいw』
ヨシュア『ん?ジライヤの姿も見えない…さてはまた食料漁ってんな?』
カラスの鳴き声、近づいて参りました!
大蛇丸『フン!…ほっとけ!俺様1人で十分だ…八咫烏か?…おもしれー』
船首に立つ長身の大蛇丸……蒼白い刃紋の刀が鞘から抜かれました………つづく
※八咫烏(ヤタガラス)3本足のカラスである。
《目次》
第1話 オグル島上陸!初陣!! >>1 >>2 >>3
第2話 断頭台の封印 >>4 >>5
第3話 地獄妖怪たんたん坊 前編 >>6 >>7
第4話 地獄妖怪たんたん坊 後編 >>8 >>9
第5話 灼熱のカチカチ山 >>10 >>11 >>12
第6話 河童沼の森 >>13 >>14 >>15
第7話 牙城突入!!>>16 >>17 >>18
第8話 万里姫救出! >>19 >>20 >>21
最終話 沈没! >>22
余談 >>23
※[小説挿絵]イラスト掲示板も是非ご覧下さいw
劇中歌(BGM)
吉田兄弟 Rising
※クライマックス時の戦闘シーンで流れますw(イメージ)実際は流れません。YouTubeで検索して下さいw
- Re: 零fighter山鷹隊 ヨシュア外伝【オグル島の姫君】 ( No.4 )
- 日時: 2016/01/17 15:07
- 名前: ワタル (ID: HLTL9ZJI)
えーと、断頭台にナメコは無く。
代わりにヒラタケがビッシリ生えてまーす。
ジライヤ嬉しそうに収穫しまーす。
夢中で階段登りまーす。
一段登る毎に生えてまーす。
取り続けまーす。既にズダ袋は満杯だー!
気がつけば最上階っす!
扉がありまーす!
その扉、
なにやらお札が大量に貼ってありまーす。
ジライヤ暗闇で気づかず扉を開けて中へ入りまーす!
お札が何枚か破れ、古びて年季のたった紙が剥がれ落ちまーす。
"封印解くべからず"てきな文字が筆で書かれてまーす!
達筆でーす。
えー、ジライヤが中に入ると、急に気温下がりまーす。
『さむ!』
開口部が八方にありまーす!
でもでも、板が貼り付けられてまーす。
暗いっす。
『忍法!光苔! 』
ボン!
明るく照らしマース。
えージライヤ、大胆に板を破りはじめまーす。
全部っす。
んでもってそこら中に御札やら。
入り口の扉に貼り紙があったんですが、内容はコチラでーす。
《妖怪ハンター小天狗天丸参上。封印解くべからず。わんちっと。》
そんなの一切無視のジライヤでーす。
全部開口して、見晴らしよか!
島の入り江が全貌できまーす!
『うわー 合戦中だー!こっかららと五番隊しか見えねんねー?……あの連玉 撃ってんのって?白狼先輩らろっかね?憧れるわー………んーー?遠くの方から醜い大群が攻めて来てってー!……大丈夫らろっか〜?…あれー?お頭達がいねーね!?』
コレは援護に行くべきと判断したジライヤっす。
ちょうどヨシュアの姿も発見したっす。
ジライヤは飛行術が得意なんすよねー。
身を乗り出して………
『忍法!ムササビの術!』
因みにキノコの入った袋は担いでるっすw
ゾクッ
ありゃりゃ?
身を乗り出した、ジライヤ様子がおかしい?
開口部にあげた脚を下ろして棒立ちだー!
なんか脱力感だー!
ジライヤの後ろに誰かいまーす!!
何かの封印解いてしまったぁーーーーーつづく
- Re: 零fighter山鷹隊 ヨシュア外伝【オグル島の姫君】 ( No.5 )
- 日時: 2016/01/17 16:02
- 名前: ワタル (ID: HLTL9ZJI)
ジライヤが身体に異変を感じて、足元みまーす。
ゲゲゲ!
とてつもなく長い髪の毛が絡みついて動けにゃい!!!
ひーーーーーー!!
出ました二口女!
泣き声の正体っす!
『お!お!おかぁさーーーーん!!』
ダッサイ悲鳴が断頭台から鳴り響きまーす!
………。
『…ん!?なんか言った?』
うたた寝のミフネが片目開けまーす。
『え?私ぢゃないってwジライヤの悲鳴ぢゃない?』
膝枕でロン毛のミフネの髪を手ぐしでとかし、ほのぼのモードの二人っすw
『おい!見ろ!なんだあのデカブツ!!いつからアソコにいた!!』
血相変えた大蛇丸!走り込みっす!
船体の上甲板から身を乗り出しまーす!
『たんたん坊!!!!』
ミフネと月詠の声が同時に重なりまーす。
突如現れ!断頭台のてっぺんに居座るっす!
大きなギョロンとした目にデカイ口!
髪はボサボサ、テッペンハゲ!
でっかい顔だけ妖怪たんたん坊だーーーーー!
ゾクッ!
その時!断頭台から何か来る!見えないけど何か来るっす!
大蛇丸の脇を何かすり抜けたーーーー!
とっさに半身かわす大蛇丸っす!
切り裂く様な風が吹き頬に切り傷っす!上昇したーーー!
『ちぃ!!何奴!』
船体上方にくくり付けられた。蜻蛉(かげろう)の旗が瞬く間に、切り刻まれたっす!
ミフネと月詠は何がなんだか解らない様子でーすw
※蜻蛉とは、ウスバカゲロウ(トンボ)である。
『ミフネ!月詠!抜け!!敵襲だ!』
大蛇丸にだけ一瞬、見えました!
妖怪カマイタチでーす!!やばばばーい!………つづくw
- Re: 零fighter山鷹隊 ヨシュア外伝【オグル島の姫君】 ( No.6 )
- 日時: 2016/01/18 07:47
- 名前: ワタル (ID: HLTL9ZJI)
カマイタチが丸腰の月詠狙いまーす!
すんごいスピードどわーーーー!
『舐めるな!外道が!』
ザキィン!
ミフネの抜刀っす!
カマイタチの両腕は鎌っす!
一瞬の鍔迫り合いだーーー!
斬撃がほとばしるっす!
そこへ大蛇丸が飛び込み垂直斬りだーーーー!
ザン!!
かわされたぁーーーー!
『クッソォゥ!……しくったか!』
逃げるカマイタチを目で追う大蛇丸っす!
船の上甲板に穴が開いたっす!
攻撃力高いっすねぇーーー!
カマイタチは上空でクルクルと風車の様に廻ってまーす!
顔と身体はイタチだーーー!
ドスン!
ドスン!
ドスン!
『え?え?何?何?地震!?』
『んな訳 ねぇーだろ!来るぞ月詠!早く隠れろ!』
抜いた刀を素早く納刀し、再び抜刀の構えのミフネっす!
たんたん坊が遠くから迫り来るーーーー!
ストン!
隣に飛び込んできたのは大蛇丸っす!
刀を上段に構えまーす!
カッケーっす!
『フン!お前ばかりにカッコイイ真似はさせねぇーぞ!ミフネ!』
ドスン!ドスン!
『ハッw おい大蛇丸!ヘマして怪我すんなよ!!』
ドスン!
『フン!こっちのセリフだ!お前こそ足手纏いにならんことだな!!』
ドスン!
『ハァ?うるせー大蛇丸!鼻息荒れんだよ!』
ドスーーーーン!
『なにぃーーー!おのれを先に三枚におろしてやろうか!!』
シーン………
『ちょっとぉぉ!2人共!上見て!潰されるぅぅぅぅ!!!!』
船長室から顔を出す月詠っすw
月夜に照らされ地面に大きな黒い影!見上げる2人!
『何ィッ!』
『ヤベッ!』
頭上に大岩ならぬ、たんたん坊!
やっベーぞ!!!!………つづく
- Re: 零fighter山鷹隊 ヨシュア外伝【オグル島の姫君】 ( No.7 )
- 日時: 2016/01/18 21:22
- 名前: ワタル (ID: HLTL9ZJI)
ドッシャーン!!
たんたん坊の突撃プレス!
船の上甲板にめり込んだぁーーー!
ミフネが大蛇丸を突き飛ばし潰されたぁーーー!
『ミィフネェェェーーーー!!』
『ミフッちゃん!!!!』
……。
……。
その頃…焔五番隊は、敵の増援豚人間を、連携忍術で返り討ちっす!
『阿耨多羅三藐三菩提…』
『阿耨多羅三藐三菩提…』
『阿耨多羅三藐三菩提…』
『阿耨多羅三藐三菩提…』
白狼、睦、朧、迅雷の合唱だぁーー!!
※あのくたらさんみゃくさんぼだい。と言ってます。
『忍法!火炎龍!!!!』
4人の声が揃い!物凄い業火だぁーーーー!螺旋状に焼き尽くしまーす!
ゴォォォォォォ!
パチパチ…
プスプス…
燃え上がるっす。
『白狼殿ぉ!!この戦国卍丸(まんじまる)!作戦通りコレより赤目殿と共に進軍致すぞぉ!』
『うむ!我らの役目はこれまでだ!忍術は出し尽くした!作戦通り 戦国以外の五番隊は船に撤退せよ!』
作戦通りというのは、ある程度敵を減らした所で、戦国と赤目は本隊と合流する指示っす。
『幻妖斎!後は任せた!私が戻るまでの間 六番隊はお前が指揮をとるのだ!』
『ハッ!仰せの通りに!!!…赤目様!どうかご無事で!!』
残ったメンバーでブヒブヒうるさい残党共を蹴散らしまーす!
鯱と榊が負傷して倒れてまーす。
背中合わせに囲まれながら闘い、遂には二人共崩れ落ちまーす。
『くそ!キリがねぇ…限界だ!!……無念…』
『だな……鯱!…俺も……力が入らねぇ!…ここまでか……』
諦めかけた2人は刀を落としまーす。
というよりは、腕が鉛のように重く痺れて刀を振る余力がありませーん。
相当頑張ったっす。
トドメとばかりに豚人間が襲いかかりまーす!
『ブヒィーーー!!!』
『鯱ィ!榊ィ!あぶねぇ!』
ザン!
ピューゥウ……豚人間、斬られ血が吹きまーす。
『大丈夫か!?』
時雨が助けまーす!
通り名は喧嘩屋時雨でーす。
続いて、幻妖斎も現れまーす!
ズバッ!
ズバッ!ズバッ!
囲んでいた敵を一掃しまーす!強い!
続いて必殺技炸裂でーす!
『これ以上好きにはさせんぞ!受けるがいい!醜い豚め!秘儀!円月殺法!!!』
大きな真円を描く刀の残像に目を奪われて隙だらけだぁーー!
シュピピピン!
豚人間の隊長オーク・リーダーが瞬殺だーーー!
首跳ねまーす!
幻妖斎と時雨の活躍により、
やがて劣勢になった豚人間共は退却していきまーす!
白狼達、五番隊はとっくに戦場離脱っす。
一足先に撤退してましたー。
ヨシュアが草むらに隠れやり過ごしまーす。
『フーーッ 危ない危ない……白狼先輩に掴まったら間違いなく説教部屋だぜ……』
ヨシュアは赤目と戦国を追いかけまーす。
んでもって、
白狼達が船に戻ると誰もいませーん。
旗はボロボロ。
手摺は壊され。
船の上甲板に幾つも穴が空いてまーす。
生暖かい風が吹いて、とっても不気味な光景だーー。
『コレは一体!?何があったと言うのだ!』
『白狼様!八番隊の姿がありません!』
『そのようだな……だが…何か様子がおかしい……睦!朧!迅雷!陣形を取り私から離れるでないぞ!!!』
『ハッ!白狼様!しかし既に迅雷がおりませぬ!』
『馬鹿を言え!睦!迅雷ならたった今まで私の隣に…アレ!…いない!?』
『危ない!早く逃げてェーーー!』
『先輩!避けろぉーーーー!』
船長室から声が聞こえたっす!上を指差してるっす。
月詠と大蛇丸っす。
『お前達!そこで何をしている!状況を説明しろ!!』
後輩に強気の朧っすw
『朧!マズイ!!上だ!』
ズシーーーーーーン!!
『かはっ!……』
『おぼろぉぉぉぉぉ!!!』
叫ぶ白狼っす!間一髪避ける白狼と、睦っす。
『は…はくろ…う…様……』
ガク……。
下敷きになり血ヘド吐き、焔五番隊 朧 死亡っす……。
『グハハハハハハー!』
不気味な笑い声っす。
『こいつは!!!妖怪!たんたん坊!』
その巨体にビビる白狼っす。
『あがあが……はく……ろう…さ…ま…』
苦しむ声の方を見ると、身体を鎌で貫かれ宙に浮く人影が見えるっす…。
『迅雷!!』
カマイタチの鋭利な鎌でヤられちまったぁーーーーー!!宙ぶらりん!
『ひーーーーーーーーー!』
逃げる睦!
ズシーーーーン!
『睦ゥゥゥ!!!!』
グチャ!
ペッチャンコっす……。
『グハハハハハハハw』
焔五番隊 迅雷、睦、死亡っす……。
たんたん坊の大きな目がギョロギョロッとロンパりながら獲物を探しまーす……つづく。
- Re: 零fighter山鷹隊 ヨシュア外伝【オグル島の姫君】 ( No.8 )
- 日時: 2016/01/20 11:25
- 名前: ワタル (ID: HLTL9ZJI)
逃げる白狼っす。
『忍法!分身の術!』
たんたん坊は、10人くらいに増えた白狼に戸惑い、目がギョロギョロ回転しまーす。
立ち往生っす。
本物の白狼は大蛇丸達のいる船長室に逃げ込みましたー。
上空にいたカマイタチが迅雷を海に投げ捨てると、白狼の分身を次々と襲い始めまーす。
攻撃を受けると消える分身っす。
どんどん減っていきまーす。
『おい八番隊!何をした!あれは妖怪たんたん坊!その昔封印されたはずだ!』
『俺様にも…あ…いや オレにも解りません!突然現れました!あの断頭台のテッペンに!』
指を指す大蛇丸っす。
すると断頭台から黒い帯状の物が垂れ下がり、人影が絡み付きぶら下がってるっす。
『ん?あいつはジライヤか?何をしてるのだ!』
『あちゃーwやぱ しでかしたわw』
『ん?月詠 何か知ってるようだな…』
『あわわwいえいえw』
『そんな事より 白狼先輩!ミフネが…』
『ミフネが!?どうした大蛇丸!?そう言えばヨシュアも見えないが!まさか!?……おのれぇ!たんたん坊!!』泣
『そうでなくて…あそこに隠れてますw…オレを庇ってミフネは…仰け反り ダストボックスにinしました……』
『ミフっちゃん 出るに出れないんですw』
『……そうか しかし時間の問題だ……私の分身が殺られれば 次は我々の身に危険が迫る……頑張ってくれ我が分身達よ!たんたん坊を討ちとれぃ!』
『てか…白狼先輩…闘ってよ……w』
『だな…俺様もそう思う……ある意味 他力本願って奴だ…』
『このままじゃ ミフッちゃんも殺られちゃうよ!』
『よし!行こう!月詠!俺様に策がある!ついて来い!!』
『え?……あ…はい!』
白狼を置き去り火薬庫へと向かう大蛇丸と月詠っす!
『なるほどぉ〜w』
弾薬を食べさせ爆破する作戦でありますw ………つづく
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