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- ネガティブ彼女とナルシス彼氏
- 日時: 2016/01/11 13:49
- 名前: さとうさん (ID: HU9qn.Bn)
初めまして。
こんにちは〜(・・)
佐藤さんです!
斎藤さんじゃないです。パクリでもないですよ!
知らない方済みません(・o・)
タイトルどうり、ネガティブ彼女とナルシスト彼氏の
ほのぼの日常(?)を書いていきます。
不束者ですが宜しくお願いします。
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- Re: ネガティブ彼女とナルシス彼氏 ( No.1 )
- 日時: 2016/01/11 18:09
- 名前: さとうさん (ID: HU9qn.Bn)
第1話
ドンっ
廊下ですれ違った男子とぶつかる。
その男子生徒が持っていたジュースの中身が制服に飛び散った。
「あ、わりぃ・・・!ジャージ貸すか?」
心配そうな顔をする男子生徒。
「いえ、滅相もない!道の端を歩いていなかった私が悪いので!というかわたしの制服なんかどうでもいいので、あなたのジュースの中身が減ってしまったことが心配です!!本当に申し訳ありませんでした!!」
廊下が固まる。
・・・あっ。
またやってしまった・・・。
わたし、黒木ちよ。高校二年生。
わたしはいわゆる自虐的。みんなを困らせてしまい、気を使わせてしまう
超ネガティブ人間です・・・。
はい、クズです。
私と関わるみなさんごめんなさい。
直そうとしていますが治せません。口が先に動いてしまいます。
生きててごめんなさい。
でも死ぬ勇気もない中途半端な人間です。
本当にごめんなさい。
「あっははー!やばっ、それで逃げ出してきたの?
ちよってば、超ウケるー!!!!」
「り、凛子ちゃん、全然ウケないとおもうよ・・・。」
凛子ちゃんはいつもこんな感じです。
全体的にとても活発で明るく弾けている女の子です。
私にはもったいなさすぎるお友だちです。
「うーん・・・っていうかさ、ちよはもっと自信もちな?
ちよは優しいし、可愛いし、ちっちゃいし、私の自慢できる友達でもあるんだけどな?」
「そんなことな「あ、今からちよ、私の言うことに反論するの禁止。」
「・・・はぃ。」
「どうしてそうなの?ちよは可愛いよ。みんな、ネガティブだけど
優しくて気遣い上手なちよが大好きだよ?なんでそうなっちゃったの?」
「・・・。」
下唇をかみしめる。
”あんたなんか必要ないのよ”
誰かに褒められ愛されるたびにその言葉が心に響く。
その時の言葉が、忘れられないの・・・。
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